米国感謝祭商戦「店舗売上げは減りネット売上げが増えた」
Everybody! Good Monday!
[2015vol48]
2015年第49週。
今年もあと4週。
そして今日は11月最終日。
Weekly商人舎の日替わり連載。
月曜朝一・2週間販促企画。
公務員のボーナス支給は、
12月10日木曜日。
月刊『商人舎』12月号発刊日。
民間企業も、
それに準じて10日前後が多い。
2015年冬のボーナス見通しは、
民間でマイナス2.1%、
平均36万7458円。
減少か~。
詳細は読んでください。
ちょっと、少ないような気もするけれど。
でも、それぞれに暖かい気持ちで、
ボーナスを手にする。
それが、いい。
さて、この土日曜は、
本当によく眠った。
帰国してちょうど1週間。
体調も戻ってきて、
これから年末に向けて、
全力疾走。
それでもアメリカ流通業のことは、
大いに気になる。
このサンクスギビング・ウィークが終わって、
今日はサイバーマンデー。
Eコマース販売が、ピークを迎える日。
その結果は?
店舗売上高が減った。
だが、オンライン売上高は増えた。
アメリカの動向は日本の商業にとって、
「すでに起こった未来」
やがて日本にも、
この波は押し寄せてくる。
店舗売上げは減り、
ネット売上げが増える。
そのことを、冷静に判断し、
いまから対処しておかねばならない。
もちろんネット販売が増えても、
リアル店舗はなくならない。
そんなに減ることもない。
ブルーオーシャンの重要性が叫ばれても、
レッドオーシャンがなくならないのと同じ。
長き夜や感情論のはてしなく
〈朝日俳壇より オランダ・モーレンカンプふゆこ〉
感情論はいけない。
ピーター・ドラッカー先生は断じている。
「すでに起こった未来」は、
モニタリングすることで、
体系的に見つけることができる。
いま、脅しに近い「予測的言説」が、
盛んに流布されている。
しかし、それも「感情論」の一つ。
脅しには屈してはいけない。
気をつけよう。
不覚にも枯野の風に躓きぬ
〈同 小樽市・伊藤玉枝〉
今日は朝から、
横浜商人舎オフィス。
『AJSネットワーク』が届きました。
オール日本スーパーマーケット協会機関誌。
ご愛読、お願いします。
それから、購入しました!
iPhone6s。
指紋認証式です。
パソコンは人並みのブラインドタッチ、
iPhoneは、まだまだ。
それでも最新モデルに、
いつでも触れていたい。
ミーハーでしょうか、
それとも好奇心でしょうか。
さて、日経新聞『私の履歴書』
洋画家の絹谷幸二さんが、
1カ月間、語ってくれた。
最後の今日は、
「アルス・ヴィタ・エスタ ヴィタ・アルス・エスタ」
ars vita esta・vita ars esta
フランス文学者の市原豊太さんが、
絹谷さんに贈った色紙の言葉。
ラテン語だが、意味は、
「芸術こそ人生、人生こそ芸術」
「アルス・ヴィタ・エスタ」は、
「生活も家族も自分の健康も犠牲にして、
芸術に没頭する生き方 」
つまり芸術至上主義。
対して「ヴィタ・アルス・エスタ」は、
「人としてより良く生きること」
こちらは人生至上主義か。
そのどちらをも大切にし、
どちらをも精一杯実行する。
芸術と人生がハーモニーとなる。
絹谷さんはこの言葉を、
「詔(みことのり)」のように大事にしている。
私たちで言えば、
仕事は人生、
人生は仕事。
商売は人生、
人生は商売。
倉本長治流に言えば、
「この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯」
明日からの12月。
その一瞬の積み重ねが、
私たちの全生涯。
では、みなさん、
今週も、Good Monday!
〈結城義晴〉