立教大学院BD研究科’13謝恩会は恋するフォーチュンクッキー♪
今日は土曜日だが、
横浜商人舎オフィスで、
月刊『商人舎』の入稿。
その後、夕方、
池袋のメトロポリタンホテルへ。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科、
2013年度謝恩会へ。
司会は山﨑亮さん。
結城ゼミの俊英。
開会の辞は、
亀川雅人教授。
ビジネスデザイン研究科の創始者。
ミドルマネジメント教育のMBAではなく、
ビジネスの構築を意図する人財の育成。
それがこの研究科の主旨。
私もまったく同感。
撮影班は、
4月から2年次の名倉真悟さんが、
自分の会社のスタッフを引き連れて、
担当してくれた。
心から感謝。
乾杯の音頭は、
山中伸彦准教授。
ともに学ぶ姿勢を強調。
これにも同感。
そして懇親。
私は二日酔いで、
ウーロン茶ばかり飲んでいた。
それから退任教授の挨拶。
沖本美幸先生。
昨夜はみなとみらいの沖本邸で、
懇親した。
だから二日連続の宴。
そして結城義晴。
「蛻変」(ぜいへん)のススメ。
心は燃やせ、
頭は冷やせ。
そして、
朝に希望、
昼に努力、
夕に努力、
夜に感謝。
余興は、
女性陣がステージに上がって、
AKB48。
「恋するフォーチュンクッキー」
作詞・秋元康、作曲・伊藤心太郎、編曲・武藤星児、
振り付け・パパイヤ鈴木。
と、思ったら、
男性陣もほぼ全員、
出てきて躍り出した。
恋する フォーチュンクッキー♪
Come on! Come on! Come on!
アンコールでは、
私たちも前に出て、
踊らされた。
汗びっしょりで、
宿酔いが吹っ飛んだ。
教授陣も加わって、
壇上で写真。
ハートマークです。
今年らしくて、
いい企画だった。
最後に修了生たちから、
指導教授に花束贈呈。
私には結城ゼミの塩田木綿子さん。
謝辞は、
今年度のリーダー宮内博明さん。
学位授与式の夜の亀川教授のfacebookの文章を、
読み上げた。
「私たちの研究科は、
知欲にスイッチを入れるところ」
「私たちは知っていることより
知らないことの方が圧倒的に多い。
ビジネスに関する知識だけでも、
知欲に目覚めると、もう大変だろう。
勉強したくてウズウズしてくる」
「そういう教育課程を修了すると、
本当のスタートラインに立っていると感じるはずだ。
もう自分で学ぶ方法をマスターしている。
立教の経営管理学修士とは、
そういう学位である」
しみじみとして、
感動的な謝辞だった。
散会前に、
高岡美佳教授とツーショット。
立教大学の流通の専門家。
お世話になりました。
あとは頼みます。
そして最後の最後に、
やはり結城ゼミメンバーと写真。
右から足立幸一さん、ゼミ長として、
十二分にリーダーシップを発揮してくれた。
山﨑亮さん、気配りと行動力で、
研究も仕事もプロフェッショナル。
細野直樹さん、歩く野球事典、
返品問題の修士論文も秀逸。
倉内和博さん、医療機器卸業界に、
必ずやイノベーションを引き起こしてくれる。
そして塩田木綿子さん、修士論文テーマは、
オーガニック農業と関係性マーケティング。
良い論文でした。
今夜は参加できなかったが、
あと二人。
河村信之さんと李ヨンギョンさん。
みんな、素晴らしかった。
それぞれに、
「蛻変」を試みてほしい。
最後に、私の著書から、
「十箇月と一瞬」
調査・研究とは、
十箇月の妊娠のようなものであり、
問題の解決とは、
ある朝の分娩のようなものである。
私たちは、
誕生の瞬間ばかりに
関心を払い、感動する。
つまり、結果だけを求めたがる。
しかし、
十箇月のプロセスと
その後の発育・成長にこそ
本来、意味がある。
人間も組織も、
企業も店舗も商品も、
本来、段階型に成長する。
階段を登るように発展する。
十箇月の停滞に耐えて、
ある、ひとつの階段を登る。
停滞が長く、つらいほど、
登るステージは高い。
ああ、つらい。
ああ長い。
ああ、しんどい。
ああ退屈。
だからこそ、
たったひとつのステップアップが
ああ、うれしい。
ああ尊い。
たとえば十箇月の
調査と研究。
一瞬の
問題解決。
この繰り返しが
仕事である。
その積み重ねが
革新となる。
修了、おめでとう。
いい人生を歩んでほしい。
〈結城義晴〉