「一月往ぬる・二月逃げる」と新時代のアスリート&マーチャント
Everybody! Good Monday!
[2016vol5]
2016年2月です。
もう12分の1が終わってしまった。
そう思うと、じっとしていられない。
それが私の人生さ。
ずっと時間と競争してきた、
大学時代、
先輩の土屋健一さんから言われた。
「結城は本当に忙しい奴だなぁ」
次々にスケジュールが決まっていて、
休む間もない。
それが40数年後の今も続く。
いや、今こそ、ピーク。
晩年の心は枯れず冬木の芽
〈朝日俳壇より 柏市・物江里人〉
晩年ではないけれど、
心は枯れず。
今月は、2月3日まで、
月刊『商人舎』2月号の締め切り仕事。
4日は名門スリーハンドレッドクラブ、
2パーティでゴルフ。
5日は伊藤園大陳コンテスト審査会。
2月第2週は、
水曜日から金曜日まで、
スーパーマーケット・トレードショー。
第3週の16日から22日まで、
今年最初のアメリカ出張。
ラスベガスとサンフランシスコ。
そして24日から、
月刊『商人舎』3月号入稿。
その間に、社外取締役として、
二つの取締役会に出席する。
2月26日の金曜日は、
学習院マネジメントスクールの、
DSCM基礎コースの最終講座。
私は今、このスクールの顧問。
最終講座は、特別講演。
岩崎高治さんが講演してくれる。
ご存知、㈱ライフコーポレーション社長。
会場は、学習院創立百周年記念会館小講堂。
岩崎さん、よろしくお願いします。
大いに楽しみです。
大冬木宙を摑みて動かざる
〈同 香取市・朝野空翠〉
「宙」と書いて「そら」と読ませる。
「大冬木」は「おおふゆき」。
Weekly商人舎の日替り連載。
月曜朝一・2週間販促企画。
今週は節分一色。
ふるさとの方を恵方と決めてをり
〈同 東京都・望月喜久代〉
そして2週間後の日曜日が、
バレンタインデー。
こう見ていくと商売も、
結城義晴に負けず劣らず、
忙しいことこの上ない。
降らなくて不安大雪また不安
〈同 白山市・ 辰巳葉流 〉
一喜一憂もまた忙しい。
さて、商人舎のそばのカレーハウス。
若いインド人夫婦が経営している。
しばらく内装工事をするらしい。
わかりました。
また食べに行きますよ。
そんな風にして2月も、
また行ってしまう。
この時期には何度も引用する。
一月往ぬる、
二月逃げる、
三月去る。
さてさて、昨日のことになってしまったが、
サッカーU23アジア選手権決勝。
日本チームが韓国代表に、
3対2の大逆転で、優勝。
立教結城ゼミの新年会から帰宅して、
テレビをつけたら逆転劇の始まり。
興奮した。
前半20分に先制され、
後半2分にも追加点を奪われた。
たいていの場合、
このあたりで意気消沈。
あきらめムードが出てくる。
しかし途中出場の浅野拓磨(広島)、
さらに矢島慎也(岡山)が次々にゴールを奪い、
最後にまた浅野の劇的勝ち越し点。
リオデジャネイロ五輪への出場権も獲得。
日本の若者たちも、
島国気質や内弁慶を脱しつつある。
日本のボクシング界。
現在、世界王者がなんと9人もいる。
これも内弁慶が治った兆候。
私が生まれた1952年に、
世界フライ級王座となったのが白井義男。
それ以来、1960年代にファイティング原田、
海老原博幸、藤猛と続き、
『あしたのジョー』 は、
週刊『少年マガジン』1968年1月1日号から、
1973年5月13日号までに掲載された。
梶原一騎原作、ちばてつや画。
それから60年、
あの時代とは、
ボクサーのマインドも変わった。
今月の日経新聞『私の履歴書』の、
釜本邦茂のスピリッツとも、
ずいぶんと異なるサッカー選手たち。
頼もしい限りだ。
新しい時代のアスリートたち。
新しい時代のマーチャントたち。
岩崎高治さんが、
そのリーダーの一人であることは間違いない。
今月はそんなことも調べてみたい。
考えるだけで、
元気が出てくる。
では、みなさんも、
Good Monday!
〈結城義晴〉