アメリカ FMI とsupermarket 巡り⑨インディペンデントの誇りゲルソンズ・スタディ
5月8日、ロサンゼルス。
ビバリーヒルズのセンチュリーシティ・ショッピングセンター。
スーパーマーケットの老舗「ゲルソン」を訪問。
ちょっとベテランの日本人スーパーマーケットマンなら、
知らぬ者はないというくらいに有名な高級店。
その陳列の見事さ、きめ細かさ、
見る者、訪れる者をうっとりさせる店づくり。
まずは、店をご覧いただこう。
説明は、明日。
青果部門から。
その全景。
商品のフェースをきちんと見せて陳列する。
これ基本中の基本。
カットフルーツは氷を敷いて、
商品が映えるように。
これも基本。
こういった店には必ずあるサラダバー。
生鮮の鮮度が良くなければ、サラダバーやスープバーは成り立たない。
得意の牛肉は、プライムの最高級レベル。
「プライム」のグレードを強調する。
生鮮が強いといっても、ノンフードもきちんと売り場管理する。
ドリンクも、フェース管理は十分だ。生鮮食品、デリが本当に強い店は、
管理レベルが高い店ということをよく示している。
チーズコーナーは、対面でサービス。
ケーキ売り場は、おいしさの雰囲気にあふれている。
ゲルソンの特徴は、天井のデザイン。
レジの外のコーヒーショップ。
チェックスタンドも、天井が高くなっている。
コーティシースタンドには、ミッション・ステートメントが掲げられていた。
ゲルソンは、21世紀の現在も異彩を放っていた。
私は、25年ほど前に、当時のゲルソンCEOアラン・シャーンに、
単独インタビューをしたことがある。
その時のことを思い浮かべた。
ゲルソン健在。
そして「幸せ基準」で考えれば、ゲルソンの生き方、
大いにありなのだ。
<「ゲルソンズ・スタディ」は明日に続く、結城義晴>
1 件のコメント
ミッションステートメントになんて書いてあるんでしょうか?