シェイクシャック日本上陸前夜にNYCのフランス版イータリー
ミャンマーの総選挙。
アウン・サン・スー・チー党首のNLDが、
とうとう軍事政権から国政を奪って、
歴史的な民主化改革が成就する。
1960年代から半世紀、
ミャンマーはやっと近代化する。
うれしいニュースだが、
先は厳しい。
今、ニューヨーク。
こちらで大人気のシェイクシャックが、
明日、明治神宮外苑内にオープ ンする。
サザビーリーグが日本の主体。
スターバックスを成功に導いた会社だから、
絶対に成功する。
アメリカでのこの人気のコンセプト、
この商品の完成度、
そして日本での経営の確かさ。
私が保証する。
成功間違いなし。
1号店は店内67席、テラス席100席。
一番ベースになる「シャックバーガー」は、
こちらで4ドル80セント。
それが日本では680円(税別)。
できれば580円にしてもらいたかったけれど。
そのほか「シュルームバーガー」は、
べジタリアン向けのキノコのバーガー。
6ドル80セントが930円(税別)とちょっと高いが、
これも人気を博するに違いない。
米国のランディ・ガルッティCEOが来日。
「手の届く価格帯で高品質なハンバーガー。
その価値観を日本に定着させる」
早いところ、食べてみてください。
絶対にお薦め。
さて、ニューヨークのMDD会勉強会。
万代ドライデリー会。
11月の雨のニューヨークは暗い。
その中、クイーンズのJFケネディ空港について、
ブルックリンのホールフーズへ。
駐車場のひさしの上は、
ソーラーパネル。
そう、環境対策店舗。
その商品は下の青果売場で販売される。
究極の地産地消。
省エネ店舗だから、
青果売場もコンパクト。
しかし鮮魚・精肉と、
ホールフーズならではの売場が続く。
バルク・コーナーは、まさに環境対応売場。
顧客は道徳的に、
パッケージを排除したバルク売場を活用する。
ビール売場も充実。
そして屋上にはビールバー。
ベーカリーはオールスクラッチ。
ドーナツ売場も買いやすい。
そのLocal商品は、
大人気ドーナツ店「Dough」から取り寄せる。
セルフデリ売り場からは、
いつも湯気が上がっている。
この店の特徴だ。
素晴らしい。
そして同じブルックリン地区の、
トレーダー・ジョー。
バナナ1本19セントは、
トレーダー・ジョーの代名詞。
青果部門もどんどん改革され、
充実してきた。
ベーカリーもセンター供給だが、
回転がいいので鮮度感抜群。
店舗中央を貫く冷凍食品売場。
トレーダー・ジョーの核売り場。
銀行のあとを活用した店舗は、
天井が高くて、どんなに込み合っても、
快適さが担保されている。
レジは「待つ」ストレスを感じさせない、
銀行方式。
素晴らしい。
最後はル・ディストリクト。
コーヒーショップ。
ベーカリー。
そしてカウンター席のイートイン。
こちらでも軽いディナーを楽しむ人々。
そのわきに精肉の対面売場。
そしてカウンター席のカップル。
ベルギービールのデモンストレーション。
そして八百屋。
魚屋とスモークフィッシュ売場。
フランス料理で小売りと外食の融合。
それがル・ディストリクト。
イタリア料理のイータリーの、
フランス料理版。
MDD会の面々も、
大いに刺激を受けた。
ニューヨークに入った途端、
エキサイティングな最新トレンドに出会う。
素晴らしい。
ディナーはパブ。
坂本産業㈱の坂本修三社長の挨拶。
カキとロブスターがメインディッシュ。
堪能して、万代の幹部と写真。
テキサスもいい。
けれどニューヨークもいい。
そのニューヨーク発のシェイクシャック。
日本とアメリカ、
東京とニューヨーク、
神宮外苑とマンハッタン。
どんどん近づく気がする。
(つづきます)
〈結城義晴〉