錦織テニス全米ベスト4と商人舎ドキドキ・ワクワク研修ハワイ出発
テニスの錦織圭、24歳。
ドキドキ・ワクワクさせてくれる。
場所はニューヨーク・ナショナルテニスセンター。
全米オープン男子シングルス、
準々決勝で勝利してベスト4。
スイスのスタニスラス・ワウリンカを、
フルセットの熱戦で破った。
ワウリンカは今年の全豪オープンチャンピオン。
負けて悔しそうだった。
しかしこの錦織のベスト4進出は、
なんと96年ぶりのことだとか。
錦織のベスト4にも驚かされて、
ドキドキ・ワクワクするが、
96年前に日本人が、
そんな成績を収めていたことに、
もっと驚かされる。
その人物は熊谷一弥。
1890年(明治23年)9月10日生まれ。
日本テニス界の黎明期を築いた凄い人。
1918年(大正7年)の全米選手権で、
史上初のベスト4に進出。
1920年(大正9年)のアントワープ五輪では、
男子シングルス、ダブルスともに銀メ ダル。
錦織は日清食品所属だが、
ウェアには「ユニクロ」のロゴ。
ユニクロは錦織の、
全米オープン着用モデルを発売している。
トップ3990円。
ボトムも3990円。
ユニクロの世界進出にイメージをだぶらせて、
日本国民のマインドシェアを高める。
3990円のテニスウェアを、
たくさん売ることがほんとうの目的ではない。
錦織は勝利の後のコート・インタビューで、
「いちばん好きなグランドスラムで勝ててうれしい」
ドキドキ・ワクワク、
そしてニコニコの瞬間だった。
さて私は今、成田空港第1ターミナル。
商人舎US研修会の、
ビギナーズコース。
35人が集まってくれて、
はじめのレクチャー。
しかし、いつもとは違う。
ピーター・ドラッカーと、
ジャック・ウェルチの出会いの話。
小売業・サービス業、
そして製造業も卸売業も、
ドキドキ・ワクワク仕事をしないと、
上手くはいかない。
成果は上がらない。
何より、
ドキドキ・ワクワクでなければ、
その仕事に就いている意味がない。
3泊5日の大急ぎコース。
しかし世界で一番、
ドキドキ・ワクワクできる場所。
ハワイはホノルルで、
ドキドキ・ワクワクを実感し、
ニコニコできる店をつくる。
お客にニコニコしてもらう店にする。
自分がニコニコ働ける職場にする。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコの研修会。
いざ、序幕。
ハイ、ポーズ。
楽しんできます。
楽しませてきます。
錦織圭にも負けないぞ!
ご期待ください。
〈結城義晴〉