「日本でいちばん大切にしたい会社」のナゲットマーケット訪問
Everybody! Good Monday!
[2016vol8]
2016年も第9週。
2月第4週で、来週から3月。
とはいっても、今年は閏年で、
1日分得をしている。
来週月曜日の2月29日は、
何か特別のことをして、
充実させたい。
さて、サンフランシスコから、
帰国しました。
マルトの第3回アメリカ研修会。
「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で、
第5回経済産業大臣賞を受賞したマルト。
そのアメリカ社員研修は、
ラスベガス、サンフランシスコ1週間。
最後はサンフランシスコ国際空港。
快晴のベイエリア。
94番ゲート。
全日空の7便。
飛び立つとすぐに太平洋。
その太平洋上はずっと、
雲に覆われていた。
9時間ほどで、
曇の下に霞ヶ浦が見えてきた。
1週間の滞在であっても、
日本が見えてくると、
ほっとする。
昨日は、朝いちばんで、
ゴールデンゲートブリッジ。
勉強中心の研修だが、
楽しむときには目いっぱい楽しむ。
それから1時間半、
サンフランシスコの北へ、
有名なワイン産地ナパ郡の西、
ソノマ郡へ。
ブドウの品種で言えば、
「ジンファンデル」の産地として知られる。
この地の名門リッジヴィンヤーズ。
日本の大塚食品㈱が経営するワイナリー。
黒川信治さんがレクチャーしてくれた。
リッジヴィンヤーズ取締役で、
大塚食品ワイン部部長。
ウェルカムドリンクは、
もちろんリッジのシャルドネ。
カリフォルニアの太陽の元、
冷えた白ワインをいただきながら、
リッジの哲学を聞いた。
次に製造過程の解説。
最後に樽の貯蔵所で説明を受けた。
リッジはアメリカンオークにこだわる。
そしてテースティング。
5種類のワインを堪能。
2006年のモンテベロー。
飲めない二人を除いて、
全員がこのもてなしに大感激。
そして全員写真。
私も購買させていただきました。
黒川さんとリッジヴィンヤーズに別れを告げて、
ランチはいつものレストラン。
酔いも手伝って、気分爽快。
レストランに併設された博物館を、
わざわざ空けてもらって食事。
前菜。
メインディッシュ。
私はダック・レッグ。
もちろんワインは、
リッジから寄付を受けて、
飲み放題。
このあとバスで1時間弱の移動。
もちろんお昼寝タイム。
そして到着しました。
フード4レス。
ナゲットマーケットが経営するが、
クローガーのフランチャイジー。
ディスカウントスーパーマーケット。
店長がインタビューに応じてくれ、
しかも店内ツアーをしてくれた。
入口を入ると、
ウォール・オブ・バリュー。
「価値ある壁」
特売のエンドを、
店頭入口にずらりと並べた売場。
その壁の真ん中に、
バルク売場を1年前から新設した。
バルク売りの登場は、
やや高所得層を狙い始めたことを意味する。
ウォールが終わると、
美しい青果部門が現れる。
安くて美しい、
安くてフレンドリー、
安くて良い。
それが現代のディスカウントビジネス。
冷凍食品売場で、
買物の検討をする団員。
そしてレジ前のスペースに、
巨大なワイン売り場が登場。
しかもシルバーオークが、
99ドル98セントで販売されている。
この店が客層を広げようとしている意図が、
このワイン売り場にもよく表れている。
この店の顧客は、
メキシカンが3割、
フィリピン系が3割、
黒人系が3割を占める。
しかもこの5年に15店の競合が登場。
ウォルマートは3店もできた。
そこで客層の洗い直しと、
実験が行われている。
最後に、ナゲットマーケット。
現在、15店舗の業容ながら、
Fortune誌の「働きがいのある企業100」に、
ランクインしている。
なんと10年連続。
スーパーマーケットでは、
ウェグマンズ、ホールフーズ、
そしてパブリックスと並ぶ。
その自慢の青果部門。
息をのむほど美しい。
惣菜からミートへ。
対面のミート売り場では、
今夜の料理大会に向けて、買い物。
売場カウンターに掲示された言葉。
「あなたの思いを私たちと
分け合いましょう」
ワインの特別コーナー。
つまり高級ワインを集めた売り場。
もちろんリッジワインも並ぶ。
こちらはテーブルワイン。
エンドは限りなく美しい。
冷凍食品売場も床や天井も、
美しい。
子供たちが石鹸の売場に、
張り付いてはなれない。
そしてイースターの特別コーナー。
ナゲットマーケットはファンタスティックな店。
それでいて安い。
それが「アクチュアリープライス」
このナゲットマーケットが、
第3回マルト研修会最後の訪問店。
満足。
ホテルに帰って、
今夜も料理大会と試食大会。
グリルの使い方も慣れてきた。
今夜はバーベキュー・メニューがテーマ。
女性陣を含んだCチームは、
野菜や果物が必ずメニューに入っているし、
花でテーブルを飾る。
メインディッシュは、
ポーターハウスステーキ。
T字型の骨の上にサーロイン、
下にテンダーロイン。
ステーキの王者で、
テンダーロインがサーロインの3分の1以上あると、
ポーターハウスステーキと呼ばれ、
それ以下の場合、Tボーンステーキという。
野菜も焼いた。
トマトとモッツァレラチーズ。
満足気にVサイン。
ミートチームは、昨夜も充実していたが、
今夜も予算オーバー気味にてんこ盛り。
私のリクエストに応えて、
カレーを作ってくれた。
チキン&ベジタブルカレー。
もちろんバーベキュー肉も。
団長の横田晋一さんチームは、
杉板スモークバーベキューに挑戦。
ちょっと焦げたが、
ナイス・チャレンジ。
そして意欲的なこの班は、
チームワークがいい。
限りなくポトフに近い豚汁に挑戦。
豚肉の代わりにベーコンを使ったし、
ポトフのセットを活用したが、
意外に美味かった。
もちろんワインはリッジ。
そしてすべての行程が終わって、
全員でサンフランシスコマーク。
マルトのアメリカ研修会。
最終日の最後にナゲットを訪れて、
日本でいちばん大切にしたい会社大賞の企業が、
米国で働きたい企業100を学んだ。
もちろん、ホールフーズやトレーダー・ジョー、
スプラウツやウィンコフーズ、
バークレーボウルやグレイザーズからも、
学びに学んだ。
クローガーのスミス、
セーフウェイ、
そしてウォルマートからも、
得るものがあった。
リッジワイナリーや数々のレストラン、
そしてシルク・ド・ソレイユからも、
おおいに学んだ。
学ぶ企業が成長する。
時代は変わるけれど、
それは変わらない。
では、今週も、
Good Monday!
〈結城義晴〉
2 件のコメント
米国研修の折は本当にありがとうございました。
「毎日更新宣言」先生のブログを毎日楽しみにしております。
今日から3月・・・マルトは年度末ですが、新たな気持ちで
頑張りたいと思います!
今後ともご指導の程、宜しくお願い致します。
横田さん、よろしくお願いします。
日々、新たな気持ちで取り組んでください。
マルトはもっともっとよくなります。