2017商業販売動向調査と「THE OUTLETS広島」のイオンスタイル
目が覚めたら、雨。
窓の下には広島駅。
中国地方はまだ梅雨です。
東京や横浜は梅雨明け。
変な気分です。
昨夕、帝国ホテルから、
東京駅に出て、
そのまま新幹線のぞみ。
夜遅く、広島入りした。
(株)イズミ社長の山西泰明さんや、
(株)大創産業社長の矢野靖二さんは、
協会の総会に出席した後、
こんな時間に帰宅するんだろうな。
などと思いながら、
駅前のシェラトンホテルへ。
それからブログを仕上げて、
商人舎流通SuperNewsを公開。
その昨日のSuperNewsから、
2017年商業販売統計|
3年ぶりに商業販売額3.1%増/卸3.6%・小売1.9%
経済産業省の2017年の年間統計。
商業販売額は、前年比3.1%増。
ここでいう商業とは、
小売業と卸売業。
3年ぶりに前年を上回った。
卸売業販売額は3.6%増、
小売業販売額は1.9%。
主な業態別の前年比を良い順に。
⑴ドラッグストア5.4%増
⑵家電大型専門店3.1%増
⑶コンビニエンスストア2.4%増
⑷スーパー0.4%増
(総合スーパーと大手食品スーパー)
⑸ホームセンター0.4%減
⑹百貨店0.7%減
⑹無店舗販売0.7減
無店舗販売がマイナスなのは意外。
カタログ販売から訪問販売から、
全部合わせるとマイナス。
無店舗が全部良いわけではない。
既存店動向は2つの業態で発表されている。
百貨店は0.6%増で2年ぶりに増加。
不採算店を閉鎖して、全体の既存店は増加。
総合スーパーと大手食品スーパーは、
4年ぶりの減少でマイナス0.2%。
チェーンストアはまだまだ、
新店効果で売上げを伸ばさねばならぬ。
1年間の商業動態調査。
全体像を把握しておきたい。
さて、広島の朝、
タクシーで向かったのは、
THE OUTLETS HIROSHIMA。
西風新都にある「ジ アウトレット広島」
イオンモールが初めて開発した、
アウトレットモール。
その1階中央にある核店舗が、
イオンスタイル西風新都。
店内レイアウトのパネルをもってきて、
売場のコンセプトとゾーニングを、
ていねいに説明してくれた。
山知店長は商品部の鮮魚バイヤー出身。
そのキャリアから、商品にこだわりる。
バイイングの強みを活用する。
それがこのアウトレットの核店を、
独自のフォーマットにしている。
広報の皆さんとも一緒に写真。
私の左隣は、吉田和弘さん、
経営企画本部広報部マネージャー。
右は中四国カンパニー広報グループのお二人。
マネージャーの海老隆司さんと、
リーダーの林七恵さん。
詳細は月刊商人舎7月号で紹介しよう。
あいにくの雨模様の土曜日だが、
昨日29日から始まったセールで、
お客が入っている。
センターコートでは、
パフォーマンスで、
お客を楽しませる。
その反対側に「ケイト・スペード」。
ウッドプラザゾーンには、
スターバックスコーヒー。
お直しのマジックミシン。
アウトレット全体の店の、
サイズ調整や裾上げをしてくれる。
H&Mは東の端にある。
セール品は1000円以下の商品ばかり。
アウトレットのディスカウントのうえに、
サマーセールでさらに70%オフ。
アウトレットフロアを一回りして、
イオンでステーキランチとビール。
サーロインステーキ150gと、
カットステーキ150g。
都合300gのコンビランチ。
これで1500円也。
イオンモールが試みたアウトレットモール、
イオンスタイルが挑戦した非日常ストア。
意欲的なフォーマット開発には、
破壊的イノベーションが必須だ。
そして現在の日本には、
そんなイノベーションを受け入れる、
消費環境が整っている。
〈結城義晴〉