万代チーフ米国研修最終日の講義・観光・買物・料理大会
さすがに疲れが溜まった。
今回の結城義晴アメリカツアー23日間。
4分の3の第3クォーターの最後。
いつの間にか秋も深まっている。
秋の日や影を濃くせし人も木も
〈朝日俳壇より 西宮市・竹田賢治〉
サンフランシスコの宿泊は、
ホテル・ウィットコム。
そのそばの市庁舎には、
パリ同時多発テロの犠牲者に哀悼の意を込めて、
フランス国旗の三色が灯火された。
私も哀悼の意を表明しつつ、合掌。
第3クォーターは㈱万代のチーフクラス。
ロピアと万代は、このクラスの教育に、
大いに力を入れている。
その最終講義。
前田仁事務局長が仕切りの挨拶。
そしてセミナー・タ~イム。
3時間の熱血講義。
チーフ・サブチーフへのレクチャーは、
ていねいに丁寧に、言葉を選んで、
理解しているかどうかを推し量りながら、
しかし、気持ちを込めて語る。
10分の休憩をはさんで、
とんがること、
こだわること。
それがなければ、
生き残ってはいけないこと。
そしてそのためには、
イノベーションが必須であること。
昨日まで見てきた店々を事例に取りながら、
ゆっくりと話す。
誰一人、落ちこぼれることなく、
全員が真剣な眼差しで聞いてくれた。
それで私は満足。
きっと、いい仕事をしてくれるだろう。
それを願うばかり。
3時間講義が終わると、
サンフランシスコ市内の
観光タ~イム。
まず、ここ。
当然ながら、
ゴールデンゲートブリッジ。
向かい風に、
貨物船もなかなか進まない。
こんなにくっきりとアルカトラズ島。
全員で笑顔の写真。
それからフィッシャーマンズ・ワーフへ。
思い思いに食事と観光。
私はトレーダー・ジョーへ。
相変わらず繁盛しています。
その斜め前のセーフウェイ。
こちらには入る時間がなかった。
それから市内のバスツアー。
そして自由研修へ。
私はサックスフィフス・アベニューの
「オフ・フィフス」へ。
オープンしたばかり。
隣はノードストローム・ラック。
どちらも百貨店のオフプライスストア。
サンフランシスコの目抜き通りに、
百貨店のオフプライスストアが軒を連ねる。
これこそ非食品業態の、
最大問題。
そしてケーブルカー。
ちょっとゆっくりした後、
夕方の5時半に再集合して、
買い物タ~イム。
向かったのは、
ダウンタウンのホールフーズ。
6つの班ごとに、
今夜のメニューを決めて、
お買物タイム。
「3万円・5万円・7万円コース!!」
昔、いとしこいし司会のクイズ番組があったが、
それのような感じ。
ひとり30ドルで、
班のメンバーの人数分を買う。
その模様を以下に、フォトレポート。
青果部門から。
相談。
楠誠司団長と6班の女性陣。
調味料も吟味する。
どんどん歩く班。
商品を手に取って確かめる。
購買の意思決定。
ホールフーズの売場がよくわかる。
リストを確認して、
そろそろ買物終了。
それから、お勘定タ~イム。
ホールフーズのチェッカーも、
乗りまくり。
みんなで買うと、
楽しい。
メモをチェックして、値段も確認。
ホールフーズの買物袋はいいです。
と、ここまで。
単に「見る」だけでなく、
「買う」行為が入ると、
店の理解が格段に進む。
そしてレストランに移動。
この店を借り切って、
厨房を貸してもらって、
6班、それぞれに調理する。
いざ、料理タ~イム。
これも時間経過のままに、
フォトレポート。
こちらは1班。
こぢんまりしたいいレストランです。
3班は力が入っているようだ。
6班は隠しメニュー。
先行リードの1班には笑顔が。
団長と6班。
もうすでにフライパンを使う。
ボウルで和える。
自慢気な表情。
粉を練る。
団長は粉をときだした。
仲良く共同作業。
さすがの包丁さばき。
こちらも刃先を使ってカット。
お見事なキャベツ切り。
厨房は渋滞気味。
団長の真剣な顔。
テーブル席でも調理中。
盛り付け完了。
天ぷら?フライ?
作る人、見てる人。
仲良くエビの殻むき。
調味料もいろいろ揃えた。
花が飾られワインも並ぶ。
もうすぐだよ~。
いよいよ仕上げ段階。
煮込んだり炒めたり。
テーブルセッティングも順調。
オーガニックのサラダ。
オーガニックのオイルでパスタ作り。
パスタがゆであがった。
こちらは遅れ気味か?
炒めものは火加減が大事。
うまそう~。
揚げ物もできあがりつつある。
鍋班はできましたのOKサイン。
あさりもワイン蒸しか、
こちらもうまそう。
調理中も団長が仕切る。
皆がそれぞれの役割を果たす。
いよいよ調理も終盤戦。
笑顔がこぼれる。
おにぎりも。
パスタはゆでたてが一番。
貝が開いてきた。
シュリンプサラダのエビの量もすごい。
団長は自慢のお好み焼きづくり。
ゆであがったパスタをどうする?
三角おにぎり もできあがり?
皿に盛り付け。
1班はもう、でき上がった。
3班はワインを開けて準備OK。
でき上がった料理たち。
お好み焼きもうまそう。
海苔でドレスアップの三角おにぎり。
パスタとチキンの揚げ物。
盛り付けも工夫している。
スープと炒め物もできた。
テーブルセッティングも各班ぞれぞれ。
フルーツの盛り合わせもおしゃれ。
こちらはクリームパスタ。
早く食べたい。
これは皿からはみ出すほどの
豪快な盛り付け。
全員そろいました。
そして団長のリードで、
「いただきま~す」
食事タ~イム。
すべて終わって、
このレストランのシェフがクリーンアップ。
調理済み器具はシンクの中。
ワインで話も弾む。
みんな、どんどん食べる。
私も全班の成果を堪能。
ひと段落したら、
各班の班長から自分たちの料理の報告。
まず1班から、
発表タ~イム。
2班の班長。
この鍋メニューが自信作。
3班はこれです。
大皿でパーティフーズ仕様。
4班の発表。
皆、真剣に聞き入る。
5班リーダー。
こんなに作りました。
てんぷらは、
アメリカにはてんぷら粉がないので、
パンを買ってきて、それをほぐして、
パン粉をつくって、それを具材にまぶして、
てんぷらにした。
素晴らしい。
最後は6班、団長。
「お好みは大阪のソウルフードや‼」
発表が終わったら、
懇親タ~イム。
ゲストは若い美女二人。
コンパニオンではありません、
このレストランの関係者。
皆、色気より食い気。
女性二人にも試食をすすめる。
要領よすぎる!
こちらは食い気。
デリ~シャス!
といったかどうか…。
そして結城義晴の総括。
全班が、アウトスタンディングな、
ポジショニングを構築した。
もちろん料理もうまかった!
そして第3クォーター最終日。
朝のサンフランシスコ国際空港。
バスの中では、
「また必ずアメリカに来る!」と、
決意せよ、と檄を飛ばした。
全員、その気になって、
満足感とともに、
気合を込めて写真。
どんなときにも、別れは物悲しい。
Miracle前田、Legend小阪と結城義晴。
三人だけ残って、ちょっと手持無沙汰。
(つづきます)
〈結城義晴〉