2009スーパーマーケットトレードショー開幕
昨日の建国記念の日。
朝方、横浜にはみぞれがちらついた。
しかし、その後、快晴。
第43回スーパーマーケット・トレードショー開催中。
東京お台場・ビッグサイトは国内最大のフェアお会場。
アクセスも良く、広く、快適。。
今日は、3月中旬から下旬並みの天気。
絶好のトレードショー日和。
多くの皆さんのご来場を、お待ちしたい。
この日本セルフ・サービス協会主催の食品フェアは、
日本の食品産業とスーパーマーケット産業最大のイベントとなっている。、
10年ほど前と比べて、その意味合いは、断然大きくなっている。
何しろ、ここに来れば、重要なテーマが全て分かる。
大切な情報がすべて手に入る。
新しい商品や機器は、すべて見ること、食べることができる。
めぼしい人物には、ほとんどすべてお会いすることができる。
ただし、人に関しては、すれ違いも多い。
これだけは、携帯電話などで連絡をとりたい。
開会式の前に、横山清実行委員長、増井徳太郎協会会長など、
ご苦労を重ねてこられた関係者の皆さんとご挨拶。
横山さんはアークス社長、副委員長の三科雅嗣さんはイチヤママート社長、
そして増井さんは紀ノ国屋相談役。
恒例のモーニング「ペンギン姿」。
毎年、着用されているので、
ほんとうに板についてきた。
実行委員会の皆さんが、一団となって、
開会式に参列。
皆さんのご苦労を、ねぎらいたい。
壇上には、テープカットの来賓・主催者の皆さん。
まず、2009SMTS横山清実行委員長が主催者を代表してご挨拶。
「過去最大最高のトレードショーとなりました。
産官学の協力によって、内需の掘り起こしを目指したい」
例によって自信とユーモアにあふれたご挨拶。
ご自身の会社アークスの業績もすこぶる良い。
地域資源セレクションを代表して独立行政法人中小企業基盤整備機の前田正博理事長のご挨拶。
「農商工連携を通じた中小企業の健闘が日本の産業を支える」
まさにその通り。
横山さんの「産官学の協力」と前田さんの「農商工の連携」。
これがまさにスーパーマーケット・トレードショーの真骨頂。
そしてこの協力と連携の総力が、日本経済の主役になりつつある。
来賓挨拶は農林水産省総合食料局次長の平尾豊徳さん 。
「湿っぽいっ空気が漂っているが、地域産業の振興に取り組みたい」
経済産業省商務流通グループ流通政策課長の高橋直人さん。
「消費者はより良い商品やサービスを求めている。
そんな商品とサービスを作り上げ、提供する展示会となってほしい」
熊本県の蒲島郁夫知事。
この人おもしろい。
「熊本の農民は、まじめ・口下手・朴とつ。
しかしその熊本の農民に夢を与えてほしい」
北海道副知事の佐藤俊夫さん。
「今、札幌は雪まつり中だが、
北海道の食を代表する100以上の企業が競い合い、高めあって、参加している」
ご挨拶のあとは、全員でテープカット。
「2009スーパーマーケット・トレードショー」いよいよ開幕。
セミナーステージのトップバッターは(社)日本セルフ・サービス協会の増井徳太郎会長。
「マクロ経済からみた、小売業の動向と展望」と題された基調のスピークス。
メリハリの利いた良い講演だった。
後半は映像を交えて、これからのスーパーマーケットを取り巻く課題と対策を紹介。
真っ先にオーガニック・ギルドのブースを訪問。
コーネル大学RPMジャパン事務局長の大高愛一郎さんの本業。
金子雅典社長(右)をはじめ、皆さんと写真。
「最良のベーシック」の話をレクチャー。
キングストア専務取締役の臼井旬さんとばったり。
商業経営問題研究会のメンバー。
「意思決定」について、立ち話。
㈱エヌエスの石川勲取締役、商品本部PB商品部吉井茂樹課長、関西営業部今西二郎課長と。
元気な、菓子卸のグループ。
全体にお菓子屋さんは、元気がいい。
菓子問屋㈱美多加堂の杉田昌之社長と取締役関東支店長の小林伸行さん。
ブースは本物の桜でプレゼンテーション。
テラオカブースで吉野ストアの安川光男社長とランチ。
㈱テラオカの取締役関西支店長大西均さん、流通システム部吉田達也マネジャー、
大阪南営業所の三藤敏文所長も同席。
安川さんは、第2回商人舎USA研修の団長さん。
今回も安川さんから「元気」をいただいた。
心から感謝。
テラオカブースで青果コンサルタントの藤井俊雄さんと
万代、商品部門管掌補佐農産担当の阿部秀行さんにばったり。
岡村製作所のブースでは[省エネ][薬事法]をテーマに展開。
エコストア研究会の山本文雄部長にご挨拶。
日進工業㈱辛島修治社長。
紀ノ国屋青山店に導入された日進工業製ゴンドラは総メッキの特別仕様。
Rの曲線が美しい。
UCCがサポートしてくれる協会VIPブースで多くの方にお会いする。
「コルティ・ブラザーズ」のダレル・コルティさん。
そして㈱よしや小泉雅一社長、錦戸景訓マーケティング研究室吉井有一代表と。
三科雅嗣副委員長にご紹介された㈱環境経営戦略総研の村井哲之社長と岸本淳常務、
そして商人ねっと水元均代表と懇談。
オール日本スーパーマーケット協会専務理事の油座栄さん。
鹿児出水市からお菓子のリッチモン松元の松元正一社長が訪れる。
終了間際に、FMI、コーネルブースに立ち寄ると、
元気な女性3人が待っていてくれた(?)。
チェッカー技能の第一人者ACT21代表の富田弥生さん、
FMI事務局の太田美和子さん、仲間徳子さんと。
今日は、人物フォトレポート。
初日の来場者数は、2万3600人。
昨年は2万5000人だったが、
今年は祭日の建国記念の日。
2万人を超えるかと心配されたが、
好調な滑り出し。
今日、二日目が2009トレードショーの最盛の日。
多くの皆さんにご来場をお勧めする。
さて最後に、今回のフェアの特徴を三つ。
第1は、「地方の時代」が実感されること。
地方産品のコーナーが実に活発で、しかも人が集まっている。
第2は、4月1日の改正省エネ法に関連する環境委問題が全体の基調となっていること。
第3が、6月1日施行の改正薬事法の問題解決策が、会場にあふれていること。
今日は、日本チェーンドラッグストア協会事務総長の宗像守さんの講演。
スーパーマーケットとドラッグストアの融合は、
もう、すでに始まっている。
ここでも、いかにコラボレーションが進むのか。
今年を通じた最重要テーマの一つ。
開会式の横山さん、前田さんのご挨拶の「産官学協力と農商工連携」。
そして会場での「医食同源と医食融合」。
スーパーマーケットと食品産業は、
「コラボレーションからハーモニーへ」の転換を果たそうとしている。
2年前の札幌でのトレードショー実行委員会で、私が予言したように。
<結城義晴>