総合スーパー、ファミレス、かつての主流総衰退、イノベーションが求められている
わが「商人舎発足の会」まで「あと7日」
少しずつ、高揚してきました。
2月1日に、会社設立してから、2カ月と10日。
私たちの本当の出発が、17日なのです。
ご期待ください。
4時間の記念講演も「励まし祝う会」も、
サプライズを企画しています。
英知を集めて。
「期待を裏切らず、予想を裏切る」
この心意気です。
さて今日は、仙台に出張。
テラオカニューバランスフェアで講演。
入院・手術後、初めての90分。
無理せず、それでいて誠実な講演を心がけますが、
語っているうちにいつものようにテンションが上がり、
いつしか全力投球。
こうなってしまいます。
東北の皆様、ご期待ください。
昨日は、午後から、
東京・渋谷で新しい単行本の打ち合わせ。
フリー編集者・二宮護さんと、
㈱産学社編集部・新垣宜樹さん。
「小売業」に関する本質的で初歩的な解説本を書きます。
夏から秋に向けて。
難しいことを、易しく。
易しいことを、面白く。
面白いことを、より深く。
これ、私の信条であります。
しかし今回は、「より深く」は、
抑えて、抑えて。
「イージー、イージー」。
易しく、易しく。
面白く、面白く。
これに徹する。
二宮さんは、日本実業出版で凄腕編集者といわれた。
あくまでクールで、あくまで誠実。
それでいて、つぼを押さえる。
私の大学時代の後輩、相棒、女房役、誕生日同じ。
私の『メッセージ』の編集も担当してもらった。
楽しみです。
その後、池尻大橋の東邦大学病院。
手術後の検査、診察。
手術した右目の眼圧は何と7。
正常な左目が、14。
入院前、右目は眼圧47だった。
「このままでは失明」といわれた。
それがここまでよくなった。
まだ油断は出来ないが、経過良好。
私、また一段と、気力が湧いてきた。
「志定まれば、気盛んなり」
最後に業界全体の話。
昨日書いた『商業統計』には、
昭和51年から「小売業態別統計」という項目が現れた。
この中に「総合スーパー」という中分類がある。
「総合スーパー」の中には「大型総合スーパー」という小分類あり。
今回の、その大型総合スーパーの数値と前回比。
①年商 7兆4397億円(前回比マイナス 11.5%)
②店数 1384店(同マイナス7.5%)
③売場面積 1585万0381?(同プラス4.3%)
売場面積は増え続けているものの、
年商は二ケタ台で減って、
しかも店舗数も減っている。
1384店で、ここからイオンは100店を閉鎖するという。
イトーヨーカ堂も、不採算の大型総合スーパーを、
177店舗のうち4分の1、リニューアルする。
このフォーマットは完全に衰退期、
そして改革期に入ったといってよいのではないでしょうか。
あたかもセブン&アイ・ホールディングスは、
ファミリーレストランのデニーズの大幅見直しに入ると発表。
かつての主流フォーマットが、
衰退期にはいり、
決定的なイノベーション、もしくは閉鎖に見舞われる。
『商業統計』はそんなことを表しているし、
時代は2010に向けて、
猛スピードで変わろうとしている。
<結城義晴>