サンフランシスコの決意表明はダンジネスクラブより見事だった!
Everybody! Good Monday!
[2013vol44]
2013年第44週。
11月は第2週。
文化の日の振り替え休日。
三連休は、
小売サービス業にとって、
ありがたいこと。
何はともあれ、
店に来ていただける機会が増える。
問題は、いかに機会損失しないか。
それに大いに関心を持つべきだ。
さて、日本では祭日であっても、
アメリカにいると全然、関係ない。
日本を発ってから、
もう2週間。
恋しい気持ちはあまりない。
肉体的に疲れたわけでもない。
なんというか、
普通に帰宅するという感じ。
しかし、帰国の時が迫っている。
昨日の11月3日、
朝から、講義。
会場はホテル日航サンフランシスコ25階。
ビル群を横から望む。
ずっと向こうにちらりと、
サンフランシスコ湾も見える。
外は明るい陽射し。
全員元気に、
「お願いします」。
今回の団長・夏原陽平さんがスピーチ。
㈱平和堂取締役営業推進室長にして、
コーネル・ジャパン奇跡の2期生。
実行と成果について、
的確に語った。
眼下にはサンフランの街。
そして結城義晴の最後の講義。
エンプロイー・サティスファクションから、
カスタマー・サティスファクションまで。
いつも基本中の基本。
そこから入って、
「自分の目で見、
自分の耳で聞く」
そのことの大切さを強調した。
あとは一気呵成。
2時間をオーバーして、
140分。
私も、彼らが成果を上げてくれることを、
心の中で念じていた。
講義が終わると、
サクラメントに向かって、
出発。
ベイブリッジを渡る。
そのベイブリッジ、
やっと新橋に移動。
右隣に旧橋が見える。
サンフランシスコ・ベイも美しい。
バスの中でも、
1時間ほど車中講義。
あっという間に現地に到着。
ナゲット・マーケットで写真。
どうです?
成果が上がりそうな顔つきが、
ずらりと並んだでしょう?
ナゲットは、
ファンタスティックな店で、
しかし驚くほどの低価格。
彼らはこれを自称する。
「アクチュアリー・プライス」と。
素晴らしい。
しかしこの地区、
経済状況が極めて悪い。
苦戦中。
そんななか、
好調な2店。
ひとつはフード4レス。
ナゲットがフランチャイジーで展開。
驚くほどの低価格、
しかもファンタスティック。
ナゲット・マーケットのレギュラー店舗の、
逆を行く。
奥壁面沿いの精肉売り場。
店中、床がピカピカ。
ウェット・ルックという。
英語でWet Look。
濡れたように見える。
そこまで磨き上げ、磨き続ける。
それがこの企業のポリシー。
Our People Make the Difference.
この店のオープン以来、
22年間勤務するドナさんに、
インタビュー。
通訳は五十嵐ゆう子さん。
私の相棒。
熱心に聴く。
丁寧にメモを取る。
ドナさん、夏原さんと写真。
それからウィンコ・フーズ。
この店もスーパーウェアハウスストア。
入り口に「ウォール・オブ・バリュー」。
ゴンドラエンドを連ねたような売り場だから、
実によく売れている。
ハロウィン商品の売り切りに、
活用したりする。
平和堂用語では、
「一丁目一番地」から、
一丁目五番地くらいまで。
青果部門は、
ダンボール陳列やクレート陳列。
広くて、きれいで、安い。
この解放感。
圧迫感のある他店では、
買い物できなくなる。
レジも大繁盛。
視察を終えて、
サンフランシスコに戻る。
おつかれさま。
その後、
ダウンタウンのユニオンスクェア付近を、
自由視察。
夜はフィッシャーマンズワーフへ。
ステージでは、
マジック・パフォーマンスを展開中。
そしてダンジネス・クラブ。
サンフラン名物。
見事。
そして美味い。
6つの班の班長さんのスピーチ。
生鮮食品事業部デリカ課課長・原田誠さん。
決意表明。
住居関連事業部ドラッグ課長・吉田昌嗣さん。
Innovation宣言。
FM大藪店支配人・阿部千博さん。
ほかの班長の写真は、
暗さで手振れしていたり、
ボケていたりで、
掲載できず。
ごめんなさい。
しかし全員の決意表明、
ダンジネスクラブより見事だった。
あっという間に一晩があけて、
3時半のモーニングコール。
4時15分の集合で、
サンフランシスコ国際空港へ。
夏原さんと握手。
これからニューヨークへ行く。
佐々木裕さんも一緒に、
ウェグマンズを学ぶ。
店舗サポート部部長。
おおいに成果を期待しよう。
そして全員で、
最後の写真。
自ら変わらねば、
仲間を変えることはできない。
自ら変わらねば、
店を変えることはできない。
自ら変わらねば、
会社を変えることはできない。
みなさんも、
Good Monday!
(まだ、ちょっとだけ、つづきます)
〈結城義晴〉