「Cosmopolitanの14項」とダボス会議「第4次産業革命」
♪雪が積もればクリスマス
思いが募ればバレンタイン
赤いリボンで包まれた
贈り物が待ってる
贈り物が待ってる♪〈詩・曲 山﨑眞幹〉
バレンタインデーがやってくる。
明日は日曜日のバレンタインデー。
その日曜日にかけて、
日本列島に「春の嵐」がやってくる。
今日は幻想的な景色。
西日本では「春一番」が吹きそうだ。
気温は4月、5月並みだとか。
異常気象は、
バレンタインデーにまで及んで、
しかし女性が男性に、
愛を告白するという趣旨からすると、
この春の嵐も好ましいのかもしれない。
ネット上でちょっと話題になっているのが、
アメリカの女性誌『Cosmopolitan』。
「男がバレンタインデーにしたい14のこと」
‟14 Things Guys Actually Want to Do
on Valentine’s Day”
その2. Just watch something on Netflix together.
ネットフリックスで、一緒に、何か見る。
Netflixは、
アメリカのオンラインDVDレンタル会社。
映像ストリーミング配信事業もする。
その3. Go to a restaurant where there is steak.
アメリカの男はsteak大好き。
4. Have sex again.
あ~あ。
その5.Give and receive chocolate.
ここでやっと出てくるけれど、
チョコレートは5番目。
やはりこの習慣は女性的だ。
そして、その10は、
Nap.
スペイン語では、Siesta。
つまり、昼寝する。
わかる。
さて日経新聞の経済コラム『大機小機』
今日のテーマは、
「第4次産業革命」と日本
今年のダボス会議が1月下旬に開催された。
そこでも「第4次産業革命」が、
中心的なテーマに据えられた。
インターネット・オブ・シングスの導入、
人工知能やロボットの活用拡大、
クルマの自動運転の実用化、
3Dプリンターを用いたモノづくり……。
「同時並行的に進む動きは、
産業の構造、工場や物流の現場、
人の働き方を劇的に変えていくかもしれない」
このダボス会議を主宰するのは、
「世界経済フォーラム」という組織で、
会長はクラウス・シュワブさん。
スイスの経済学者・実業家。
世界経済フォーラムには、
約2500名の知識人やジャーナリスト、
経営者や政治指導者など、
トップリーダーが一堂に会し、
世界が直面する重大な問題を議論する。
そのクラウス・シュワブさん。
「革命が津波のように押し寄せ、
すべてのシステムを一変させる。
だが、われわれはまだ
十分な準備ができていない」
①人工知能やロボットに工場の職を奪われ、
ホワイトカラーの管理業務の多くも
不要になる。
②情報・データの管理、分析、応用で
専門人材の奪い合いが起きる。
③失業の増加と格差の拡大につながる。
これは懸念の声。
反論の声も多い。
①創造的な分野まで人間が
機械に代替されるわけではない.
②生産性が格段に向上すれば、
世界経済の停滞打破につながる。
コラムニストはアベノミクスを取り上げる。
「政権が期待する国内の設備投資は、
なかなか盛り上がらない」
しかし、安倍晋三首相は、
「1月の施政方針演説で、
人工知能、ロボット、IoTなどの研究を支援し、
規制改革によって新しい可能性を
開花させると強調」
コラムはここで終わっている。
あなたは第4次産業革命に、
懸念派だろうか、反論派だろうか。
もちろん自分でそれを生み出す必要はないが、
第4次産業革命は凄いスピードで、
日本にも伝搬するに違いない。
2020年の東京オリンピックまで、
特に小売サービス産業では、
人材不足と人手不足は決定的なものとなる。
第4次産業革命は、
そこに何らかの変革をもたらしてくれる。
それを理解して、
積極的に取り組み、
取り込んでいけるか。
この面では、私たちも、
NapやSiestaしていてはいけない。
〈結城義晴〉
そうくるか。