節分の「恵方巻」と[2月の商人舎標語]優れた商人・優れた人間
節分。
季節を分ける日。
暦の上では明日から春。
つまりは立春。
今日までが冬。
季節を分けるから、
1年に4回ある。
春の節分と、
夏、秋、冬の節分。
その中で最もポピュラーなのが、
冬から春への節分の今日。
季節の変わり目は、
邪気が生じると考えられた。
これは世界中にある民衆感覚。
邪気は「鬼」のこと。
だから節分には、
鬼を追い出して、邪気を払う。
邪気を追い払うために、
豆を撒く。
「鬼は外」がそれだ。
豆を撒き、
その撒かれた豆を、
自分の年齢の数だけ食べる。
ただし、数え年でなければいけない。
そして節分には、
恵方巻。
最もシンプルなのが、
セブン-イレブンの「七品目の恵方巻」
218キロカロリー。
太巻きはひとりにつき1本。
七福神にあやかって、
7種類の具が入った太巻き。
そして「恵方」を向く。
「恵方」とは、
その年の年神様のいる方角。
今年は南南東やや南。
最後に願いごとをしながら、
太巻きを最後まで食べる。
形だけだけれど、
やってみた。
写真は自撮りで、恐縮。
今日の土曜日は、
朝から横浜商人舎オフィス。
今日も夜中まで、
月刊商人舎2月号の入稿、
そして校正と責了。
ゼネラルマネジャーの亀谷しづえ。
経理担当の城山佳代子。
取材もするし、原稿も書けば、
編集も、校正もする。
お疲れ様。
その2月号の巻頭言。
[Message of February]
2月の商人舎標語でもある。
優れた商人・優れた人間
優れた店長、
愚かな店長。
結果だけがそれを明らかにする。
優れたマネジャー、
愚かなマネジャー。
長期にわたる成果がそれを証明する。
優れたリーダー、
愚かなリーダー。
優劣が判明するのは未来である。
ウサギとカメの競争にも、
アリとキリギリスのライフスタイルにも、
決定的な結末は示されていない。
優れたマネジャーは、
一人ひとりの強みを見つけ出し、
それを最大限に発揮させる。
優れたリーダーは、
よりよい未来に向けて、
人々を団結させる。
そして優れた店長は、
優れたマネジャーであり、
優れたリーダーである。
その両者の役割を担うことができる。
そのギアの切り替えどきを心得て、
マネジャー・リーダーシップを発揮する。
Managerは一人一人の強みから出発する。
Leaderは自分が描く未来像から始める。
優れた店長はその両者の機能を果たす。
さあ、あなたも、
優れたマネジャーを目指そう。
優れたリーダーを志向しよう。
それが優れた店長をつくり、
優れた部長、優れた社長を生み出す。
優れた商人、優れた人間を誕生させる。
〈結城義晴〉
では、今日はこれにて、
お疲れ様。
いい雑誌です。
〈結城義晴〉