竹下登の選挙必勝法で、ウィークデーは「節約、倹約。もったいない」週末は「失敗を恐れない」
Everybody! Good Monday!
2008年10月第2週です。
しかし、このGood Mondayで「10月第2週です」と書くときに、
いつも、迷います。
10月第1週は、9月の第5週と重なっていたのだし、
先週を9月第5週とすると、
今週が10月第1週と呼んだ方がいいのだろうか。
皆さんの会社では、どう位置付けていますか。
アメリカでは、年間を、
13週ずつのクォーター(四半期)に分けて、
さらに52周に割って、第何週とします。
つまり、ウィークリー・マネジメント。
こうすると、本当に数字が科学的・客観的になります。
私も、このブログではそうしたいところですが、
このブログは、一つの会社のインフォメーションではないので、
それもうまくいきません。
突然、読み始める人がいるからです。
しかし、来年からちょっと考えてみましょう。
さて、10月第2週。
今日、月曜は全国的に雨模様ですが、
週中から週末は快晴の秋日和。
昨年も、週初めから中ごろが曇り、
週末は快晴。
「体育の日」は東京オリンピックの開会式の日。
一年でいちばん雨が少ない確率の日が、
「開会式の日」とされた。
それは10月10日。
ルールが変わって、10月10日に近い月曜日が体育の日となった。
さて、今日時点の仕事の目途は、来週の月曜日。
「体育の日」に向けた土曜日からの3連休。
それまでは「節約、倹約。もったいない」
そして土曜日から月曜までの3日間は、
「失敗を恐れない」
商人舎標語が1週間のうちに2回使えるのです。
元総理大臣の竹下登さん。
田中角栄元総理の愛弟子。
二人とも選挙の神様といわれた。
その竹下さんが、
「選挙必勝法」を聞かれて答えました。
最初の選挙は、とにかく死んだ気で頑張り、当選する。
しかし次からが難しい。
二度目は、最初にやった選挙運動のうまくいったものを、
すべて、必ず、確実に行い、
それにひとつだけ有力な手段を考え出して追加する。
そして当選したら、その次も、
前回やった活動のうまくいったものをすべて行い、
有力な新しい手段を一つ付け加えて選挙運動する。
これが、私の選挙必勝法。
なるほど。
こうすると、従来の方法は習熟によって上達し、
新しい方法を一つ付け加えることが可能となる。
もちろん失敗したことは、反省して、やらないから、
ひとつだけ加えるという方法は、いい。
毎週の仕事も同じです。
習熟が必要。
商人舎標語も同じです。
今月の標語を、マスターしたら、
それは身についている。
だから新しいものが、一つ、
付け加えられることとなる。
週の前半は、「節約、倹約。もったいない」
週末は、「失敗を恐れない」
スタグフレーションのこの時期は、
「原理・原則、全うせよ」
一 利は元にあり。
二 利は売りにあり。
三 利は内にあり。
四 利はこの品にあり。
五 利は他の品にあり。
そして今月の標語。
「だから」を廃し
「にもかかわらず」を貫け。
「社長100人アンケートで94人が景気悪化と答えた。だから…」か、
「社長94%が景気悪化と答えた。にもかかわらず…」なのか。
しかし、100人のうち6人の社長は、
「にもかかわらず」と答えている。
世界の景気、日本の景気を客観的に見れば、
「悪化している」ことは、誰にもわかるのだから。
あなたは「だからの論理」派か、
「にもかかわらずの論理」派か。
頭で考えているだけではだめ。
体で「にもかかわらず」を実践しなくては。
行動で「にもかかわらず」を示さなくては。
さあ、素晴らしい今週が始まる。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
[追伸]
「コーネル大学RMPジャパン開校記念セミナー報告記」は、
明日から2日間で連載します。
ご期待下さい。
私は、これから名古屋に出張。
吉田真由美さん、ご心配なく。
10時前には到着します。