2007年12月29日(土曜日)
ダイナムホールディングス社長・佐藤洋治の経営哲学
暮れも押し詰まった12月28日、9時30分。
東京・西日暮里。
ダイナムホールディングス。
佐藤洋治さんは、その代表執行役社長。
パチンコホールダイナムの持ち株会社。
佐藤さんはこちらの代表取締役会長でもある。
28兆円といわれるパチンコホール市場に、
常に革命的アクションを投げかけ続けてきた。
現在、ダイナムは287店舗、年商1兆1000億円。
しかし、ダイナムは、大型店・繁盛店を意識的につくらずにきた。
コツコツと汗水たらして、
現場を大切にしながら、
パチンコホールのチェーンストア・システムを構築してきた。
「私たちは現場第一主義です。
顧客の顔を見て、
商売をしなければならない。
本部も店舗も、
顧客の動向を敏感に感じながら、
反応しないと、
企業は駄目になる」
「その上で、
適切な利益が上がること」
「人のダイナムを目指しています。
会社や組織を運営する上で、
人の総エネルギー量が極めて重要になる。
企業が永続していく要素としては、
人のエネルギー量が大きくなっていくこと。
それが続いていかないと、
50年、100年はもたない」
「企業とは何か。
何のために働くのか。
これをトップや幹部が掘り下げていく。
それが50年後、100年後をつくる」
佐藤洋治さんの視点は、高くて、大きい。
パチンコホールを産業にする。
産業の次を見ている。
「ワンアジアクラブ」というNPOを主催し
アジアをベースに世界的視野を持つ。
「企業としての原理原則。
そして人の集団。
50年後に残るものは、それでしょう」
〈結城義晴〉
5 件のコメント
先日はご苦労様でした。ＤＹＨＤの松井です。
先生のお話や今回のブログを拝見し、百貨店時代、自分が夢見た産業化の実現という思いを強くしました。
社長は「人のダイナム」というフレーズを使い始めており、小生の背負ってきた人事領域への期待が高く、とてもプレッシャーですが何とかついていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
「人の総エネルギー量が企業価値を決める」。
私も、思います。
だから、すべての人が、コツコツと汗水たらして、
一人ひとりのエネルギーを、
自分のお客さまに向ける。
それが企業です。
これからも、これまでも。
社長、はじめまして。是非、京都府福知山市にダイナムの出店をお願いします。近くにふざけたパチンコ店がありぶっつぶしてほしいんですが。これは本当の話です。以前、私が働いていた店ですが仕事の頑張りも評価してもらえず去年の暮れに店を突然クビにされました。その店長だけは絶対に許せなくて…
5〜6年前にダイナムで働かせて頂いておりました。
ダイナムで働く前はマルハンで働いておりました。
当時は、ダイナムが業界1位。マルハンが業界2位。
10年以上前でした。
僕がマルハンからダイナムに入社した時に
感じたことは、このダイナムの職場環境は
正直緩いと感じました。
従業員同士の馴れ合いの甘い環境。
この環境ではマルハンに抜かれるなと、、、
それから、マルハンが決算月を合わせて来た時に
業界1位は収奪されました。
マルハンで働いてた当時のマルハンの社員は
「システムのダイナム。人のマルハン」
マルハンはマンパワーで大きくなった会社でした。
今ようやく、「人」が重要と気がつかれた事は
非常に大きいと思います。
貴社の発展を心より願ってます。
以前、ダイナムの採用試験を受けたことが、ついこの間にかんじます。不採用となりましたが、経営理念が、すごかったこと、今でも感じています。戦略 コスト 人道的 素晴らしいです。