「生団連」発足と「ふたりのビッグ・ショー」大久保恒夫・結城義晴競演
寒い日だった。
昨日12月2日は、
私にとってのことだが、
今年最後の「山となる日」だった。
その日を超えたことで、
高揚感と充実感、
安堵感と脱力感が、
入り混じった、
不思議な感覚が残った。
これを吉田拓郎は、
「祭りのあとの寂しさ」と歌った。
山となる日。
午前中は、必死の思いで、
来週の講演レジュメづくり。
昼食もとらずに仕上げて、
渋谷のゲートウェイ・スタジオへ。
ここで「ふたりのビッグ・ショー」の最後の音合わせ。
バンドのメンバーがそろって、
一通り練習をした。
それから夕方、私はホテル・ニューオータニへ。
「国民生活産業・消費者団体連合会」
その記念すべき設立総会と懇親会。
朝日新聞は一面で取り上げてくれた。
「小売り・流通など『生団連』設立」。
清水信次さんが初代会長に就任して、
消費生活産業のネットワークは発足した。
清水さんは㈱ライフコーポレーション会長にして、
日本チェーンストア協会会長。
重厚長大の「経団連」、
軽薄短小の「生団連」。
私自身もうれしかったし、
これは全力を挙げて支援したい、
応援しなければと思った。
「生団連」の報告は来週になる。
その後、タクシーで銀座並木通りの「SHARI」へ。
ここで「ふたりのビッグ・ショー」 商人舎忘年会が、
開催される。
大久保恒夫さんと結城義晴との、
ふたりのビッグ・ショー。
開会の辞は、松井康彦。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー。
総合司会はなんと住吉美紀さん。
この3月までNHKの人気アナウンサー。
総勢70名くらいの商人舎ファミリーが参集した。
立教大学大学院結城ゼミのゼミ生・OBも参加。
食事は寿司バー「SHARI」のシェフ特製。
6時半開場、7時開演。
そして7時半ビッグ・ショー第1部開始。
第1部は結城義晴&二宮護のデュエット。
そのセッティングと準備。
二宮護は大学時代の後輩で、
奇しくも誕生日が9月2日と同じだった。
ふたりのコンビで歌っていた。
その35年ぶりの「復活」。
感慨深かった。
「祈り」「だれかが君に」とメドレー。
これはイントロダクションの曲。
いつでも君のそばに喜びが
いつでも君のそばに幸せが
あるように
それから童謡シリーズ。
北原白秋の「砂山」から始まって、
山崎真幹の「坂道」。
未曽司(結城義晴)の「秋」。
あんまり 日差しが まぶしくて
あんまり せなかが やわらかくて
ジジの目 ジジの目 黄色にとけた
ジジの目 ジジの目 黄色にとけた
みんな映像に見入ってる。
映像は鹿野恵子が担当、
これがとてもよかった。
最後は「春はまだだよ」
春よ来い 早く来い
春よ来い 早く来い
第2部の出番を待つ余裕の大久保恒夫。、
ところが、第1部の最後に急きょ、リクエストで、
大久保恒夫、住吉美紀が加わる。
ビートルズの「レット・イット・ビー」。
バックバンドの演奏がとてもよくて、
さらに住吉さんのボーカルも素晴らしくて、
本当に気持ちの良い演奏だった。
「Let it be,let it be♪」
第2部は大久保恒夫オン・ステージ。
あ~あ、ゆめよ よきともよ
お前今ごろ どの空に下で
俺とおんなじあの星見つめて
何思う♪
「わがよき友よ」
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば またふりだしに もどるたびに
日が沈んでゆく♪
「落陽」
どちらも吉田拓郎。
あー だから今夜だけは
君を抱いていたい♪
「心の旅」
チューリップ。
懐かしい名曲を、
メインボーカル大久保恒夫、
ふたりでデュエット。
その後、再び、住吉さんが加わって、
「いとしのエリー」
最後に「夢の中へ」
探し物はなんですか
見つけにくいものですか♪
私はサイドでギターを弾き、
デュエットした。
バックバンドは、
塩崎浩二、
二宮護。
麻生勝利。
塩崎君はプロのジャズ・ギタリスト。
住吉さんもジャズ・ボーカリストとして、
プロ級。
第2部の大久保恒夫オンステージが終わって、
最後に、参集メンバーとともに、
全員で合唱。
「上を向いて歩こう」
涙がこぼれないように
泣きながら 歩く
ひとりぽっちの夜♪
一番最後は、
童謡「ふるさと」。
うさぎおいし かのやま
こぶなつりし かのかわ♪
会場の全員が歌った。
東日本大震災のことを思って、
高らかにうたった。
ステージが終わってから、
花束を贈ってもらった。
サプライズ!
