日本スーパーマーケット協会総会と公取委の法律違反示唆
今週もあっという間に金曜日。
午前中は、先週に続いて、
東京・池尻の東邦大学医学部付属大橋病院。
富田剛司教授は、
緑内障の日本最権威。
だからいつも、全国から患者が押し寄せる。
予約時間は大幅にずれる。
しかし眼圧は右目16、左目13。
視野検査の結果も小康状態。
「悪くはなっていないですよ」
このところハードワークが続いたが、
ちょっと安心。
最高権威に直接、
診断してもらうと、
何はともあれ、安心できる。
それが最高権威の役目。
私もそれを目指そう。
さて商人舎magazine。
Weekly商人舎のSpecialは、
「小売りサービス業の5月販売統計月報」
百貨店・フードサービスが、
アベノミクスを受けて回復。
スーパーマーケット、コンビニは、
全体微増、既存店減少。
この傾向は続く。
さらにWeekend News Summaryは、
「ネット販売まだまだ? それとも『もう』?」
ネットとリアルの融合が進む。
そしてDaily商人舎。
公取委「増税前値下げ要請の違反行為」示唆
これは厳しい指摘。
見せしめの摘発があるかもしれない。
トップ企業は特に、
十二分にチェックすべし。
さて今日は、
日本スーパーマーケット協会
平成25年度総会。
記念講演は野口悠紀雄さん。
早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。
最近多いテーマの「日本経済のゆくえ」。
安倍政権の経済政策の評価、
金融緩和策の評価、
財政赤字はどうなるのか、
日本経済が抱える問題は手術でしか解決できない。
そんなテーマを資料をもとに語った。
残念ながら私は聴くことができなかったけれど。
そのあとは恒例の懇親会。
来賓のあいさつに続き、
川野幸夫会長のあいさつ。
3つのことを宣言。
ひとつは、来年4月に、
日本スーパーマーケット協会と
新日本スーパーマーケット協会が、
合併するが、
その趣旨。
ふたつ目は、
消費税増税問題への考え方。
総額表示ではなく外税方式すべきであり、
国民一人ひとりに納税負担を認識させることが大事。
「知らしむべし よらしむべからず」にしなければいけない。
そしてみっつめは、
スーパーマーケットは経営環境が厳しいということ。
カットスロートコンペティッションの状況にある。
だから選ばれる店になるために、
商いのコンセプトを明確にしなければならない。
川野さんのあいさつは、力強かった。
乾杯の発声は濱口泰三さん。
伊藤忠食品㈱代表取締役会長。
懇親会では、まず川野幸夫さんと、
消費税増税問題を語り合った。
「結城さんのいうとおり、
ポジショニング戦略ですね」とのこと。
ありがたい。
副会長の平富郎さん。
㈱エコス会長。
キリマンジャロ登頂の話題。
同じく副会長の夏原平和さん。
㈱平和堂社長。
平和堂の社員教育の一環として、
毎年2回、アメリカ視察セミナーを実施している。
現場は変わってきている。
その実感を共有しあった。
岩崎高治さん。
㈱ライフコーポレーション社長。
商人舎magazineで、
川崎市・中原井田店取り上げた。
岩崎さんはしっかりと読んでくれていた。
感謝。
名誉会長の清水信次さん。
㈱ライフコーポレーション会長、
生団連会長。
ますますお元気。
第一屋製パン㈱社長の細貝理栄さん。
7月のイベントを楽しみにしています。
日本スーパーマーケット協会新専務理事は、
竹井信治さん。
これからも、
日本のスーパーマーケットのために貢献してください。
宜しくお願いします。
陰ながら応援させていただきます。
そしてフェイスブック仲間の佐々倉弘さん。
㈱三味商販部長。
やっと会えた。
これからもよろしく。
そして最後はやっぱり並木利昭さん。
㈱ライフコーポレーション専務取締役。
少し遅れて参加した懇親会。
お会いできた人、
すれ違ってしまった人。
それでもずいぶん多くの方と語り合った。
そのあとは有楽町ガード下のドイツビールの店で
商人舎specialメンバーの二人と情報交換。
私の隣は川勝利一さん。
エグゼクティブ・コーディネーター。
左は松井康彦さん。
エグゼクティブ・プロデューサー。
久々にゆっくり会話した。
川勝さんの日本のスーパーマーケット分析は秀逸。
しかも語り口がおもしろい。
「座布団三枚!」
おあとがよろしいようで。
スーパーマーケットも小売業も、
世間から注目されている。
公正取引委員会からも。
そこんとこ、忘れずに。
では、みなさん、
良い週末を。
〈結城義晴〉