寺岡フェア福岡で講演、中国のトライアルとイオンは成功するか?
体調は回復。
汚い話で恐縮だが、
ちょっと鼻水が出る。
だからティッシュ・ペーパーが必須。
今日は、朝、9時50分のANAで・・・・。
福岡入り。
九州上空の雲。
2012寺岡ニューバランスフェアで講演。
生まれ故郷での恒例の2時間勝負。
ほんとうは1時間半だが、
いつもオーバー。
頑張ります。
さて、昨日までお世話になった上海スイスホテル。
その最上階29フロアの一番端の部屋。
ほんとうにお世話になったので、
ちょっと紹介。
入り口を入ると、
クローゼットとトイレ。
そして、リビングルーム。
そのコーナーに、デスク。
ゆったりしていて、使いやすいつくり。
原稿やブログを書いたり、
資料を整理したり、
ほんとうに便利だった。
そしてソファ・セット。
ほとんど使わなかったけれど。
入り口から左手を除くと、
洗面所とバス・トイレ。
この部屋にはトイレは二つある。
洗面所も二つ。
スイートルームで、二人用だったらしい。
バスタブがあって、
別にシャワー・ルームもついている。
そしてベッド。
これもエクストラ・ダブル。
一人で使ったけれど。
ベッドサイドには、
ゆったりできるチェアー。
これも5泊して、
モノを置くときくらいしか、
使わなかったけれど。
でも、この部屋には本当にお世話になった。
ありがとう。
さて、日経新聞の片隅に、
日本小売業の中国進出の小さな記事。
このところ中国関連の記事にはすぐに目が行く。
まず、「トライアルカンパニー 来月初出店」。
7月1日、店舗面積約1000㎡の1号店を、
山東省煙台市にオープン。
この地には同社のPB生産協力工場がある。
2013年3月期に山東省に計3店の予定。
「成長が見込める中国市場で、
主力のプライベートブランド商品を売り込む」
当面、生鮮食品に本格的に手出ししなければ、
そして徹底したディスカウントを貫けば、
私はトライアルの中国進出、
大いに可能性を持っていると思う。
もうひとつの記事は、
「イオンモール 中国の5店開業決定」。
2013~15年に中国の広東省や江蘇省などで、
5つのショッピングセンターを開業。
ハイパーマーケット(総合スーパー)を核店舗として、
サブテナントの専門店を集積する。
現在、イオングループは、
12のショッピングセンターを営業。
いまのところ北京と天津が中心だが、
今後は沿岸部に出ていく。
記事には「中間層を取り込む」とある。
これはトライアルのターゲットとは異なるが、
中国には「ニューリッチ」ともいうべき中間層が急増していて、
これも立地さえ誤らねば、
成功すると思う。
ただし、
一に立地、
二に立地、
三四がなくて、
五に立地。
日本の高度成長の頃のことをイメージして、
それに「後発の優位性」の要素をちょっとまぶして、
想像力を働かせて、考える。
私、すこしずつ、
中国小売りビジネスのことが、
分かってきた。
まだまだ、広い中国のことを、
理解したなどとは口が裂けても言えないが、
それでも、
「ひとつずつ・すこしずつ・いっぽずつ」。
自分の目で見、自分の耳で聞く。
それを続けると、
ほんとうにちょっとずつ、
わかってくる。
<結城義晴>