ホノルルKCCファーマーズマーケットとダイヤモンドヘッド
Everybody! Good Monday!
[2015vol36]
2015年の1月第1週から数えて、第37週。
9月は第2週。
第3週の来週末から、
シルバーウィーク。
9月最大の山が、
シルバーウィ―ク。
それが終わったら、
12月まで無呼吸泳法で泳ぎ切る。
その息を吸い込むのが、
今週だと考えてほしい。
あくまで、自分のお客様を見ること。
それ以外を意識する必要は、
まったくない。
お客様には、
この店が自分たちの方を向いているか、
会社の本部や上司を向いているか、
それ以外の何かを向いているか、
分かってしまう。
目先の売上げ記録を狙うなんてことは、
顧客無視も甚だしい。
いつも、ずっと、
自分のお客様を見ていよう。
それが商人の仕事だ。
「一人のお客様に誠実を尽くせ」
ヨークベニマル12章の第2章。
そして一番強く主張されていること。
無呼吸泳法に入る前に、
これは強調しておこう。
さて、ハワイは年中、夏。
これを常夏という。
けれど日本は秋らしくなってきた。
いい句がたくさん出てくる
じつとしてゐれば暑くはない暑さ
〈朝日俳壇より 藤岡市・飯塚柚花〉
こうして少しずつ、秋が深まる。
禿頭を狙ふ別れ蚊叩かざる
〈同 高岡市・野尻徹治〉
優しいおじさん。
あちこちに頭ぶつけて鬼やんま
〈同 養父市・足立威宏〉
これもいい。
夕空は海原に似て鰯雲
〈同 大分市・佐藤富士男〉
男性の俳人、みな、
ロマンチストでユーモリスト。
女性の方がリアリストだ。
さてハワイ・オアフ島の流通研修会。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコのツアー。
最終日は自由研修。
どんなツアーもほんとうは、
1日ぐらい自由研修をしたいと思っている。
十分な情報と資料を提供して、
自分たちで視察や調査の場所と時間を決めて、
自分たちの意志で動く。
「脱グライダー研修」
しかし問題は足。
1日中タクシーを使うとコストがかかる。
レンタカーは国際免許証が必要になる。
事故の危険性もある。
しかしホノルル市内には、
JTBが独自路線を運行して、
無料バス・チケットを発行している。
OLIOLIウォーカー、OLIOLIトロリー。
これを利用できる。
今回も商人舎研修会はJTBと組んだ。
1日自由視察にもってこい。
全員での視察は遠出して、
自由視察は市内を巡る。
しかも日本語が通じる。
れっきとしたアメリカのチェーンストアが、
ベスト10のうち、9社そろっている。
1位 ウォルマート
3位 コストコ
4位 ホームデポ
5位 ウォルグリーン
6位 ターゲット
7位 CVSヘルス
8位 ロウズ
9位 アマゾン・ドット・コム
10位 セーフウェイ
2位のクローガーが出店していないだけ。
20位までの企業でも、
ハワイに出店していないのは、
13位 パブリックス
16位 ライトエイド
17位 アホールドUSA
20位 HEB
リージョナルチェーンやローカルチェーンは、
そのエリアに行かなければ視察できない。
だからカリフォルニアでも、
パブリックスやアホールドUSA、
そしてHEBは、見ることはできない。
ハワイはそれができる。
なおかつ、自由研修ができる。
ハワイは、いいなあ。
その3日目の自由研修。
ホノルルに朝日が昇る。
朝のワイキキビーチ。
私はKCCファーマーズマーケットへ。
その北側のふもとにKCCがある。
カピオラニ・コミュニティー・カレッジ。
そのKCCの駐車場で毎週土曜日の午前中に、
大規模な農産物フリーマーケットが開催される。
それがKCCファーマーズマーケット。
朝の7時半から11時まで。
実際は7時に始まって、
その時間帯は地元の人だけが買い物できる。
ハワイでは地元民を「ロコ」と呼ぶ。
ロコのための朝市。
その後、7時半から観光客を入れる。
凄い人出。
このホットドッグ屋には、行列。
ホットドッグ屋といっても、
基本的には農業者の出店(でみせ)。
キングコングバーガー10ドル。
観光地価格。
私たちは5ドルのホットドッグ。
これです。
緑に囲まれたハワイ島、
太陽は燦々。
このシチュエーションもあって、
美味い。
ジュース屋。
これはアイスクリームか。
昨日、訪れたカフクファームも、
オーガニック商品を販売している。
そしてこの店がうまい。
ディープ・フライド・マッシュルーム。
オクラのフライなどもある。
ファーマーが自分で生産し、直接販売する。
オーガニックの超大型マッシュルーム。
そのフライ。
これが絶品。
KCCにいったら絶対に食べてください。
コナ産のアワビも。
ファーマーズマーケット。
野菜・果物を中心にした市場。
しかし最後は、
その場で食べられる商品を提供する。
つまりフードサービス。
ウェグマンズやホールフーズも、
この分野を広げている。
ファーマーズマーケットを楽しんで、
ついでにトレッキング。
ダイヤモンドヘッドの入山料は1ドル。
なだらかな道をゆく。
ダイヤモンドヘッドはカルデラのようなもの。
専門的には「火砕丘(かさいきゅう)」という。
その一番高くて、眺めがいいポイントを目指す。
緑のなかをゆっくりと歩く。
15分も登ると、いい景色。
上はまだまだ。
海も見えてくる。
最後に225フィートのトンネルをくぐり、
さらに99段の急な階段。
登りきると頂上。
カルデラの尾根がつづく。
かつてホノルル防御のためにつくられた砲台。
そしてホノルルの絶景。
ビキニ姿の3人娘が写真を撮っている。
私も1枚。
案内してくれた佐藤公彦さん。
JTBきってのカリスマ添乗員。
下山はゆっくり。
そしてふもとのボードの前で記念写真。
これも自由研修です。
そして一夜明けて、
帰国しました。
あっという間のビギナーズコース。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ。
その元気と知識を持ち帰って、
仕事に邁進します。
では、みなさんも、
Good Monday!
(つづきます)
〈結城義晴〉