商人舎USA研修第二陣到着「結城義晴三番勝負のトリ」いざ始まりはじまり
日本列島には、
この10年間で最大級の台風18号来襲。
西日本を中心に、厳戒態勢。
お見舞い申し上げる。
最大限の、人間の努力を祈念したい。
一方、ここアメリカ合衆国テキサス州ダラスは、雨続き。
ただし、これは恵みの雨。
農作物に慈雨がもたらされる。
現地時間10月6日、11時。
ダラス・フォートワース国際空港に、
浅野秀二先生とふたり、第二陣を待つ。
第5回商人舎USA視察研修会。
結城義晴2009秋のアメリカ三本勝負のトリ。
昨2008年2月に㈱商人舎を設立して、
1年半ほどで、第5回目のアメリカ研修会となった。
本当にありがたいこと。
感慨深い。
アメリカで「自ら、変われ」のイノベーションを学ぶ。
それが商業現代化に貢献する。
私は固く、そう信じている。
ロビーで全員の集合写真。
機内で、眠れなかった団員が多く、
みな、疲れ切った様子。
さらに雲の上を45分。
オースティンへ到着。
第二陣は商人舎「定番」視察研修会。
入門編であり、繰り返しの勉強にふさわしいかたちで、
設計されている。
だからテキサスとニューヨークを訪れる。
入門編の最初の訪問は、HEBセントラルマーケット。
ここで、「これぞアメリカ」というハンバーガーを堪能。
そして「フーディーズ」と呼ばれるマーケティング担当から、
店内ツアーをしてもらう。
実感で、感覚で、肌で、先入観抜きで、
感じてもらう。
セントラルマーケットは、
小売業の楽しさ、喜び、感動に、
充ち溢れている。
ご案内いただいた二人のフーディーズに、
「トレイニング・チョップスティック」のプレゼント。
「練習用箸」
みな、必ず、大喜びしてくれる。
この店の花売り場に、日本人の女性が働いていた。
佐野葉子さん。
皆さん、この店を訪れたら、
声をかけて、「テキサス・フラワー」を買ってあげてください。
二番目の訪問店は、
ホールフーズ旗艦店。
世界最高峰のオーガニック&ナチュラル・スーパーマーケット。
いつも、青果部門は、見事。
必ず、感動する。
その上、グロサリーは「セール」を、
積極的に展開し始めた。
不況は、ホールフーズを直撃した。
ウォルマート、コストコ、アルディは、
不況を追い風にした。
しかしホールフーズは、真正面から、
このアゲインスト・ウィンドを受けた。
しかし、すぐに立ち直った。
それはスーパーマーケットとしての原則を貫くことだった。
ホールフーズは、1980年、
この地で誕生した。
全米に、運動体のように生まれていた自然食品店。
そのコンセプトと商品とサービスを、
スーパーマーケット方式に転換することで、
大成功をおさめた。
すなわち、
①セルフサービス方式、
②ローコスト・オペレーション、
③廉価販売方式、
④部門別管理方式。
ホールフーズは、オーガニック・ブームの中で、
高売り屋となっていた。
それを根本的に改め始めた。
すると収益性が戻ってきた。
この店には、それが表れている。
さて2009秋の第二陣。
ホールフーズとHEBフード&ドラッグ店を訪れて、
夕食の買い物。
そしてホテルへ。
みな、へとへと。
しかし、講義が待っている。
結城義晴2時間コース。
よく聞いてくれた。
心から、感謝。
私は、全身全霊をかけて、講義した。
夜の9時になろうとしていた。
その後、試食を兼ねた懇親会。
団長の㈱デライト社長の白井正樹さんからごあいさつ。
几帳面で、誠実なお人柄がよく出たスピーチ。
感謝。
浅野先生も、含蓄のあるお話。
そして待ちに待った夕食。
オーガニックは、一度食べても、
味は変わらない。
それを知ってもらう。
しかししばらく食べ続けると、
少しでも農薬を使った食べ物がわかるようになる。
そしてオーガニックから離れられなくなる。
そんなことを知ってもらうためにも、
食べなければならない。
これも勉強。
さて食事が進んで、全員から一言スピーチ。
これがとてもよかった。
そしてテーブルごとに写真。
団長テーブル。
元気で面白い関西組テーブル。
そして上品そうな(?)講師陣テーブル。
みんな、本当に頑張った。
12時間のフライト。
3店舗の訪問。
2時間の講義。
このガンバリが、研修の効果を最大化させる。
ありがとう。
<つづきます。結城義晴>