「ギリギリ消費」のクリスマス三連休、濃密な時間を仕事で楽しめ!
Everybody! Good Monday!
[vol51]
2011年の第51週、
12月第4週。
東日本大震災が起こった年も、
あと2週間。
名残惜しいし、取り返せないし、
忘れられない年度となりました。
亡くなられてた人々のご冥福をお祈りするとともに、
全力を挙げて復興から振興へ向かいたいと思います。
亡くなられたといえば、この17日、
北朝鮮の金正日総書記が死去。
享年69歳。
私のちょうど10歳上。
1973年、31歳の若さで、
朝鮮労働党組織指導部長と思想担当兼宣伝扇動部長に就任。
朝鮮民主主義人民共和国の軍と党の人事権を握った。
74年には、労働党中央委員会で政治局員に選出され、
金日成主席の後継者指名を受けた。
1994年、日成主席死去。
その後、北朝鮮を指導してきた。
2008年に脳卒中で倒れ、
昨2010年、金総書記の三男・金正恩氏が、
後継者に選出されていた。
これで、この民主主義人民共和国は、
三代の世襲体制となった。
金正日総書記死去を受けて、
韓国やアメリカ、そして中国には緊張感が走るが、
やはり、ひとつの時代が終わったと感じる。
第二次大戦後、朝鮮半島は、
北と南に分断された。
しかし、もし、民族が一体化していたら、
日本に勝るとも劣らない成長を遂げ、
アジアや世界にもっともっと大きな貢献を果たしたに違いない。
隣人として、本当に惜しい日々だったと思う。
しかし私は、いつも言う。
今からでも遅くはない。
そんな日が来ることを祈念するものだ。
さて今週は、12月商戦の大きな山がやってくる。
金曜日の23日、天皇誕生日。
土曜日の24日、クリスマス・イブ。
日曜日の25日、クリスマス。
恐縮なことに、天皇誕生日は、
クリスマス関連3連休となった。
しかも「ギリギリ消費」が最大のトレンド。
この3日間でクリスマス商戦が始まって終わる。
そんな感じ。
来週からの歳末際商戦も、
30日に始まって、
31日に終わる。
だから今日の月曜、明日の火曜、
明後日の水曜、明々後日の木曜は、
その前哨戦。
もう今週はそれだけ。
ただし、クリスマス・ケーキの予約販売は、
この前哨戦期間が最盛期。
楽しい、たのしいクリスマス前哨戦。
ウキウキワクワクしながら、
仕事に勤しみたいところだ。
そしてギリギリ消費の3連休。
濃密な時間を楽しみたい。
元気の出るニュースもある。
日経新聞一面の真ん中に囲み記事。
「ボーナス2年連続増」
日経新聞まとめの情報。
1人当たりの税込支給額は、
73万9369円。
前年比3.07%増加。
691社を対象にした調査。
1位はキャノンの124万円。
業種別にみると、
百貨店・スーパーは52万3600円で、
4.18%のプラス。
その他小売業は47万3327円で、
こちらはマイナス3.91%。
外食・その他サービスは、56万0269円で、
マイナス1.36%。
「中小企業を含めた支給額は依然厳しい」と、
記事にはある。
しかし私は、この傾向を、
自分の仕事に置き換えて、
「消費堅調、
だから売上げも上がる」
こう、信じ込みたい。
そして自分の気持ちを高ぶらせたい。
仲間の士気を高めたい。
店を高揚させたい。
お客様を盛り上げたい。
さて先週土曜日の夕方、
立教大学大学院独立研究科
創設10周年レセプションが開催された。
ところは立教大学池袋キャンパスの第一食堂。
竣工は1918年、2002年に増築された。
基礎は煉瓦造り、増築してRC造りとなった。
現在の延床面積は623㎡。
最初の設計はマーフィ&ダナ建築事務所で、
増築設計は坂倉建築研究所。
チューダー建築の傑作のひとつで、
ハリー・ポッターの食堂のような雰囲気。
私はとても気に入っている。
国内で最も美しい「学食」のひとつだと思う。
このレセプションには、
立教大学の吉岡知哉総長も駆け付けて、
祝辞を述べてくれた。
「学部を持たない大学院として、
立教大学のなかでも特異な存在。
社会との接点が一番強い独立研究科」
その意義を、高らかと語ってくれた。
独立研究科は三つに分かれている。
第1が、私の属すビジネスデザイン研究科。
1学年90人の大所帯で、2学年で180名。
第2が21世紀社会デザイン研究科。
ここには作家・ジャーナリストの立花隆さんが、
教授として参画している。
1学年50名、2学年で100名。
第3が異文化コミュニケーション研究科。
1学年35名、総勢70名。
そのビジネスデザイン研究科の次期委員長・廣江彰次教授がご挨拶。
前期課程主任、つまり修士課程担当主任の山中伸彦准教授(右)と、
後期課程、博士課程主任の亀川雅人教授を紹介。
その後は、怒涛の懇親。
最後の方で、バイオリンの生演奏が、
第一食堂に響き渡って、花を添えた。
一番最後は、
独立研究科をつくった亀川先生のお礼の挨拶。
そして、参加してくれた結城ゼミOB諸君と記念写真。
その頃、結城ゼミ現役諸君は、
新座キャンパスの太刀川記念交流会館で、
今年度最後の論文完成合宿。
私はレセプションが終了すると、
池袋キャンパスから新座キャンパスに移動して、
合宿に合流。
日曜日も夕方まで、
みっちりと論文執筆、
成果は上がった、はず。
ゼミ生7人のうち、最後まで残った4人と写真。
ゼミ生には、クリスマスも正月もない。
1月13日の提出締め切りまで、
仕事をしながら、わき目もふらず論文執筆。
一番大切な1カ月間が待っている。
しかし私は彼らに言った。
「人生の中でもこんなに濃密な時間は、
そうはないだろう。
後から振り返ったら、
これ以上ないというくらいの充実した時間だ。
その充実感を楽しんでもらいたい」
これは日本中の小売業・サービス業で働くみなさんへの、
今週、来週のエールと同じ。
これからの2週間、濃密な時間。
その濃密さを楽しもう。
では、みなさん。
Good Monday!
<結城義晴>
4 件のコメント
結城先生、
まさに生みの苦しみです。
ゼミ生、立教院生皆がもがいています。
頑張っています。いいものを作ろう!残そう!と。
充実度は今はまだまだわかりませんが、
でもきっと濃密で楽しい時間を過ごしてるんだと思います。
あと少し。もう少し。先生にお手間をおかけします。
先生、いつも有難うございます。
Y
最後まで残った4人のうちのひとりを
新座キャンパスまで送らせていただきました。
結城先生会いたさに。
今回は,タッチの差で,お目にかかれませんでしたが,
また改めて,お会いできることを楽しみにしております。
ゼミ生Yさま、もっともっと、
頑張って。
その濃密な時間を楽しんで。
応援します。
嶋内仁さま、
いつもすれ違いで、残念です。
今度こそ会えますよ。