長嶋茂雄・松井秀喜国民栄誉賞「よかった」と評価しつつ、違和感
Everybody! Good Monday!
[2013vol18]
ゴールデンウィーク最終日、
2013年第18週が始まった。
5月第2週。
今週のプロモーションに関しては、
是非ご覧いただきたい。
『商人舎magazine』の、
Weekly商人舎、
「月曜朝一・5月第2週の販促企画はこれだ」
現在は、商人舎編集部が記事を書いて、
それを結城義晴が手直ししている。
もっともっと充実した内容に進化させていく。
最近は鈴木國朗さんと、
よく情報交換と議論をする。
鈴木さんは一流の経営コンサルタント。
特にスーパーマーケットや食品に強い。
私はその丁寧な仕事ぶりに対して、
日本のトップだと高く評価している。
その鈴木さんの主張は、
各社各店がそれぞれの考え方で、
販促企画をつくり、
それを自分の顧客に提案することの重要性だ。
だから鈴木さんのコンサルティングは、
各社各店が自主的にものを見て、
考えて、実行することの、
サポートということになる。
もちろんマーケティング、
マーチャンダイジング、
それらに関する基本の考え方、
最新の情報、具体的な提案も鋭いが、
組織をつくったり、
チームワークを維持したり、
そんなマネジメントの役割が増えている。
それが丁寧なコンサルティングであって、
今、一番求められているのだと、
私も思う。
すなわちこれがまさしく、
「ポジショニング戦略」のための活動だからだ。
Weekly商人舎の「月曜朝一」も、
そんなことのお手伝いがしたい。
そうなりたいと考えている。
その今週の販促企画は、
日曜日12日の「母の日」まっしぐら。
こどもの日に買い物した顧客は、
母の日も同じ店で買い物してくれる。
その意味で、
こどもの日から母の日までは、
繋がっている。
商人舎magazineでは、
4月プレ創刊号を、
デジタルブックリーダーで、
読むことができる。
5月9日まで、あと4日間、
無料です。
是非ご覧ください。
そして『月刊商人舎』と『商人舎magazine』の、
読者になってください。
5人一組で、
1人月間300円です。
さて『商人舎magazine』といえば、
日経新聞に「パソコン利用者」に関する記事。
調査は4月25~26日に、
全国の20歳以上の男女1035人に、
インターネットで行われた。
88%がパソコンを「毎日使う」。
60歳以上の95%が毎日利用。
IT機器としての「独占的地位」は崩れている?
なぜならば、スマホが34%、
タブレット(多機能携帯端末)は12%。
パソコン離れは起きていないが、
目的による使い分けが進んでいる。
スマホやタブレットが適しているのは、
4割近くの人がツイッターと、
無料通話・チャットのLINE(ライン)。
パソコンはまとまった文書や資料の作成、
ウェブサイト閲覧。
ということは『商人舎magazine』も、
パソコンによる閲覧が多いに違いない。
小売りサービス業の現場の人たちは、
いったいどちらなのだろう。
とても気になることだ。
それでも新聞を読む機会が、
日本人全体から減ったとしたら、
パソコンでも、スマホ・タブレットでも、
知識と知恵と情報を、
身近なものにしておいてもらいたいと思う。
記事は「ただし」を書き加える。
「パソコンがこのまま存在感を保てるかは不明だ。
フェイスブックが自社サービスを
使いやすくするスマホアプリを発表」
「技術開発のアイデアや資金が集まる
『旬』を迎えているのが、
モバイル分野なのは間違いない」
ということは『商人舎magazine』もやがて、
スマホやタブレットで読まれるようになる。
この変化の激しい時代、
私たちはそのマーケットと顧客の変化には、
ついていきたい。
決して先取りする必要はないだろうが、
顧客の変化とシンクロした歩みはしたい。
荒井伸也さんが言っている。
小売業やスーパーマーケット、チェーンストアは、
新幹線を独自開発する必要はまったくない。
私鉄の機能で十分だ。
荒井さんはサミット㈱の社長、会長を務め、
現在、オール日本スーパーマーケット協会会長。
この見識ある発言によって、
どれだけ気持ちが楽になったことか。
私だけでなく、多くのトップマネジメントが、
救われたに違いない。
しかしパソコン、スマホ、タブレット。
顧客と足並みを揃えることだけは、
ぬかりなく実行しておきたい。
さて、国民栄誉賞。
長嶋茂雄さんと松井秀喜。
素晴らしいし、目出度いことには変わりない。
それでも本音でいわせてもらえば、
「4番サード ナガシマ」の姿、
私は、ああいった形では見たくなかった。
脳梗塞から立ち直った意志の強さなど、
さすが長嶋茂雄と感動させてくれた。
私はご存知、旧西鉄ライオンズファン。
だから長嶋茂雄からも、
ずいぶんと痛い目に遭わされた。
しかしそれもよし、敵ながらあっぱれ、
とさせるものが、長嶋にはあった。
国民栄誉賞自体は、
ひどく遅いくらいだと思う。
それに大リーグ引退直後の松井とのセット受賞では、
どちらもかわいそうだ。
何だか読売新聞と安倍晋三首相に、
上手く担がれた風にも見える。
さらにあの演出。
あの記者会見。
長嶋茂雄はいつまでも、こよなく野性的で、
人知を超えた魅力ある存在であって欲しかった。
私の勝手で、率直な感想を、
結城義晴のブログ[毎日更新宣言]だからこそ、
書かせてもらった。
他意はない。
悪しからず。
そのゴールデンウィークが終りつつある。
昨日の5月5日は今年の立夏だった。
「立夏」とは「夏の気配が感じられるころ」。
暦便覧は「夏の立つがゆへなり」と文語表記。
わかりやすく言えば、
春分と夏至の中間。
立夏から立秋の前日までが夏。
これから母の日、そして春の大運動会の季節。
ということは、梅雨が来るまで、
「日本人に生まれて良かった!」と、
実感できる季節。
お客様と歩調を合わせて、
夏を楽しみたいし、
仕事の成果をあげたい。
では、みなさん。
Good Monday!
〈結城義晴〉