結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2004年09月20日(月曜日)

「公正で公平な社会的活動を行え」を実践した。

2004年8月~9月の『20日〆行動日誌』

□「ありがとう」の言葉と感謝の気持ちをひと時も失わずに、1カ月を走り抜けました。

□8月21日(土曜日)、22日(日曜日)、少年少女ソフトボール関東大会で埼玉県吹上へ。結局、昨年の全国大会優勝チームの同じ神奈川県の横須賀に準決勝で負けて、第3位。これ、もう14年続けている私のボランティア活動です。小学校で教師が教えることのできないことを教育する、体験させる。僭越ながら、微力ながら。それが私の社会的活動のポリシーなのです。22日は試合終了とともに、新幹線で高崎から長野・小布施へ。竹風堂社長・竹村猛志さんにお迎えいただいて、同社の灯博物館と竹風堂の本店を見学。来年の商業界ゼミナールに関するアドバイスをいただきに来たのです。貴重なご意見に感謝。ちなみに竹風堂はこのたび、信濃毎日新聞の第33回信毎広告賞最優秀賞を受賞しました。企業哲学が新聞広告にくっきりと反映された広告で、毎月、新聞を贈っていただくたびに、私は心底、感心していたのでした。おめでとう。

 

□24日、朝から恒例の部長会。昼前、ブルーチップ㈱の多胡博行さん来社。午後、編集長会議。テーマは2月ゼミ企画。会議もそこそこに、羽田から小松へ。商業界北陸ゼミナール石川県大会が翌日から開催されるのです。小松からサンダーバードに乗り継いで、和倉温泉へ。有名な加賀屋姉妹館のあえの風。到着すると、事務局の夕食会は最高潮。なぜなら680人もの参加者が集まってくれるからです。翌日から2日間がゼミ。商業界では夏の終わりから秋にかけて、全国7カ所で商業界地方ゼミナールが開催されます。北陸ゼミはその先頭を切って開かれ、毎年、大きな実績をあげているのです。25日昼の開講式で百井和義運営委員長の挨拶に続いて、商業界からのメッセージ。アテネオリンピックに引っ掛けて、「金メダルのゼミ」に感動、と一言。このゼミにはイオン名誉会長相談役の岡田卓也さんにもご出講いただいて、「貫く」をテーマに本ゼミナールにも負けない内容となったのでした。商業界からも3人の編集長が分科会及び商人塾の壇上に立ち、良い話をしてくれました。『商業界』編集長の工藤澄人、『販売革新』編集長の三浦美浩、『飲食店経営』編集長の千葉哲幸。ご苦労様。

 

□翌朝は岡田さんの講演を聞いてから、能登空港へ。さらに羽田から横浜みなとみらいへ。パンパシフィックホテルでオール日本スーパーマーケット協会の講演会に出講。テーマは「ブーメランの法則の競争力はどこまで通用するか?」。60分早口で喋り捲る。賛否両論、お受けします。その後、懇親会。翌27日は朝から『販売革新』拡大媒体会議。午後、新高輪プリンスホテルで第一屋製パンの新製品発表会。この席で講演。テーマは「ノン・コモディティの商品戦略」。細貝理栄社長の商品開発への熱意にほだされて、私も熱のこもった講演。その後、人気のイタリア料理店ラベットラ・落合務シェフのパスタを楽しみながら懇親会。一度帰社して、夕方からは、アメリカンクラブで食品メーカーと流通業のトップの会食。細貝さん、森永乳業会長の大野晃さん、ヤオコー川野幸夫社長、オリンピック金澤社長良樹社長、そしてオール日本スーパーマーケット協会荒井伸也会長の面々。そこに私が加わる。この会は細貝さんの主催で、最後は熱の入った議論に展開。ウォルマートは果たして、日本で成功するのか。5年後には判明しているはず。28日、マンションの定期総会。私、今年は理事長なのです。

□30日、午後、役員会。夕方、SAPジャパンの新井飛鳥さんら来社。31日、9時30分、㈱商業界の決算発表会。といってもマスコミにではなくて、社員に発表する会なのです。夜は、U28の会。

