今年はイノベーションの年 「自ら、変われ!」
Everybody! Good Monday!
本格的な2008年の始まり。
今年のテーマは「イノベーション」です。
イノベーションは、
ヨーゼフ・シュンペーター先生を抜きには語れない。
オーストリア人で、最後は米国ハーバード大学で教えた。
イノベーションは、
シュンペーター初期の著書『経済発展の理論』では、
「新結合」と呼ばれた。
すなわち、経済活動の要素を、
新しい組み合わせで結合させることによって
新しいビジネスを生み出すことを
イノベーションと定義づけた。
同じくオーストリア人のピーター・ドラッカー先生は、
「イノベーションとは、
顧客にとっての価値の創造である」
と言い切る。
「イノベーションは、科学的・技術的重要度ではなく、
顧客への貢献によって評価される」
「技術的イノベーションと同様に、
社会的イノベーションが重視される」
「イノベーターは、リスク志向ではない。
イノベーターは機会志向である」
私は昨年から、
「自ら、変われ!」
と訴え始めた。
そして今年は、
その本格的な主張の年であると思っている。
それは、私自身の実感による。
様々な現象がいま、2010年に向けて収斂しつつある。
例えばひとつの法律が変わる。
この数年、基本法改革の連続であった。
薬事法が変わる。
労働基準法が変わる。
それが2010年を目処にしている。
小泉改革は、2010年の変革を生み出す序曲だった。
例えばひとつの企業が2010年への目標を掲げる。
他の企業も2010年への目標を掲げる。
これらが集まって、2010年が一区切りになる。
そんな現象が見える。
だからいま、いっそうのイノベーションが必要なのだ。
再び、ドラッカー先生。
次の言葉を残している。
「イノベーションの必要性を最も強調すべきは、
技術変化が劇的でない事業においてである」
つまり、商業、小売業において、
イノベーションが強調されねばならないからだ。
自分が変わらねば、店を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、職場を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、会社を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、社会を変えることは出来ない。
今年は、そんな年です。
さて、2008年1月第2週のスタート。
小売業の皆さんは、
「発売り」を元旦や2日から始める。
3日からという店もあるかもしれない。
3が日は休んで、4日からという場合もあるかもしれない。
もちろんコンビニのように365日、24時間営業の店もある。
今日7日から「仕事始め」という会社も多い。
自分が休んでいるときに、
働いてくれる人々には、
感謝の心を忘れたくないものです。
そして、人が休んでいるときに、
自分が働くという心構えも、
失ってはならないと思います。
あなたは、いつ、どこで、どんな状況のときに、
それをやっていますか。
これも、自ら変わることに、
役立つはずです。
人が休んでいるときに、
自分の時間を使って、
社会や顧客や会社に貢献する。
私たちに与えられたものは、
突き詰めると、
時間しかない。
その貴重な時間を、他者のために使う。
今日は七草粥の日。
成人の日を加えた3連休まで、
自分の時間をいかに使うか。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
0 件のコメント
変化に対応できる強い人間になればいいんですね。了解いたしました、頑張ります。
その通りです。
それが「なにごとにも、果敢に挑戦」となります。
Everybody! Good Monday! の翌日です。
私の今年のテーマも「自ら変われ!」を掲げました。
それがイノベーションに繋がるのですね。
16日の結城先生の講演にそのヒントがあると見ました。
16日が待ち遠しいです。
よろしくお願いいたします。
酒バイヤーさん、ありがとう。
「自ら、変わる」のは本当に大変なことです。
誰かに背中をたたいてもらったり、
今、自分が大切だと思っている何かを捨てたり、
あるいは、困難な状況が訪れたりしなければ、
なかなか、変わることはできません。
変わろう変わろうともがくほど、
変わることはできない。
けれども、しばらく経ってみると、
その努力が、そして変わった自分が、
周囲に影響を与えて、
以前、大切であると思っていたことが、
むしろ捨てなければならなかったものだと、
気づかされたりします。
自分を変えることは、実は、
スリリングで、面白いことなのです。
それが成長なのだと思います。
頑張って。
応援しています。
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