関東の大雪とロピア第3回NYC研修の「成長への出発」
今日はニューヨークに発つ日。
朝5時過ぎに起きて、
最後の支度をする。
気象庁の予測。
東京も横浜も、
上空約1500mに、
氷点下6度以下の寒気が流入。
そのうえ伊豆諸島付近で低気圧が発生。
それが東に移動しながら発達、
関東の広い範囲に雪を降らせる。
全日空も日本航空も、
午前6時時点で欠航便を決めた。
成田と羽田を発着する96便。
幸いなことに、
私が乗るANA110便は飛ぶらしい。
7時にタクシーを呼んで、
羽田国際空港へ。
30分ほどで羽田国際線ターミナルへ。
午前7時時点の東京の気温は氷点下0.4度。
日中の最高気温の予測は2度。
しかし、日中気温は、
実は私には関係ない。
11時20分には羽田上空。
羽田空港国際線は、
ずいぶん立派になった。
その団体窓口1番。
㈱ロピアのニューヨーク研修。
2015年から始まった。
1月上旬に第1班・第2班。
2月に第3班・第4班。
総勢160名が、
ニューヨークで学習し、
体験し、研修した。
その時点で、
ロピアの店舗チーフ全員と、
本部の社員ほとんどが参加した。
第2回は2017年1月。
この時は第1班・第2班80人。
そして第3回が、
今年の第1班と第2班。
隔年開催で総勢320人が、
同じ米国NYC研修を受けることになる。
私はロピア用の研修カリキュラムをつくる。
ロピアの野性味や成長スピードを重視する。
この間、ロピアは平均2割ずつ伸びて、
昨年2月期決算で日本小売業107位まで来た。
年間売上高1167億8600万円、
前年比22.2%増。
経常利益は66億800万円、
こちらは91.4%の増加。
売上対比の経常利益率は5.66%。
ここまでは日経新聞に発表されている。
今年2月の決算も伸び続ける。
2月末日に会計年度を締めると、
3月6日には早くも決算発表会が開かれる。
このスピード感がロピアの特徴だ。
今年はスケジュールが合って、
私も出席して、スピーチする。
ピーター・ドラッカーが言っている。
「成長には準備が必要である。
いつ機会が訪れるかは予測できない。
準備しておかなければならない。
準備ができていなければ、
機会は去り、 他所へ行く」
今回の団長は内田貴之さん。
取締役管理本部長。
このブログでは何度も紹介しているが、
㈱伊勢丹フードサービスの前代表取締役社長。
人事総務マネジャーの遠藤好和さん が、
注意点をアナウンス。
そして私が簡単なスピーチ。
体験することこそ、大切な勉強だ。
チェックインして、
ANAラウンジ。
いつものように生ビールとカレーライス。
それから9時40分に108Aゲートへ。
とうとう雪が降り始めた。
いつも乗り込む前に、
心の中でつぶやく。
「よろしくお願いします」
雪が激しくなった。
席に着いて、外を眺める。
窓には雪がへばりついている。
そのまま出発は70分ほど遅れた。
私はうとうとした。
そして動き出した。
飛び上がると東京湾。
あっという間に雲の上。
雲の合間にかすかに、
雪が積もったところが見える。
そして高みの見物。
誠に恐縮。
鍵山秀三郎さんが言っている。
「一番大事なことは、
他人から指示、指導されて
事をなすのではなく、
やはり自らが望んで
自分に命令をして
活動していくということ」
「これが人間としての
本当の活動であり、
そのことによって、真に、
成長し続けることができるのだと
思うのです」
行ってきます。
〈結城義晴〉