日本スーパーマーケット協会総会後のパネルディスカッションと懇親会フォトレポート
サッカー・ワールドカップ。
ベスト8となると、凄いチームが残っている。
いいもんですな。
こんなことが、毎日、楽しめるなんて。
今朝の日経新聞コラム「人こと」。
日本スーパーマーケット協会会長の川野幸夫さんの言葉。
㈱ヤオコー会長。
「スーパーマーケットは国の基幹産業として、
地位を改善しなければ」
「戦後の経済成長期は、
重厚長大を優先する政策が多かった」
私は、昨日、この言葉を直接、聞いていた。
昨2日の朝は、東邦大学医学部付属池尻病院へ。
目の定期検査。
右目眼圧17と、ちょっと高い。
まだ予断は許されない。
その後、東京新丸ビルにある櫻庭周平公認会計士事務所へ。
昨年に引き続き、コーネル・ジャパンの国内最終講義
「長期経営計画づくり」を担当していただく櫻庭さんと事務局との打合せ。
櫻庭さんは今年の5月、
ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学に、
ジーン・ジャーマン名誉教授を訪れた。
ジャーマン先生と一緒に、半日、
イサカ周辺のウェグマンズやウォルマート、アルディを視察し、
レクチャーしていただいたという。
雪解けのイサカは、すばらしい。
その中で、ジャーマン先生と二人で店を見て廻る。
貴重な経験だったと櫻庭さんはとても喜んでいた。
世界最高峰の権威の先生からの直接のレクチャー。
考えてみると、贅沢な話だ。
打合せを終え、タクシーで有楽町にある帝国ホテルへ。
平成22年度日本スーパーマーケット協会通常総会。
私はその総会後の「パネルディスカッション」にコーディネーターとして参加。
このコーディネーター役、協会発足後、ずっと務めさせていただいている。
正副会長が勢ぞろいのパネルディスカッションの今回のテーマは、
「スーパーマーケット基幹産業化への展望」
サブタイトルは、
「インフラは共有せよ!売り場と商品で競争せよ!」
パネルディスカッションに先立ち、
協会専務理事の大塚明さんが、今年の取り組みを発表。
第1は、10年後のスーパーマーケットあり方を研究する。
「2020年のSMの未来像研究会」のスタート。
第2は、物流標準クレートなど「業界標準化」の推進。
第3は、スーパーマーケット三協会による「スーパーマーケット販売統計」調査の実施。
そして、最後に流通最新情報「携帯メールマガジン」配信サービスの発表。
毎日決まった時間に、
業界に特化した情報を、
手軽に取得できるという会員向けサービス。
その料金は1日10円、月300円。
8月1日から開始される予定。
協会の役割とは何かを考えるとき、
こういったインフラの整備を志向することは正しい。
さて、15時からパネルディスカッションがスタート。
内容は濃かった。
基幹産業とは何か。
基幹産業化のために何をしなければならないか。
詳細は、月曜日のブログにてご報告の予定。
会場からは大きな拍手。
そして、記念懇親パーティ。
恒例のことだが、会場入り口には正副会長が並び、
ご参加の皆さんをお迎え。
私も、パネルディスカッションの清聴を感謝する意味で、
一緒にお迎えし、お礼した。
壇上に正副会長が並び、代表して川野会長が挨拶。
日経コラム「人こと」の言葉は、このスピーチから抜きとったもの。
次々と来賓の挨拶が続き、
乾杯の挨拶は㈱日本アクセス取締役会長の吉野芳夫さん。
乾杯の後は、懇親。
イオン㈱名誉会長相談役の岡田卓也さん、
㈱セブン&アイ・ホールディングス名誉会長の伊藤雅俊さんと談笑。
そして、お二人との貴重な記念撮影。
㈱菱食特別顧問の廣田正さん。
川野幸夫会長とは、互いに破顔一笑。
明治屋商事社長の今村忠如さんは同年の友人。
再会を誓った。
㈱いちい社長の伊藤信弘さんとは固い握手。
㈱アースクリーン東北・東京事業本部長の小寺大輔さん。
日本経済新聞社編集局消費産業部次長の白鳥和生さん。
イオン㈱取締役兼代表執行役社長の岡田元也さんとは、
最後に話した。
流通科学大学常務理事の岩谷堯さん。
前㈱エコス代表取締役社長。
現在は同じ大学関係者として、握手。
最後に、再び川野会長とツーショット。
宴の後の会場で、
全日本食品㈱代表取締役社長の齋藤充弘さんと川野さん、
大塚専務理事と私、
それぞれに談笑。
㈱ライフコーポレーション広報部の一政亜希子さん、尾崎健さん、
協会事務局の境憲一郎さんと。
日本スーパーマーケット協会事務局、
および助っ人の皆さん。
総会もパネルディスカッションも、懇親会も、
すべて無事に終了。
皆さんのおかげです。
成功祝い、戦勝を誓い、
笑顔でVサイン。
お疲れ様でした。
今週は、忙しかった。
毎日のようにくるくると、
相手が変わり、
テーマが変わり、
私は、それぞれについて、
真剣に考え、応えた。
そしてすべてにつながりがあることを知った。
それが2010年7月の「真実の瞬間」であると思った。
<結城義晴>