[日曜漫歩]富士を拝みつつ裾野カンツリー倶楽部
神と人間の物語。
はじめに神は、
天と地をつくり、
光と闇とを分けて、
昼と夜をつくった。
二日目には、
空をつくった。
三日目に海と地をつくって、
植物を茂らせた。
四日目に、太陽と月と星をつくった。
五日目に、魚と鳥をつくり、
六日目に、動物をつくった。
この日、神は自分に似せて、
男と女を創造した。
名はアダムとイブ。
そして、七日目。
神は、休んだ。
だから日曜日は休みの日。
今日の私の日曜漫歩は、
裾野カンツリー倶楽部。
大久保恒夫さんのホームコースへ。
ゴルフは私にとって、
休みに似たり。
ティーマークは富士山。
今日はMt.FUJIレギュラーティー。
全18ホールから、
富士の姿を見ることができる。
アウト2番ホールは、
528ヤードのパー5。
S字型の長いながいホール。
今朝まで雨で、
朝は霧に包まれていたが、
スタートのころには、
晴れ間が見えた。
このゴルフクラブの特徴は、
いつも富士山が見えること。
そして今日7月1日は、
富士の山開きの日。
4番はバンカーに囲まれたパー3。
5番ホールのパー4からも、
富士の頂が見える。
4番・5番と連続パーで、
今日のゴルフの一番いい時だった。
5番ホールのあとの茶店は、
バンガローのようだ。
その茶店の下に短い6番ホール。
パー4だが、ティーショットが良ければ、
グリーンから100ヤードあたりまで飛ぶ。
山の天気は、雲を動かす。
アウト最後の9番は、
富士の裾野を俯瞰できるパー5。
何とか45のボギーペースで前半を終了。
ランチをとりながら、
18番ホールを眺める。
インの10番ホールはパー5。
第3打地点から、
富士の頂が見えてくる。
空と雲と森と富士。
ランチの後は、気温が上がって、
静岡も梅雨明け。
そして13番名物ホール。
雄大な富士の姿。
ここでGo! Go! ポーズ。
大久保恒夫さんと中村博さんも、
一緒にGo! Go!
そして中村さんのティーショット。
さらに17番パー3も、
池の向こうに富士の姿。
私はティーショットを木に当てて、
それが跳ね返ってボールは池へ。
富士山に笑われた。
最後の18番はパー5。
第1打ドライバー、第2打スプーン。
2打を打ち終わって、
第3打で池越えのパーオンを狙う。
8月17日・18日・19日は、
ファンケル・クラシック開催。
シニアプロトーナメント。
私はこの名物最終ホールでも、
17番に続いて池に打ち込んで、
トリプルボギー。
上がりの2ホールで池に入れては、
優勝はできない。
いつの日かFANCL Classicに、
出場してみたいとも思うが、
まだまだ富士も神も、
許してはくれないだろう。
〈結城義晴〉