「春分の日」から4日間の書き入れ時に黒田節子のマーケティング!
今日は「春分の日」。
けれど、全国的に雨模様。
西から少しずつ、あがってくる。
今日からの4日間。
書き入れ時。
出だしは、雨模様だが、
だんだん良くなる法華の太鼓。
週末を楽しみに。
私のオフィスの窓から見える桜の木。
世の大勢とは別世界のように、
人々の暮らしは淡々と行われる。
小さな喜び、小さな悲しみ、
小さな出来事が少しずつ現れては消える。
そんな暮らしの機微に触れつつ、
大衆とともに生きるのが商業である。
ちらほらと桜の花が開いた。
今日から、プロ野球は、
パシフィック・リーグが開幕。
私は、生まれ故郷の福岡をまだ引きずっていて、
だから今は存在しない「西鉄ライオンズ」ファン。
日本経済新聞・スポーツ欄のコラム、
豊田泰光の「チェンジアップ」を愛読している。
三原脩監督のチームづくり、モデルにしている。
選手をとことん信じる采配。
さてプロ野球が始まると、春であることが、
強く認識される。
ビールが美味くなる。
そして食べ物も、バラエティが出てくる。
生活に意欲が出る。
社会全体に、元気が出てくる。
それがわが日本の特長だ。
自分たちの特長や強みを、正しく認識し、
それを意識して、生きていくことと、
無意識のうちに過ごすのとでは、
大きな差が出てくる。
大事なことだ。
今日は、私は、原稿書きの仕事。
テーマは「マーケティング」。
マーケティングとは、
Market(市場)をingさせる(動かす)こと。
これは、マーケティング・コンサルタントの黒田節子先生の定義。
素晴らしい。
だから私も、この定義を、
基本に据えて考えを組み立てる。
言葉とは面白いもの。
本当に。
英語で、マーケット、フランス語でマルシェと言えば、
二つの意味を持つ。
ひとつが、市場(いちば)。
生鮮品など持ち寄って売る市が立つところ。
売り手と買い手が定期的に特定の商品を取り引きするところ。
狭義の意味という。
もうひとつが、市場(しじょう)。
こちらは需要と供給の間に存在する交換関係を意味する。
金融市場、日本国内の家電マーケットなどという。
広義の意味。
日本語のほうが意味の規定が明確で、
間違いが少ないだろうけれど、
市場と漢字で書くと、Market、Marcheと同じになる。
いずれにせよ、マーケティングは、
その広義のマーケットを、
動かし、揺さぶり、価値を生み出す行為
ということになる。
商売そのものだ。
ご名答。
そう。
マーケットや市場が、大きい、小さいはあるが、
我々が毎日やっていることこそ、
マーケティングそのものなのだ。
人々の暮らしの機微をとらえ、
その小さな喜びをちょっとだけ増やして差し上げる。
それが私たちのマーケティング。
春分の日のマーケティング。
さあ、今日から始まる4日間の書き入れ時。
あなたは、あなたの店は、あなたの会社は、
どんなマーケティングを志すのだろうか。
<結城義晴>
追伸
4月17日「商人舎発足の会」詳細とお申込方法、
このホームページ左最上段に載せました。
是非、ご参加ください。商人舎最初の仕事です。
結城義晴一世一代のイベントです。
張り切っています。
張り切りすぎて、
来週、目の手術です。
でもすぐ、復帰して、
また元気を売ります。
よろしくお願いします。