ロピアNYC第2班研修のバレンタイン商戦模様
ニューヨーク滞在6日目。
こちらの今日は2月14日、
バレンタインデー。
雪が積もればクリスマス
思いが募ればバレンタイン♪
赤いリボンで包まれた
贈り物が待ってる♪
贈り物が待ってる♪
(山﨑眞幹作詞作曲)
比較的暖かな朝のマンハッタン。
摩天楼から見える青空が、
聖バレンタインを祝福しているようだ。
今日は㈱ロピア第2班が到着。
JFケネディ空港に迎えに行って、
無事に到着したメンバーと合流。
バレンタイン当日は、
左サイドのハードウェア部門の入り口に、
バレンタイン商品を集めて最後の大展開。
一方、右側の食品ゾーンの入り口では、
No1ロープライスリーダーを、
打ち出している。
店舗左翼中央のシーゾナルコーナーは、
ずっとバレンタインを展開してきた。
しかしバレンタイン当日には、
一部の棚から商品が撤去されて、
新たなプロモーションの準備中。
その中央にでんと立つのは、
ピックアップタワー。
ネットで購買した商品を、
ここで自動装置で受け取ることができる。
高木勇輔㈱ロピア代表取締役も駆けつけて、
ウォルマートの商品サンプルを大量購入。
これを車中で全員に配って、
試食させる。
これがロピアの学び方だ。
ウォルマートは、
バレンタイン商戦でも、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
ウォルマートの次は、
ロングアイランドの、
スチュー・レオナード。
日本では、
女性が男性にチョコレートを贈る。
アメリカでは、逆である。
男性が女性にプレゼントするのが一般的。
花束や風船、ジュエリー、菓子などだ。
だからバレンタインデー当日は、
店頭で切り花を展開する。
わが団員は切り花には目もくれず、
あちこちに仕掛けがある売場を堪能。
浅野秀二さんと内田貴之さんも
団員に交じって昼食。
浅野さんはJACエンタープライズ代表、
内田さんはロピア取締役管理本部長。
スチュー・レオナ―ドはかつて、
「ディズニーランドのような店」と、
褒め称えられた。
歌を奏でるさまざまなマスコットや、
装飾物がお客を楽しませる。
ジョーズが天を泳ぐ。
楽しさ満載の店は健在だ。
エンドでもバレンタインデーの販促。
ここまで徹底して当日に売り込む。
柱周りにも花の鉢植え。
店全体はいつものトレーダー・ジョー。
しかしバレンタインデーには、
花のプレゼントを前面に出す。
ロングアイランドから、
ブルックリンに入って、
365ホールフーズ。
エスカレーターを降りると、
ここでもバレンタインのフラワーギフト。
黄色の花束が365のカラーと合っている。
ディスカウントタイプの店だが、
秀逸のデザインによって、
「品」のある空間をつくる。
私はこの店が好きだ。
この店がもっとも、
バレンタインギフト用の、
切り花を展開している。
それを男性たちが次々と購入していく。
しかも、いくつも手に取っていく。
アメリカでもバレンタインデーには、
親しい友人に花を贈る習慣がある。
切り花や鉢植えの商品リストがあって、
お客はマル印を付けて注文しておいて、
バレンタインデーに受け取る。
さらにこんな商品も。
チーズ、フルーツ、サラミを盛り合わせた
バレンタイン用チーズプレート。
価格は39.99ドル。
初日の最後の店舗視察。
アルコールも解禁にして、
ホールフーズを楽しんでもらう。
タイムズスクエアの賑わいに触れつつ、
ブロードウェイを南下する。
そしてロピア恒例のステーキハウス、
ウルフギャングへ。
Wolfgang’s Steakhouse。
ピーター・ルガー・ステーキハウスは、
マンハッタンでも名門中の名門。
そこで40年以上も、
ウェイターとして活躍したのが、
ウルフギャング・ズウィナー氏。
ズウェイナー氏が2004年、
独立して創業したのがこの店。
旧知の柴田昇執行役員と、
商人舎ゼネラルマネジャー亀谷しづえ。
そして名物のポーターハウスステーキ。
サーロインとフィレを一度に楽しめる。
もちろんグレードはプライム。
ウルフギャングを堪能したあと、
それぞれにニューヨークの夜を楽しんだ。
(つづきます)
〈結城義晴〉