第14回JAPANドラッグストアショー開幕・懇親とMarketing4P
商人舎MagazineのDaily商人舎。
今日のニュースは、
イオンの成長戦略は
「4シフトの深耕」+
「商品・マーケティング一体化」
「商品・マーケティング一体化」こそ、
今、現場の最重要テーマだ。
正しくマーケティングしましょう。
これだ。
フィリップ・コトラーの4P。
Product
Price
Place
Promotion
このうちのProductが商品。
これまで商品は商品でひとり歩き、
一方、Promotionは販売促進。
販促は販促で一人歩き。
さらにPriceの価格と、Placeの流通が、
一体化して、
マーケティングとなる。
だからイオンは、
マーケティング・カンパニーを
目指そうということ。
そしてそれは、
マス・マーケティングを包含した、
マス・カスタマイゼ―ション。
STPのマーケティング。
これは大きな目で見ると、
近代化を包含した現代化を
意味する。
月刊『商人舎』の根底には、
この考え方が貫かれている。
是非、店長をはじめ、
現場の人たちにも、
読んでほしいものだ。
さて、今日は午前中に、
月刊『商人舎』のWEB会議。
昨年5月に開設して10カ月。
創刊準備号を含めると11カ月が過ぎた。
この間、毎月のように会議を開き。
WEBサイトを改善してきた。
ますます充実させていきたい。
その思いを共有しながらの打ち合わせ。
力になってくれているのは、
SEOコンサルタントの猪股信吾さんと
システムエンジニアのプラージュ・長谷川温子さん。
昼までの2時間。
さらに昼食をとりながらディスカッション。
皆さん。
商人舎magazineを
ますます充実させていきます。
ご期待ください。
午後は千葉県海浜幕張の幕張メッセへ。
今日から3日間、
JAPANドラッグストアショーが、
開催される。
第14回目。
主催は日本チェーンドラッグストア協会。
初日の今日はバイヤーズデイ。
全国からドラッグストア関係者が集まる。
メイン入口に設けられた
主催者のテーマブース2014。
大きく掲げられた「成長戦略4つの挑戦」。
ドラッグストアショーの特徴は、
ビジネス情報の充実とその発信力・提案力。
このテーマブースを見るだけで、
ドラッグストア産業の今が見える。
今年は13ゾーン346社1268小間の展開。
その中でひときわ人を集めていた
井田両国堂ブース。
明治のブースでは遊び心をくすぐる
ルーレット・チャレンジ。
森永乳業のブース。
サンプリングはどのブースでも
積極的に行われているが、
太田胃散は
派手なコスチュームでひと工夫。
足裏診断を行っているブースには
多くの女性たち。
日本ジェネリック製薬協会ブース。
日本の医療費負担増と
ジェネリック薬の活用を促すボード。
ニトリ子会社のニトリパブリック。
4年ほど前から
店舗什器を販売する。
岡村製作所では
カフェカウンターの提案。
ブースを見るだけで
ドラッグストアのトレンドがよくわかる。
会場でバッタリお会いしたのは
㈱サンキュードラッグ社長の平野健二さん。
固い握手。
プラネットのブースの前で
会長の玉生弘昌さん(真ん中)、
社長の田上正勝さんのお二人と。
プラネットとブースを分け合う
カスタマー・コミュニケーションズの面々と。
大木グループのブース。
大木ブースでは久々に、
木村充宏さん(左)と再会。
昨年のアメリカ視察ベーシックコースに参加。
そのテキストを毎日、会社の机の上に置いて、
学び続けていてくれる。
ありがたい。
隣は営業本部C&V営業部長の市川恭子さん、
右は、㈱レゾーナ社長の山口毅さん。
山口さんは結城ゼミ三期生で、
今、超話題の「ユーグレナ化粧品」を開発した男。
最後に古巣・商業界のブース。
そして18時からは会場を移して、
レセプションパーティ。
開会挨拶は実行委員長の石田岳彦さん。
㈱CFSコーポレーション社長。
さらに主催者挨拶は関口信行さん。
日本チェーンドラッグストア協会会長。
㈱龍生堂本店社長。
来賓挨拶トップは、
秋本司衆議院議員。
協会議員連盟事務局長。
経済産業省流通政策課長の吾郷進平さん。
厚生労働省医薬食品局薬事企画官の尾崎守正さん。
乾杯ご発声は
ロート製薬㈱社長兼COOの吉野俊昭さん。
日本チェーンドラッグストア協会は
セルフメディケーションを標榜し、
協会のミッションがしっかりしている。
それが政治家にも行政にも、
そして産業に携わる人々にも、
共有化されている。
だから今回の挨拶は、
すべて共通していて、
とてもよかった。
これが協会というものの役目である。
産業を引っ張っていくために、
セルフメディケーションのコンセプトがつくられ、
それを実現させるために、
ドラッグストアショーがある。
この協会は、
ドラッグストアショーを
儲けの対象とはしていない。
だから全国のドラッグストアが
一致団結していて、
薬事法の改正など
画期的な事業を成し遂げた。
セルメ(セルフメディケーション)川柳の
大賞受賞作。
「老いてなおセルメで開く新世界」
三休さん。
ほかにも、ブースコンテストなどの表彰が
次々に行われた。
そして懇親。
日本チェーンストア協会専務理事の井上淳さん。
井上さんとは
協会のミッションについて
大いに語りあい、意気投合。
ぜひ月刊『商人舎』に登場いただこう。
㈱キリン堂会長の寺西忠幸さん。
月刊『商人舎』をおほめいただいた。
㈱マツモトキヨシホールディングス社長の松本南海雄さん。
インタビューの了解をいただいた。
㈱サッポロドラッグストアー社長の
富山陸浩さん。
㈱丸大サクラヰ薬局社長の
櫻井清さん。
㈱ぱぱす会長の根津孝一さん。
花王カスタマーマーケティング㈱前社長の髙橋辰夫さんと、
玉生弘昌さんの三人で。
高橋さんは、いま、
「最高の引き継ぎ」をしようと
全国を行脚中。
㈱フジモトホールディングス社長の藤本久士さん。
㈱大木社長の松井秀夫さん。
松井さんは月刊『商人舎』を、
実に丁寧に読んで、
鋭い意見や批評を投げかけてくださる。
深謝。
福島工業㈱常務の福島豪さん。
中締めは副実行委委員長の松本清雄さん。
㈱マツモトキヨシ社長。
最後まで会場に残り、
運営トップの皆さんと交流した。
協会会長の関口信行さん。
右は私の相棒・松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー、
そしてアドパイン代表。
実行委員長の石田岳彦さん。
もちろん締めはいつものように、
協会事務総長の宗像守さん。
皆さん、お疲れ様です。
そしてあと2日、
頑張ってください。
成功を祈念します。
最後は駅前の商業施設の焼肉屋で夕食。
大いに飲んで大いに食べて
盛り上がっていたところで、
同じビルで夕食会をしていたサツドラの皆さんが合流。
右から富山光恵副社長、富山浩樹常務。
富山睦浩社長とは大いに話が弾んだ。
いい一日だった。
いい一日の締めだった。
皆さんに感謝。
協会も、会社も、
マーケティングしよう。
それは金儲けではない。
お客さんの幸せを実現させること。
結果として、
会社は、お金も儲かる。
協会は、
そんな加盟会社に、
マーケティングをしてもらい、
儲けてもらい、
会社が存続するためにある。
本末転倒しては、
断じて、いけない。
〈結城義晴〉