ニューヨークとホールフーズのアウトスタンディングなポジショニング
ニューヨークは素晴らしい。
ここに降り立つだけで、
エネルギーが湧いてくる。
商人舎USA研修会スペシャルコース。
10月22日~29日。
締め切りは過ぎたが、
まだ枠はある。
ダラスからワシントンDC、
そしてこのニューヨークに列車の旅。
どうぞ、ご一緒しましょう。
ジョンFケネディ空港に到着したら、
浅野秀二先生と合流して、
いよいよスタート。
まず、ニュージャージーへ。
アウトレットモール。
アウトレットモールといっても、
かつてのリージョナルショッピングセンターを、
改造した物件。
だからエンクローズドモールの形式を採っている。
最近はこの手の改造が激増している。
かつてのショッピングセンター理論は、
「原則と基本を補助線にせよ」
その一番端の核店舗が、
ホールフーズ。
当然、外からも直接、
店に入ることができる。
店舗面積1800坪ほどの、
ホールフーズの標準店。
しかし、素晴らしい。
ニューヨークの街と同じくらい、
息を飲む見事さ。
新しい試みがある。
例えばこれ。
コーナーの名称は、
カット・フルーツ&フレッシュジュース。
しかもフレンドリー。
ホスピタリティ。
目いっぱい写真を撮った。
それは帰国してすぐに、
商人舎magazineの、
Weekly Specialで全面公開予定。
これは確約する。
リッチ店長がインタビューに答えてくれた。
アウトレットモールは基本的に、
ディスカウント店舗が集積される。
実際にこのホールフーズの反対側の核店舗は、
ディスカウントストアのターゲット。
そこにホールフーズが入っている。
今年、デトロイト市の低所得層の住むエリアに、
ホールフーズが出店して、
大成功を収めた。
ホールフーズの立地条件は、
許容範囲を広めている。
それはホールフーズのポジショニング戦略が、
類を見ないほどのレベルになってきたことを示す。
まさにアウトスタンディング。
もう一度、月刊『商人舎』7月号を読み返してほしい。
「特集ホールフーズ・マーケット」
店舗視察をして、昼食をとって、
店長インタビューをして、
向かったのは、
Mitsui Foods International。
ニュージャージーの緑に囲まれたオフィス。
全員で写真。
そしてレクチャーを受けた。
まず、杉山靖さん。
三井USAシニア・バイス・プレジデント。
そして三井フーズインク社長の長田務さん。
さらに立岩太郎さんからも、
北米食品流通事情を講義してもらって、
満足。
そのあと、結城義晴の講義。
たっぷり2時間弱。
経営戦略編。
一気に語りきった。
最後に写真。
左から長田さん、杉山さん、立岩さん、
そして三宅徹さん。
ありがとうございました。
充実したレクチャーでした。
その後、ホテルに急ぎ、
そしてディナーはステーキ。
杉山さん、長田さん、立岩さんも合流してくれて、
ニューヨークカットとワインを堪能した。
しかし、お疲れ様。
これからますます頑張ります。
ニューヨークとホールフーズからもらったエネルギーを、
原動力として。
(つづきます)
〈結城義晴〉