成城石井・三菱商事系ファンドに売却のニュースと「ゲルソンの幸せ」
Everybody! Good Monday!
[vol9]
とはいっても、もう月曜日が終わりそうな時間。
疲れきって、眠り込んでしまった。
今、サンフランシスコのホテル日航。
今回のUSA視察研修会は、
充実している。
ゆったりと日程を組んでいるが、
中身は濃い。
㈱阪食常務の松元努さんではないが、
「アドレナリンが出っぱなし」
その上、来る時の飛行機の中で、
ほとんど寝ないで、原稿書きをした。
それが響いて、眠り込んでしまった。
このブログ[毎日更新宣言]の危機。
ジジに心配をかけてばかりの罰があたったのかもしれない。
さて、日経新聞の特ダネニュース。
「成城石井、三菱系ファンドが400億円で買収へ」
見出しが躍った。
前社長の大久保恒夫さんが、
セブン&アイ・ホールディングスの古巣にもどって、
セブン・レストランシステムズ副社長のポストに就いたが、
その大久保さんが高めた企業価値を、
オーナーのレックス・ホールディングスは、
三菱商事系投資ファンドの丸の内キャピタルに売却。
その「方向で最終調整に入った。売却額は400億円を超える見込み」
「成城石井は三菱グループの流通網を生かし、
海外を含めて出店を加速する」
現在の「成城石井は首都圏や中部、関西の都市部に約80店を展開」
もう定評のあるポジショニングを築き、
そのマーチャンダイジングと店舗運営は、
日本の都市型アップグレード・スーパーマーケットの中で、
唯一といってよいほどの成功事例。
原昭彦社長はコーネル大学RMPジャパンの第二期生で、
私も応援しているが、頑張ってほしいものだ。
レックス・ホールディングスより、
三菱商事系のほうが利点は多い。
その利点を活かしつつ、
大久保さんがつくった社風を失わず、
原さんの個性をつけ加えつつ、
さらなる成長を企図してもらいたい。
私は「ゲルソンの幸せ」を説いている。
理解のある資本のもとで、
「着実に自分のポジション」を確立していくこと。
カリフォルニア・ロサンゼルスの「ゲルソン」が、
その道を歩んできた。
それを、成城石井もやってほしい。
さて、2011年第9週。
2月最後の週にして、3月の始まり。
2月末決算の企業はもう新年度。
3月末決算の企業は、あと1カ月が勝負の時。
私はアメリカ視察研修のまとめの週。
みんな頑張ろう。
「最初にすべきことから始めよ」
今、気付いたが、
こちらの方が語呂がいい。
「初めにすべきことから始めよ」
そして、
「一時に一つのことを実行せよ」
迷ったら、これ。
そして現場では、
「桃の節句」一色。
こちらでは、ひな祭りはないから、
当然、そんなプロモーションはやっていないが、
日本は「あかりをつけましょ、ぼんぼりに~♪
お花をあげましょ、桃の花~♪」
いいですね。
木曜日まで「ひな祭り」
そして、週末。
ほんとうにすぐに終わってしまう今週。
そしてそのスピード感の中で始まってしまう新年度。
この緊張感がいい。
さて、今日の記事はサクラメント視察。
2月25日に遡るが、
サクラメントに来た目的は、
当然ながら「ナゲット・マーケット」
そのナゲットは、スーパーマーケット9店舗、
スーパーウェアハウスストアの「フード4レス」3店舗を展開する。
その半分の店に訪れる。
まず、初日の最初の訪問はフード4レス。
アシスタントマネジャーにインタビュー。
誇り高き「ナゲット・マン」
「ナゲットに働く喜び」を語ってくれた。
ナゲットというインディペンデント・スーパーマーケットの強みの一つは、
このフード4レスにある。
そしてナゲット・マーケットのバカビル店。
さらにデイビス店。
サービス&クオリティ・スーパーマーケットでありながら、
低価格で負けない店舗。
それはすなわち「インポッシブルな店」
なぜ可能なのか。
理屈で考えても理解できないし、
気合と根性でできることでもない。
しかし論理はある。
その論理を夜の講義で。
今日のブログはこの段階で一応、アップする。
さらにつづく。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>