「自分一人の空間」と「何がしかの収入」が精神の独立には必須!
昨夜、上海から帰って、ブログを書き、
12時間ほど、睡眠。
そして復活。
静養、休養は、睡眠に限る。
いい気分。
午後3時過ぎに、梅雨の雨の中、
横浜の商人舎オフィスに出社。
久しぶり。
日本はすずしくて、
梅雨にもかかわらず、
蒸し暑くはない。
元気回復。
頑張ります。
今月の商人舎標語。
「前向き・上向き・外向き」
これです。
それにしてもブログ執筆。
上海での4日目に、
熱が出た。
アメリカに行っても、ヨーロッパでも、
いくら疲れても熱が出ることはほとんどない。
緊張感が、私を強くする。
しかし今回は別格。
上海の気候の蒸し暑さと冷房の厳しさの落差。
それが原因だと思うが、
私はいつもの方法で治した。
水を大量に飲んで、
この自室のベッドにもぐりこんで、
ひたすら眠った。
といっても、朝8時半出発だから、
8時間くらいだったけれど、
これも私にとって、海外では珍しいこと。
平均3時間くらいが私の海外での睡眠時間。
今回は朝5時、朝7時くらいに、
汗びっしょりで何度か起きて、
一応、熱を下げて、
出かけた。
この際、
日曜日のブログを午前0時に、
1日前倒しで書くことにした。
これがよかった。
これまで、私の毎日更新宣言ブログは、
朝、新聞に目を通してから書くことにしていた。
しかし、4年半の内に、だんだん、
時間がずれていった。
そして時間があれば、
3時間でも、4時間でも、5時間でも、
ブログを書くことに使った。
それを夜の10時くらいから12時までと決めると、
つまり締め切りを決めると、時間の節約になる。
これ、上海で熱を出して気がついた。
不思議なものです。
しかしそれも小さなイノベーション。
私にとっては、すごく助かる。
ただし、今のままでは、
その日の日付のブログとして公開されている時間がほとんどない。
つまりブログの鮮度の問題となる。
だから1回だけ、1日に2回書いて、
時間を20数時間前倒しにしなければいけない。
今のテンポのブログは、
夜11時50分くらいにアップしているが、
午前0時を過ぎた翌日、
すぐに続けざまにその日のブログを書いて、
それからは毎日、夜の12時を目途に書いて、
0時1分くらいにアップする。
こんな感じでどうでしょう
このところずっと、
1日に2回くらいの公開を考えていたけれど、
当分はこのテンポで行こうと思う。
問題はいつ、それをやるかだ。
やはり、土日がそれにふさわしいと思う。
これも「前向き・上向き・外向き」で。
さて今日は短めに。
日経新聞最終面『私の履歴書』。
物理学者・米沢富美子さんが書いている。
20代の結婚する頃の米沢さんの思い。
物理学と結婚が両立できるのかと悩んだ。
「バージニア・ウルフは『私ひとりの部屋』で、
精神の独立のためには自分一人の空間と
何がしかの収入が必須だと書いている。
まさにその通り。
一人の空間と自分の収入のない人生は
考えられなかった」
ほんとうに重要なことだ。
男でも女でも、
若くても年をとっていても、
日本人でも外国人でも。
「自分一人の空間」と
「何がしかの収入」。
これがほとんどの人々に提供できてこそ、
本当に豊かな国になるのだと思う。
上海にいたりすると、そんなことを強く感じる。
日本や中国はまだまだ。
アメリカはやはりこの面では進んでいるか。
ここでも「前向き・上向き・外向き」でいきたい。
日経新聞に「小売り、カード会員を拡大」の記事。
イオンは傘下のイオンクレジットサービスを通じて、
2200万枚に増やす。
これは1年間で約100万枚の増。
セブン&アイは1年間に20万枚増やす。
そして2012年度末のカード会員数を650万枚強という目標。
そして来春には二つの会社を統合。
ひとつは「セブンカード」事業を運営するセブン・カードサービス、
ひとつはそごう・西武でカード展開するセブンCSカードサービス。
統合のメリットが出やすいことは確かだ。
丸井グループは「エポスカード」を、
2012年度末に500万枚強に拡大予定。
日本クレジット協会の調査では、
「2011年3月末のクレジットカード発行枚数は3億2213万枚」。
これは前年同期より20万枚減少。
全人口1人当たり、約2.5枚。
20歳以上の人口1億0519万人では、
1人当たり3.1枚。
イオンの2200万枚は全クレジットカード数の6.8%、
セブン&アイの650万枚は2.0%。
20歳以上人口に対しては、
イオンは20.9%、
セブン&アイは5.9%。
クリティカル・マスの仮説を持ち出すと、
イオンはすでに17%を超え、
セブン&アイは、それを目指す。
カード社会はすでに到来してるが、
ほんとうに顧客に役立つものは、
どれだけあるのか。
私は今年、
FSPの大ブームが、
やってくると、
言っている。
FSPはフリークエント・ショッパーズ・プログラム。
顧客の繊細な生活を読み取って、
そのライフスタイルに応える仕組みがほしい。
この面でも「前向き・上向き・外向き」で願いたい。
<結城義晴>
2 件のコメント
結城先生へ
体調が良くなられホットしております。何卒お体ご自愛ください。
6月7日の「カンブリア宮殿」にアマゾンのCEO ジェフ・ベゾス氏 が出演して、「究極の顧客主義」が紹介されていました。6年連続の赤字でも「顧客のために出来ること」を追求し続けたことに、驚きを禁じえません。
5月30日から私の会社の近くの「アマゾンロジステックセンター」が稼動を開始しました。
未来は「リアル店舗」の補完としての「バーチャル店舗」なのか?またはその逆になっていくのでしょうか?
いまちゃん、いつもありがとうございます。
体調も良くなりましたし、気力も充実。
リアルとバーチャルの融合。
リアル主導の会社もあれば、
バーチャル先導の会社もある。
どちらもいいでしょう。
イオンもとうとう、
全国レベルのネットスーパーづくりに動き出しました。
おもしろいですね。