「海の日」の立教F&B授業でコストコ視察、リソースフルに行こう!
Everybody! Good Monday!
[2013vol29]
2013年第29週。
7月の第3週。
暑いですねぇ。
今日は「海の日」。
1995年(平成7年)制定、
1996年(平成8年)から施行。
一番新しい日本の国民の祝日。
『祝日法』第2条の趣旨は、
「海の恩恵に感謝するとともに、
海洋国日本の繁栄を願う」
世界中で唯一、日本国だけが、
『海の日』を国民の祝日としている。
誇らしい祝日だ。
私は博多生まれの横浜育ち。
横浜市歌を聴くと、
力が湧いてくる。
作詞:森林太郎・作曲:南能衛。
森林太郎とは森鴎外の本名。
わが日の本は島国よ
朝日輝よう海に
連りそばだつ島々なれば
あらゆる国より舟こそ通え
されば港の数多かれど
この横浜にまさるあらめや
むかし思えば とま屋の煙
ちらりほらりと立てりしところ
今はもも舟もも千舟
泊るところぞ見よや
果なく栄えて行くらんみ代を
飾る宝も入りくる港
横浜育ちのみなさん。
いかがですか。
力が湧いてくるでしょう?
『海の日』とは直接関係ないけれど、
この文語調の行進曲のような歌は、
横浜市民に海の良さを知らしめてくれる。
今週の販促企画は、
Daily商人舎・月曜朝一「今週の販促企画」。
商人舎magazineは、今日から明日にかけて、
Web版がリニューアル。
ご期待ください。
それから8月1日。
「24時間無料公開キャンペーン」
これも、乞う! ご期待。
さて今週は、暑さ一点突破。
三連休疲れはあるものの、
週末から学校は夏休み。
なにか心から自由を感じとる。
私も今日「海の日」ながら、
立教大学大学院F&Bマーケティングの授業。
授業といっても、
屋外講義。
メンバーシップホールセールクラブのコストコ。
その川崎店の視察授業。
12時30分に京浜急行・川崎大師駅集合。
タクシーに分乗して、
コストコを訪問。
三連休最後の日、
ものすごい混みよう。
コストコは、
ダイヤモンドとトイレットペーパーを、
一つ屋根の下で売るビジネスモデル。
他に例を見ないユニークさ。
そのダイヤモンド。
27,938,800円也。
2793万8800円。
ワインも、牛肉も、
グレードや規格がオーソライズされた商品は、
最上級もしくはそれに次ぐ格のもの。
それがどこよりも安く、
しかも常時、同じ値段で売られる。
そしてコモディティは、
これもどこよりも安く売られる。
コモディティとノンコモディティ、
その組み合わせによって、
この企業ほど最新のトレンドを、
上手く活用している小売業はない。
アメリカ産牛肉中落ちカルビのエンド。
盛大に試食。
私たちもほぼ全員が並んで、
「サンプル・ライフ」。
閉店までに、
このゴミ箱一杯になるくらい食べさせる。
全店を説明しながら回って、
最後はフードコートで昼食。
ホットドッグとドリンクで180円。
アメリカでは1ドル50セント。
コストコでの購買力平価は、
1ドル120円。
私はこれが最も妥当な線だと考えている。
歩きながら、バスのなかで、
そして最後はキリンシティで講義。
ついでにブラウンマイスター。
みなさん、前期の受講、
ありがとうございました。
これで終わりですが、
アンコールに応えて、
土曜日午前10時から補講。
場所は池袋キャンパスのX101号教室。
ご参集ください。
さて今週の私のスケジュール。
明日火曜日は山梨県甲府市。
講演。
水曜日は横浜商人舎オフィス。
この日、私は期日前投票をするつもり。
選挙に行こう。
投票しよう。
木曜日は、午後から、
商業経営問題研究会。
通称RMLCの7月例会。
場所は日本チェーンストア協会会議室。
みなさんご参集ください。
テーマは、ふたつ。
①PB最新動向
②2013年2・3月期小売業決算分析
私は座長ながら、
この2カ月ほど海外出張と重なり、
欠席。
今回は出ます。
この研究会は、
一番最初は「杉山ゼミ」だった。
商人舎最高顧問の杉山昭次郎先生を囲む勉強会。
次が「磯見ゼミ」となった。
故磯見精祐さんが座長となって、
この時からRMLCの名称となった。
そして磯見さんが、
2007年10月20日に逝ってしまってから、
私が座長となった。
磯見さんは「結城義晴さんに贈る一文」を、
私に残してくださった。
この年の11月30日のブログに、
私は書いている。
「便箋2枚に、
最後の力を振り絞って書かれたと思われる字が、
並んでいる。
死を覚悟した磯見さんの、
亡くなられる2日前の手紙である。
奥様によると、
何度も書き直しされた。
この一文も、
最後まで書ききれず、
絶筆となった。
私が、㈱商業界を退任し、
その私を励ます会を、
磯見さんは企画し、
推進してくださっていた。
その間のことが、
丁寧に書かれている。
次に、ご自分の病気のことが簡略に記されている。
そして、最後に。
さて、『結城さんに贈る一文』ですが、
これは私の結城さんに対する期待です。
ここで終わっている。
私は、ここまで読んで、
胸に突き上げるものがあり、
便箋を閉じた」
その磯見さんの後を継ぐRMLC。
何のため何を求めて行きしかは
あやふやなれど確かに行きぬ
〈日経歌壇 奈良・新井蜜〉
こうなってはいけない。
ようようにたどり着けたと思いても
いつでもそこは出発地点
〈同 大阪・大井市子〉
こんなことが多いけれど。
とりあへず今日することを考へて
生きてゆく日も人生にはある
〈同 八王子・坂本ひろ子〉
人生はそれもあるかもしれないが、
仕事はそうであってはいけない。
日経歌壇、どうも後ろ向きが多い。
さてスケジュールに戻って金曜日は、
まずオフィスに来客、
そして夕方から立教大学ビジネスデザイン研究科。
これは参加できるかどうか。
そして土曜日は、
午前中、F&Bの補講。
午後、結城ゼミ。
日曜日21日。
再び、
選挙に行こう。
投票しよう。
みなさん、よろしく。
リソースフル Resourceful。
望むものに向かって、
明るく、積極的な気持ちで、
どんどんやる気になっていくこと。
今の日本に必要なのは、
リソースフルな精神です。
今の私たちに必要なのは、
リソースフルな生き方です。
では、今週も、リソースフルに、
Good Monday!
〈結城義晴〉