ラスベガス研修旅行から帰国、「Youは何しにアメリカへ?」
帰国しました。
第16回商人舎海外視察研修会。
今回はラスベガスでのBasicコース。
サンフランシスコ国際空港で、
解団式の後の全員写真。
いかがでしょう。
全員の目がキラキラしているでしょう。
前夜はラスベガスの最後の夜で、
眠っていない人もいるだろうに。
さて、昨日の19日。
チーム別の発表と個人理解度テストの表彰の後、
結城義晴最後の講義。
いつもいつも、
とても大切にしている。
全員が集中して、聴いてくれる。
私は本物の知識商人を養成して、
商業の現代化を成し遂げようと考えている。
アメリカで7日間も一緒に勉強した人たちは、
その知識商人そのものだ。
彼らは、派遣してくれた企業にはもちろん、
おおいに貢献してくれる。
同時に、商業全体の中で、
十二分に仕事を成し遂げ、
古い小売業や消費産業を乗り超えてくれる。
それが商業基幹産業化を果たす。
そのためには、
自らイノベーションし続けることが必須。
小さなイノベーションの継続が、
大きな産業の現代化につながる。
「自ら、変われ!」
これが私の最後のメッセージ。
ご清聴を感謝したい。
講義が終わってから、
大野愉香さんの本にサインして、写真。
この日、発表されたイオンとマルエツ、カスミの経営統合。
大野さんは渦中のイオン子会社マックスバリュ関東の社員。
今回は唯一、自費での個人参加だった。
意欲あふれるイオン・ピープル。
頑張ってほしい。
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。
最後の講義の後は、
各自、自由研修。
私は自室で、ずっと書き物。
その後、夕食は中華料理。
Joyfull House。
ダウンタウンでもストリップでもない、
郊外の店だが、
「The best of Las Vegas」に選ばれている。
入口で写真。
野菜を中心にオーダーして、
大満足。
現地コーディネーター五十嵐ゆう子さんと、
商人舎チーフディレクターの鈴木敏さん。
夜は、ホテルニューヨークニューヨーク。
シルクド・ソレイユのズーマニティ。
楽しむことも、たまには必要。
まっ赤な舞台。
まさに「現代化」されたサーカス・ショー。
はじめはこれもポスト・モダンの道化。
ズーマニティを堪能した。
みなさんも、ラスベガスに行ったら、
ぜひ、ご覧下さい。
一夜明けて、もう、帰国。
5時に集合して、ラスベガス国際空港。
チェックインをして、くつろぐ。
この後、10数時間もタバコが吸えない喫煙組。
私はその間も、原稿書き。
飛び立つと、ラスベガスの街。
次は秋の研修会。
よろしくお願いします。
街にお願いした。
土だらけの山並みが続く。
その中に三つの光。
シェラネバダ山脈。
頂きに雪を抱いた峰々。
1時間半で、雲の切れ間にサンフランシスコ郊外。
ラスベガスとはうって変わって、
緑と水色が美しい。
ユナイテッド航空の機体が並ぶ。
100番ゲートに集合して、
解団式。
両手の人差し指で、
三本締め。
そして再び冒頭の写真。
大きな成果をもって、
その成果を発揮するために、
帰国します。
この機体に乗り込んで、
10時間のフライト。
サンフランシスコの上空。
海岸べりはくっきり。
それから太平洋上を飛び続ける。
景色はずっと、白と青。
日本列島が見えてきた。
銚子の犬吠崎。
千葉県は美しい緑。
日本はやはり、いい。
成田空港について、チェックアウトし、
トランクを受け取って、外に出たら、
テレビ東京の番組クルーに出会った。
「Youは何しに日本へ?」
私たちは「何しにアメリカへ?」
それをもう一度、噛みしめて、
明日から全力で仕事に邁進しよう。
みんな、頑張ろう。
みんな、ありがとう。
一生、忘れない旅だった。
〈結城義晴〉