帰国しました! 平和堂米国研修第16団の調理大会と最後の晩餐
Everybody! Good Monday!
[2018vol42]
2018年の第42週。
今年もあと10週ほど。
帰国しました。
10月3日水曜日に出発して、
ドイツのフランクフルト、
イタリアのミラノ、
イギリスのロンドンに1泊して、
アメリカはテキサス州のダラス、
カリフォルニア州のサンフランシスコ、
帰国はロサンゼルス経由。
San Francisco国際空港。
平和堂アメリカ研修第16団。
帰国前の昨日の朝。
最後の総括講義。
これまで訪れた店を総評して、
そのポジショニングを確認。
それからコモディティ化現象と、
プライベートブランドを整理する。
さらにコンテスト型競争の時代に、
フォーマットが出現し、
ポジショニング戦略が必須であること。
最後は私の持論展開となった。
若い主任中心の第16団。
むつかしいことをやさしく、
やさしいことをおもしろく。
おもしろいことをよりふかく。
ありがとう。
勉強ばかりではなく、観光もした。
ゴールデンゲートブリッジ。
全員でハトッピーのポーズ。
元気でいいねえ。
ドライバーは、
今週だけ復活してくれた杉さん。
米国ナンバー1ドライバー。
その快調なドライビングのおかげで、
全員が順番に感想と決意表明。
率直な仕事の改善改革を訴えてくれて、
私はとてもうれしかった。
杉さんの運転でベイブリッジを渡る。
到着して固い握手。
杉さんはまた隠遁生活に戻る。
お元気で。
さて振り返ってみると、
ダラスでの調理大会が抜けていた。
ダラス2日目は、
視察研修しながら、
班ごとに夕食材料の買物。
予算は100ドル。
ただ見るだけだったり、
ちょっと水を買ったり、
お土産を買ったりするのでは足りない。
夕食の献立を立て、
その材料を本気で買う。
それが勉強になる。
買物と視察が終わると、
キッチン付きのホテルの部屋で調理。
役割分担。
御覧ください。
こちらはこれから佳境に入る。
味見するのも楽しい。
調理道具は一揃いあるが、
ナイフが切れない。
それでも日ごろの腕を発揮する。
男の料理です。
カボチャをくりぬきました。
出来上がりを楽しみにしてください。
僕たちはクールです。
メニューテーマは、
ハロウィンのテーブル。
ハロウィンだけにカボチャで苦労する。
団長と副団長も料理する。
コーディネーターの藤森正博さんも。
1時間半後には全班が調理を済まして、
テーブルセッティングを終了。
まず1班からプレゼンテーション。
班長は和迩(わに)店の上原秀郎店長。
テーマは、
「オーバーしちゃいました!」
予算の100ドルを大幅にオーバー。。
それでもローストビーフとハンバーグは、
自信作。
2班班長は守山店の木野照彦店長。
「ハッピーハロウィン&バースデー」
木野店長の誕生日を同時に祝う。
工夫を凝らして10品作りました。
3班班長はFM小柿店の田村哲史店次長。
ホールフーズのフラワーマイスターの、
カボチャを中央に配して、
スペイン風のオムレツなど多彩。
テーブル演出にこだわりました。
4班班長は池憲明スーパーバイザー。
店舗サポート部SV課。
テーマは「開けてびっくり玉手箱」
チーズフォンデュと和食を融合。
5班班長はFM日野店の梅原良和店次長。
テーマは「エンジョイ・ハロウィン」
スイカとカボチャに、
蜘蛛の巣。
アンガスビーフのメニュー。
最後に6班は
アルプラフーズマーケッ大河端の吉村貴志店次長。
テーマは「男のパーティー」
99ドルの予算内でぴたりと収めた。
料理は「男の酒のアテ」
楽しみます。
最後に団長の廣政久美子さん。
カスタマーリレーション部部長。
「うちの旦那さんの好きなもの、
つくりました」
おのろけ。
そして藤森さんも、
スフレやブラックライスを用意した。
いよいよ乾杯。
音頭は5班班長の梅原さん。
「カンパーイ!!」
あとは怒涛の食事会。
自分の班の料理だけでなく、
他の班のメニューも楽しんだ。
これは4班のスイカのお化け。
かわいい。
2班のハロウィン・ハンバーガー。
食事が終わると、表彰式。
副団長賞、団長賞。
そして結城義晴賞。
大賞は全審査員の意見が一致して、
2班の「ハロウィン&バースデー」
副団長、団長、そして、
私の講評のあと、お開き。
ダラスの楽しい調理大会。
一方、サンフランシスコの最後の晩餐。
フィッシャーマンズワーフ。
大きな「カニ」が名物。
メリーゴーランドもある。
夕日が沈んでいく。
イベントが開催されている。
レストランはいつもの「チャートハウス」
貸し切りの部屋からアルカトラズが見える。
アンモナイトの部屋。
窓の外には夕日がいっぱい。
美しく暮れていく。
乾杯の音頭は3班班長の田村さん。
クラムチャウダースープの後は、
ロメインレタスのシーザーサラダ。
そして一人一杯ずつのダンジネスクラブ。
これを食べているときは、
全員が静かになる。
食べているときに、
私たちの部屋の前で、
花火があがり始めた。
夕日が沈んだら花火。
なんということでしょう。
そのあと各班の代表が決意表明。
みんな素晴らしかった。
それから誕生日の二人のお祝い。
調理大会大賞を獲った木野本一紀さんと、
林健太さん。
おめでとう。
最後に副団長の玉垣寛さん。
SM第5エリアマネジャー。
そしてわれらが廣政久美子団長。
さらに藤森正博さん。
締めは結城義晴。
「すぐ役に立つことは、
すぐに役立たなくなる」
元灘高校教頭の橋本武先生の言葉。
学ぶとはそういうこと。
しかしすぐ役立つことは、
すぐに実行すること。
これを忘れてはいけない。
私の話の間も、花火はあがっていた。
最後に、
レストラン中に響き渡るような拍手。
ありがとう。
楽しい晩餐の後、みんなで、
ケーブルカーに乗った。
私だけタクシーで帰らせてもらった。
この旅の疲れが、溜まっていたからだ。
しかし一晩寝て、元気回復。
朝5時50分の集合で、
サンフランシスコ国際空港へ。
バスの中でも最後の講義。
「自ら、変われ!!」
若い人たちがそれを貫けば、
大化けするに違いない。
空港で藤森さんと握手。
ありがとう。
みんな、大化けしてもらいたいものだ。
しかしイノベーションは、
自分の目と耳で確認せよ。
焦点を絞り、単純なものにせよ。
小さくスタートせよ。
では、みなさんも、
頑張れ!!!
Good Monday!
(つづきます)
〈結城義晴〉