㈱プラネット井上美智雄副社長から。
大久保さんには、
フランチャイズアドバンテージ代表の田嶋雅美さんから。
ヴィノス・ヤマザキの種本祐子さん、
皆見敦子さんから。
そして曽我香織さんから。
㈱たいらやの村上篤三郎さんもご参加くださった。
いわきの㈱マルト安島浩さん、
㈱ケノスの小林清泰さん。
㈱寺岡精工の三木桂さんと松井康彦。
左から中山POP研究所中山政夫先生、
総合商研㈱常務の菊池健司さん、
RMLCメンバーの和田光誉さん。
㈱マルダ社長の渡辺太郎さんと、
学習院大学ビジネスデザインスクール事務局から、
磯部泰子さんと林純子さん。
第10回USA研修会参加のメンバー。
小林さんと安島さん、
㈱スペースポイント代表の中込美津子さん、
㈱ランドロームジャパン取締役の石井光晴さんと、
副社長の村越淳司さん。
村越さんの隣は、㈱高山の常務、高山時光さん。
そして㈱金吾堂製菓の碓田剛士さん(右)と、
碓田憲司さん(左)兄弟。
カスタマーコミュニケーションズ取締役の㈱米倉裕之を、
みんなに紹介。
USP研究所代表の當仲寛哲さんと田島さん。
ユニバース㈱社長の清岡祥治さん。
その後ろは日経MJデスクの白鳥和生さん。
『店ドラ』の編集者㈱イーストプレスの中西庸さんと
営業部長の藤井敏之さん。
「2週間天気予報」ブログを担当する常盤勝美さん、
『月刊MD』編集長の宮崎文隆さん。
ブルーチップ㈱常務の松浦克之さんと取締役の伊藤義明さん。
手前はニッケイ印刷の原田俊美さん。
ケノスの小林ご夫妻。
立教大学大学院結城ゼミメンバー。
中締めはブルーチップ㈱社長の宮本洋一さん。
今回のプロデューサー鹿野恵子と、
商人舎エディター・スタッフ鈴木綾子。
名人会メンバーの浅香健一先生と鈴木國朗先生。
住吉美紀さんには心から感謝。
住吉、大久保、結城でピース。
バックバンドの面々と鹿野恵子。
商人舎の縁の下の力持ち3人。
右から㈱エステック社長の須永清彦さん、
商人舎チーフ・コーディネーターの鈴木敏さん、
㈱日本名刺印刷社長の鈴木堅さん。
全員を紹介できなかったが、
多くの人が参加してくれた。
ありがたい。
すべての人々に、心から感謝。
打ち上げの二次会で乾杯。
私はこの場で昨日のブログを書いた。
三次会はカラオケ。
歌い足りない人がいた。
しかし一番歌ったのは、大久保恒夫だった。
35年ぶりのギターと歌、コーラス。
恥のかき通しで私の自己評価はD。
大久保恒夫さんにはAを進呈。
しかし楽しかった。
やると決めたらなんにでも真剣勝負。
それが私の主義。
高揚感と充実感。
「上を向いて歩こう」と「ふるさと」の全員斉唱で、
それが極まった。
私は心から感謝した。
ありがとう。
<結城義晴>