 

□月が変わって、9月。1日から4日まで、札幌出張。1日は日本セルフサービス協会の2005年スーパーマーケットトレードショー実行委員会。増井徳太郎協会会長、横山清実行委員長の下、スーパーマーケットトレードショーは躍進しています。この時点でもう満コマ。2006年の構想も秀逸なもので、こちらは2.5倍の規模に拡大するというのに、80%はコマが予約されている。翌日は72人の参加で、大懇親ゴルフ。因みに私の誕生日。4日、札幌に本社を置く商業総研の講演会。テーマは「Tide of Time」。この会社、実にいい企業文化をもっています。

 

□6日、2月ゼミ社内企画会議。7日、朝、『食品商業』拡大媒体会議。8日、出版合同会議と第26回新製品開発会議。夕方、ビッグサイトへ。第58回東京インターナショナルギフトショーへ。正直、驚いた。そのスケールに。そして、ノンフーズ分野に巨大なマーケットが実在することに。9日、急遽、夏休みの分の休暇をとって、伊豆へ。実は、私の父と妹と、3人では初めてのゴルフ。親孝行。楽しかった。10日、東京国際フォーラム。ブルーチップ㈱の社内研修セミナー。宮本洋一常務とは旧知の仲で、そのたってのご依頼で講演。自分で言うのもおかしいが、充実した話ができたと思う。帰社して、夕方からはU34の会。痛飲。

 

□13日、成田から、マレーシア・クアラルンプールへ。イオングループのジャヤジャスコ設立20周年記念・マレーシア植樹活動に参加。13日、1日がかりでクアラルンプール到着。パンパシフィックホテルに着いたら、午前零時半だった。翌朝は、店舗視察。ジャスコ2店、テスコ1店、イケア、カルフール、など。大型のショッピングセンターも4カ所。この中には現在、世界最高のツインタワーのショッピングセンターも。イケアは売り方と低価格商品の開発で、革新している。ただし、ワンウェイコントロール方式の店づくりはロングタイムショッピングになってしまっているが。テスコは、ソウル郊外のホームプラスを彷彿させる店で、秀逸。ここでテスコCEOのテリー・リーヒー氏に遭遇。4月27日の、ウォルマートCEOリー・スコット氏の時のように握手や会話はできなかったが、ワイシャツ姿で、商品と売場を真剣にチェックする姿は印象的だった。今年、私はついている。15日は、早朝から、植樹活動。日本人のボランティア900人、マレーシア人2000人で、3万本のフルーツの苗木を植えた。私も10数本の木を植えた。それだけで感動した。「マレーシアを美しい国にしたい」。ダト・ハジ・アジザ大臣の言葉には感動した。「21世紀は水と緑の時代。だから私たちは木を植えます」。岡田卓也さんの言葉にも感動した。これが、チェーンストア経営で成功を収めた岡田さんの社会的活動のポリシーなのです。夕方から、ジャヤジャスコ20周年の式典とパーティ。岡田卓也さん、元也社長をはじめ、イオングループのトップ、幹部勢揃い。この件は、『販売革新』誌来11月号で執筆予定。パーティが終わって、ホテルに帰ると、23時半。翌朝は、帰国。22時半帰宅。実に、へとへと。しかし、良い勉強をした。イオン広報の皆にも世話になった。ジャスコ清水店の前滝さおりさんとも友達になった。植樹エリア59番のボードに私はこう書いた。「2004. 9. 15. すべての人に、ありがとう」

 

□17日、朝から『コンビニ』と『商業界』の連続拡大媒体会議。午後、寺岡ニューバランスフェア講演。東京国際フォーラム。聴きに来てくださった皆さんありがとう。このフェア会場で、クイーンズ伊勢丹の前会長・田村弘一さん、旧知のドラッグイレブン社長・大久保恒夫さんにもお会いできて、嬉しかった□忙しい1カ月だった。すべての人にありがとう。

<結城義晴>


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