サッポロがポッカを買収子会社化、札幌でスーパーアークス・ビッグハウスを訪問
サッポロホールディングスがポッカコーポレーションを買収。
日経新聞が一面で報道したが、
これは日経のスクープ。
1957年、レモン飲料の製造販売を目的としてニッカレモン㈱設立。
その後、ポッカレモン㈱を経て、1982年㈱ポッカコーポレーションに社名変更。
2008年には、明治製菓㈱、
2009年、サッポロホールディングスと、
連続的に資本業務提携していた。
現在、サッポロは約2割の出資だが、
300億円前後を投じて、子会社化する。
清涼飲料メーカーランキングでは、
サッポロが18位で年商307億円。
ポッカは約100億円。
合わせて407億円で、順位は16位に上がる。
昨日の新日鉄・住金につづいての報道だが、
クリティカル・マスの仮説は、
毎日のように実証されている。
昨4日は朝から札幌へ。
立春なれども、2月とは思えない暖かな朝。
この日、東京は3月の陽気で、
最高気温は13.6℃に達した。
機体が水平飛行に移ると、
遠くに白い点。
春霞のかなたに、富士山がみえる。
頂上までくっきりと姿を見せた富士。
いつものことだが、景色を楽しむ間もなく、
シートベルト着用のサインが消えると、
ブログ執筆。
あっという間に、東北上空を抜け、北海道へ。
札幌も最高気温7.4度。
最初に訪れたのは、スーパーアークス大曲店。
店長の中村知幸さんの案内で、くまなく視察。
青果部門と精肉部門が強い960坪の大型スーパーマーケット。
次はスーパーアークス月寒東店。
昨年10月末にオープンした新店。
600坪のオーソドックスなスーパーマーケット。
㈱ラルズ常務取締役の猫宮一久さんが、
待ちかねていたように、駆けつけてくれた。
猫宮さんは、伝説のコーネル・ジャパン第一期生。
小池一義店長と猫宮さんと3人で写真。
3店目はビッグハウス白石店。
田中則之店長とふたり、
「本日の店長のおすすめ!」をお薦めしながら写真。
この店は760坪で年間35億5000万円を売り上げる。
節分の一昨日には、
恵方巻を4600本も売った。
< ラルズの3店舗紹介は来週月曜日に掲載の予定。乞う、ご期待>
さて最後の視察は、JRが運営する生鮮市場。
ヨークベニマル社長の大高善興さんが札幌を訪れると、
必ず訪れる店。
鮮魚、精肉はテナントだが、
鮮度抜群でしかも安価。
いわゆる生鮮繁盛店。
商売の原点がある。
だからいつも確認しておきたい。
夜は、北海道の幸を楽しむ。
㈱ラルズ社長の齋藤弘さんが駆け付けてくれて、
固い握手。
夜の札幌は、春の訪れを予感させた。
看板にはなぜか「北海道はサッポロ」。
クリティカル・マスのことを思い出した。
海の幸と楽しい会話を堪能したあと、
最後に写真。
総合商研㈱常務取締役本州統括兼東京支社長の菊池健司さん(左)、
この日の視察をコーディネートしてくださった。
同じく取締役営業第2部長の菊地弘人さん(右)。
そして猫宮さん。
皆さんに心から感謝。
猫宮さんが、コーネル・ジャパンの米国卒業旅行で、
マクラフリン先生の「弁証法」を学びとっていたことは、
本当にうれしかった。
弁証法で、アークスの会議を進めている。
常務になった理由もわかる。
<結城義晴>