パチンコトラスティボード有識者懇談会のYes, We Can!
日本経済新聞の最終面「私の履歴書」。
良いシリーズだ。
JR東日本相談役の松田昌士さんが、今月の書き手。
こんな表現が出てくる。
「集団を相手に闘うときは、
それを構成する個々人に狙いを定める」
これが古くから伝わる兵法であるという。
それが旧国鉄の改革の時に、役立った。
人生の達人には、
こんな、実体験に基づいた深い蓄積がある。
アメリカのスチュー・レオナード。
その創業者の故レオナード氏は、語っている。
「リーダーの仕事は、
部下をリードすることではない。
部下を鼓舞することだ」
これにも深い含蓄がある。
松田さんの述懐とレオナード氏の言葉。
両方を知っていると、
ずいぶん楽になる。
さて、昨日は、東京・銀座へ。
パチンコ・トラスティ・ボード有識者懇談会。
パチンコホール業界の「あるべき姿」や将来像等について、
自由に議論し、とりまとめた意見を広く社会に発信する会議体。
座長は元経団連事務総長の三好正也さん。
株式会社ミヨシ・ネットワークス代表取締役会長。
副座長は、元日刊工業新聞論説委員の岩崎秀雄さん。
ネットプレス株式会社代表取締役社長。
そして委員は、以下の皆さん。
和田裕さん 株式会社日本イノベーション代表取締役社長
川上隆朗さん 元インドネシア大使
松田修一さん 早稲田大学ビジネススクール教授
黒瀬直宏さん 専修大学商学部教授
星野供二さん 福島大学共生システム理工学類教授
落合清四さん UIゼンセン同盟会長
牛島憲明さん 元株式会社東京証券取引所上場審査部長
村井純さん 慶應義塾大学環境情報学部教授
三堀清さん 弁護士
そして結城義晴。
その第26回有識者懇談会が開催された。
活発な論議。
有益な提言。
今夏から、メンバーが変わって、
この有識者懇談会、動き始めた。
とりわけ、和田さん、黒瀬さんの新たな参加が大きい。
そして牛島さんの推進力が素晴らしい。
私は、この会議体、大好きだ。
11月中に、牛島さん起案の「メッセージ」が発信される。
メッセージ内容は、ここでは明らかにできないが、
ご期待いただきたい。
パチンコホールの世界は、大きく変わろうとしている。
小売業でも、外食産業でも、そうだった。
酒販店も薬局・薬店も、同様だった。
「自ら、変わる」ときには、
サポートする力が必要。
そしてChangeのときには、本物のリーダーの登場が不可欠だ。
Yes, We Can!
このバラク・オバマの言葉は、
人々を鼓舞するものだ。
Yes, I Can! ではないことが、
それを示している。
<結城義晴>