2010年08月15日(日曜日)
ジジとお盆と敗戦の日[2010日曜版vol33]
ジジです。
今日8月15日は、お盆。
そして敗戦の日。
敗戦の日をなぜ、
お盆にかさねたのか。
ここには、あきらかに、
意図が、はたらいています。
[塩野七生さんが、
「終戦」よりも「敗戦」のほうが、
正しいといっていますが、
ユウキヨシハルのおとうさんも、
おなじ考えです]
ボクには、わかりませんが。
空も海も、青い。
雲は、しろい。
田は青い。
それが夏です。
でもボクは、ねむい。
おきたばかりだからです。
おきたら、かおをあらう。
手をなめる。
それで顔をぬぐう。
耳のところも。
ここが気持ちいい。
もういちど、手をなめて。
耳のところを。
顔をあらったら、足も。
目が、さめた。
〈ノートルダムの猫背男?〉
そういえば、
おとうさん、
去年のいまごろ、
フジ山にのぼった。
雲がすごかった。
フジ登山も、
お盆や敗戦と、
関係あるのでしょうか。
ボクには、わからないけれど。
ねぇ、ネズミくん?
ごらいこう(御来光)。
なぜか、感動する。
うんかい(雲海)。
こころが、
あらわれる。
今日一日は、
目をぱっちりとさまして、
お盆のこと、
敗戦のこと、
かんがえてみたいと、
おもいます。
<『ジジの気分』(未刊)より>
4 件のコメント
「もっとやらなければならないこと」が見えているトップがいる企業が。
競争に勝っているのは事実です。
「スシロー」の一席にて、揚げたて熱々の天ぷらを食しながら再度実感。
昨日のコメントです。
藤井直之さま、ありがとう。
渥美俊一先生の持論。
「最も大事なことに集中せよ」
これをドライ商法と呼びました。
終戦の日に思う。
8月16日に家内と二人で 筑前町立太刀洗平和記念館を見学しました。
この施設は、かつて東洋一を誇った「陸軍の空港」だった場所に、世界で唯一現存する 零式艦上戦闘機等を展示しています。
鎮魂の部屋では、若くして散華した 兵士の遺書は涙で霞ながら読みました。
しかし 毎年 この時期にメディアの戦争の取り上げに方不満を感じるのは、この戦争を誰が(複数?)引き起こし、誰が継続し、誰がポツダム宣言を受諾したのか?早い講和が出来なかったのか?
極東軍事裁判の勝者の裁きでは無く、日本人が結論を出す時期が来ているように思えてなりません。
いまちゃん、同感です。
その意味で「終戦」といった他力本願の他人事のような表現ではなく、
塩野七生さんが主張する「敗戦」という認め方がいいのだと思います。
ハーバード大学マイケル・サンデル教授もそのコミュタリズム論の中で、
コミュニティの一員としての責任を語っています。
私たち自身が、私たちの社会の先人達が開戦し、敗戦したことを、
まず、認めねばならないと思います。
自分の祖父や父、祖母や母も、その中にいた。
だから私も、いる。
ここからすべては始まります。