万代カレッジ合宿2日目の「マーケティングマネジメント」
糸井重里の「ほぼ日」
巻頭言は「今日のダーリン」
「連休中、とても天気に恵まれたと思う」
「寒くもなく、
暑いくらいだと言っても暑くはなく、
いい具合に風も吹いていたりして、
日差しもやわらかくて、
新緑をきれいに照らしていた。
人びとは、こういう季節だから、
外に出たがった。
むろん、ぼくもよろこんで外に出た」
「いまの季節、
ぼくらは外に
恋をしているのかもしれない」
さすが。
まったくの同感。
北港にあるリゾート&研修施設。
初夏の緑と花々、気分のいい環境。
やはり「ぼくらは外に恋してる」
しかしぼくらは1日中、1階大ホール。
今日もMandai Knowledge Merchant College。
万代知識商人大学。
合宿の2日目は、
朝8時から講義がスタート。
マーケティングマネジメントが、
5月のテーマ。
朝の講義は、
サービス・マーケティングと、
リレーションシップ・マーケティング。
そしてグループごとに分かれて、
マーケット・リサーチのディスカッション。
競争環境が激化する中で、
店舗ではどのような施策を立てるのか。
それをマーケティングの視点で議論し、
発表してもらう。
90分のグループワークを終えて、
いよいよ発表。
それぞれの競争環境を整理し、
万代店舗の強みと弱みを分析。
そのうえで立案した施策を提示する。
後ろの席では、
加藤徹カレッジ理事長も聞いている。
万代代表取締役会長。
受講生から互いに質問が浴びせられる。
もちろん加藤さんも阿部さんも、
鋭い質問を発する。
大いに盛り上がって
午前中を終了。
午後一の講義は、
「ID‐POSデータの活用」
マーケティングするにあたって、
どのようにビッグデータを活かすのか。
講師は通称CCLの面々。
カスタマーコミュニケーションズ㈱。
ビッグデータが今、
行政やマスコミ、そして企業で、
どのように使われているのか。
ID-POSとPOSの相違から、
ビッグデータの掛け合わせが、
新たなマーケティング視点を生み出す。
その基礎中の基礎から最新の動きまで
小売業の現場視点で講義してくれた。
越尾由紀さんは、秀逸のマーケッター。
執行役員リテールマーケティング部兼
アナリティクス・ソリューション部長。
ID-POSデータから得られた、
年代別・時間帯別顧客購買動向を分析し、
課題とその対策を検討する。
2期生の入江正徳さんは、
惣菜部商品部長。
このワークショップは、
堀江さん自身にとっても、
ずいぶん参考になっただろう。
最後に下岡太市副社長登場。
営業部門を統括している。
下岡さんは、
リニューアルを施した垂水多聞店の、
その目的と成果、
そして実際の対策と今後の課題を、
丁寧に語ってくれた。
実に内容の濃い、いい講義だった。
CCLの皆さんに感謝しておこう。
加藤さんの横は山口成樹さん。
取締役で情報システムを担当。
そして合宿講義の締めは、加藤さん。
万代知識商人大学理事長として、
いつもピリッと締めてくれる。
素早く移動して、
打ち上げは恒例の「久恵」。
2日間の合宿は大成功。
みんなで肩を組んでポーズ。
阿部さんはキャッチャーのポーズ。
高校時代に野球部で活躍し、
7月9日には甲子園球場で、
阪神対巨人のゲームの始球式をする。
事務局の人事部マネジャーは、
東尾里江さん、津田睦さんのお二人。
そして山口さん、加藤さん。
この季節、ぼくらは外に恋してる。
しかし2日間、じっくりと勉強するのも、
恋する季節の時間の使い方だ。
〈結城義晴〉
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