エコストアセミナー、歴史的第一歩を記す
第一回「エコストア・セミナー」は、
歴史的成果を上げて、終了した。
昨2009年2月4日水曜日。
ところは、東京・お台場「タイム24」ホール2。
商人舎主催、「エコストア研究会」(田村洋三座長)企画協力。
(財)有機質資源再生センター、(社)日本セルフ・サービス協会後援。
タイトルは、
「エコストア元年、09年に店はこう変わる!」
改正省エネ法4月1日施行直前・緊急セミナー。
緊急にもかかわらず、関係者含めて、80名にも及ぶ参加人員となった。
心より、感謝申し上げたい。
今日は、そのフォトレポート。
このセミナーは、「エコストア研究会」の研究の成果を公開することが、
一つの目的だった。
エコストア研究会は、田村洋三氏が座長となって、
1年余りの間、毎月のように会合を開いて研究をしてきた。
その成果が、一つの方向を見出した。
まず、第一講座は結城義晴。
「なぜ今、エコストアなのか」
地球温暖化どころではない高温化。
それに対して小売商業は、どんな姿勢で取り組むべきか。
私の、考え方は、この精神の共有にある。
「目の前のゴミをひとつ拾えば、地球上からひとつ、ゴミがなくなる」
第二講座は、田村座長。
「改正省エネ法対策のための具体的アクション・プラン」
再生された省エネ法の解説と対策が、丁寧に語られた。
第三講座は、イオンリテール㈱ディベロッパー企画本部部長の北瀬忠さん。
「イオン越谷レイクタウンと未来型エコストア伊丹西SC開発の取り組み」
実に詳細な取り組みの実態が報告された。
講演が終わってからも、
北瀬さんには、多くの質問が寄せられた。
田村座長も質問に立った。
㈱ヤマト常務・西村貞生さんは専門的な見地から、質問してくれた。
北瀬さんは、一つひとつに真摯に答えてくれた。
㈱ケノス社長の小林清泰さんの質問。
小林さんは店舗デザインの専門家で、
エコストアに対しても造詣が深い。
そして私も三つの質問。
イオンのあとはヤオコーからの報告。
㈱ヤオコー開発戦略部部長の伊東良雄さん。
ヤオコーの「ECO宣言」から始まった取り組みを、
これも丁寧にご報告くださった。
田村洋三さんが、「ヨークベニマル片平店のダウンサイジング」についてレポート。
第一回エコストア・セミナーでは、
イオン、ヨークベニマル、ヤオコーのケーススタディが報告されたことになる。
そしてヤマト常務の西村さんが海外のエコストアへの取り組みと、
フロン問題への鋭い問題提起をしてくれた。
会場は、熱気に包まれていた。
「エコストア研究会」メンバーの皆さんも、最後列で熱心に聴講。
最後にパネルディスカッション。
商人舎のセミナーは、これが売り物。
田村座長。
このセミナーの総括もしてくださった。
ヤマトの西村さん。
ヤオコーの伊東さん。
ヤオコーの適正規模とエコストアの問題を語ってくれた。
そして、結城義晴。
4つのまとめ。
いいセミナーだった。
詳細は、商人舎ホームページ「エコストア研究会」にて、
近日、公開の予定。
こうご期待。
<結城義晴>
2 件のコメント
盛況なセミナーだったようですね。おめでとうございます。
今回参加できませんでしたので、ぜひ、改正省エネ法のポイントを
掲載していただけますと、幸いです。宜しくお願いいたします。
とてもよいセミナーでした。
商人舎セミナーは、これまで、一つも、失敗はありません。
どれも選りすぐりの内容です。
すべて先生方とパネラーのおかげです。
是非、ご参加ください。
省エネ法のポイントは、「エコストア研究会」ブログで、
近く公開します。
ご期待下さい。