日本コンビニの三占・複占と川奈ホテルの夜
商人舎公式ホームページサイトが、
トラブル。
ご迷惑をおかけします。
わざわざおいでくださったのに、
閉店状態。
お詫びします。
店を開けよう、
売場に立とう。
そう呼びかけた私のお店が、
閉店状態。
情けない。
さて、花粉症の症状が出てきました。
それほどひどくはないのだけれど。
これからいい季節ですが、
そのいい季節も、
全ていいことはない。
なんでもそうです。
いいことがあっても、
全部が全部、いいわけではない。
それが人生です。
さて、商人舎magazine。
デイリー商人舎では、
セブン‐イレブンの高知進出を報道。
サンシャインチェーンと組んでの出店。
迎え撃つローソンは、
サニーマートと組んで迎撃作戦。
そのサニーマートは、
スリーエフとの契約を解除してまで、
セブン対抗策を打ち出した。
私の提唱してきた「複占」。
それがくっきりと現れてきた。
寡占は数社によって、
そのマーケットのほとんどが、
占められてしまうこと。
複占は、二者によって、
ほとんどが占められてしまうこと。
そのまえに「三占」がある。
これは私の造語だけれど。
もう6日のニュースになってしまうが、
とうとうファミリーマートとユニーが統合。
これでサークルKサンクスと、
ファミリーマートがひとつになって、
日本のコンビニは綺麗な三占。
やがて、複占となる。
さて5日の行動日誌。
午後、中津武さん来社。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱の、
社外取締役。
つまりは私の同僚。
いろいろと有益な情報交換。
私、動きます。
その後、新横浜駅からこだま。
熱海で下車して、
伊豆急黒船電車に乗る。
真っ黒の車体に、
「The Black Ship Train」
なんだか、変な英語。
そして太平洋を見ながら、
伊豆下田までのんびり列車の旅ができる。
毎年この季節に、
参集して懇親を深め、
ゴルフプレーを楽しむ。
第一屋製パンの細貝理英会長、
門脇宜人社長。
営業本部長の丸山秀之さんと、
副本部長の鎌田恒雄さん。
小売業からは、
丸正チェーン商事社長の飯塚司郎さん。
外食産業からは
和幸商事社長の日比生恭宏さんと、
専務の日比生賢一さん。
日比生さんが、
タイに出店する。
私もタイ小売業協会の話などして、
盛り上がった。
専務理事のチャチャイさん、
会いたくなった。
日比生さんはタイ語を学び、
ほかの日本企業とは違うポリシーで臨む。
まさにアウトスタンディングな、
ポジショニング。
大いに評価して、
期待をかける。
寡占から三占、そして複占へ。
このときにも、
アウトスタンディングな
ポジショニングは、必須だ。
とんがれ、
こだわれ、
自分らしくあれ。
メーカーも、
小売業も、
フードサービス業も、
同じように。
競争の中で生き残り、
伸びていく者の鉄則である。
〈結城義晴〉