結城義晴・燃える闘病日記④27日午後7時30分、再び手術受ける
緑内障手術後3日目、
今日、単行本1冊分のゲラが届く。
校正態勢に入る予定でしたので、
ブログも通常通りに、
元気良く再開するつもりでした。
が、昨日朝の診断の結果、
昨夜、第2回手術を受けました。
右顕微鏡下硝子体茎離断術という手術。
第6手術室に入って、
もうおなじみの手順を踏んで、
約1時間半ほど。
網膜剥離や25日の緑内障手術ほど、
長くも難しくもないものですが、
私だけの特殊な事情から、
右目の硝子体の一部を取り除くことになりました。
でもこちらのほうが、きつかった。
硝子体をかなりの割合で除去したからです。
信頼する北善幸先生がやってくれました。
3度目の執刀です。
これで、右目の水晶体と硝子体のほとんどがなくなり、
網膜は縫い目だらけという状態になりました。
江戸時代でいえば、
伊達政宗、柳生十兵衛、丹下左膳と同じでしょうか。
それでも幸いなことに、
右目に光を感じることができます。
ありがたい。
だから、今日も安静に。
ブログもこれくらいに。
私は大丈夫です。
自分がマゾかと思うくらいに、
試練には強いのです。
アメリカの西部劇でも日本の時代劇でも、
最近のハードボイルドものでも、
よくあるでしょう。
痛めつけられて痛めつけられて、
耐えて耐えて、最後に勝つというパターン。
あれ、結構好きなのです。
涙流しながら、見たりするのです。
そんな感じでしょうか。
私、辛抱強いのです。
心は燃やせ、頭は冷やせ。
<結城義晴>