ミドルマネジメント研修会からAJS懇親会までの一日
忙しいことに、
感謝しなければいけない。
つくづくと、そう思う。
2泊3日の缶詰セミナー、
商人舎ミドルマネジメント研修会も、
今日が最終日。
そんな朝の景色には目もくれず、
研修会会場には早くから受講生たちが集合。
二度目の理解度判定テスト前の最後の復習。
この研修で学んだことを、
ミドルマネジメントとしての、
自らの仕事に生かす。
人生に生かす。
そのために、
自分がどこまで理解したかを、
このテストを通じて、
自ら、確認する。
だから、試験終了後は、
私が壇上に上がって、
設問と回答を解説しつつ、
理解を深めてもらう。
学生時代以来の試験勉強。
夜遅くまで、みな頑張った。
その頑張りは、自分自身のためのものだし、
必ず、生きてくる。
さて、研修会3日目は、
高野保夫さんの講義。
タクト企画代表取締役。
レイバースケジューリング(LSP)の第一人者。
日本全国の小売企業の、
作業システム改善指導に奔走する。
2時間にわたり、
多くのスライドと動画で、
効率的な作業の改革の考え方を講義。
高野さんは、月刊『商人舎』4月号の
「店舗を元気にする!!」特集で、
「作業に人を」と「人に作業を」が融合する
ポストモダンLSPを語ってくれた。
これは実に重要な視点。
ぜひ、読んでほしい。
そして第3講座は井坂康史さん。
ドラッカー学会理事・事務局長。
上田惇生先生とともに、
「ドラッカー学会」を立ち上げた一人。
ピーター・ドラッカーに、
最後にインタビューした日本人。
その時の印象を交えながら、
ドラッカーのマネジメントの要点を
わかりやすく語ってくれる。
講義の最後にQ&A。
藤原剛さんがグッドクエスチョン。
関西スーパーマーケット大社店精肉チーフ。
井坂さんは、最近、
『ドラッカー流「フィードバック」手帳
――自らをマネジメントする』(かんき出版)
を出版したばかり。
いま、乗りに乗っている、
ドラッカー研究家の若手だ。
チームマネジメントのケーススタディ。
ホールフーズとウェグマンズの事例を、
スライドで示しながら講義。
そんな各社の精鋭たちの姿勢に、
私のテンションも高まる。
究極のメッセージは、
「自ら変われ!」
研修会終了後、私は、
急ぎ熱海駅から新幹線に乗り込み、
東京・水道橋の東京ドームホテルへ。
オール日本スーパーマーケット協会の
54期定期総会懇親パーティ。
開会のあいさつは
田尻一協会会長。
サミット㈱社長。
懇親の模様を一挙紹介。
(照明の関係でセピア色で恐縮)
私の左はキョーエイ専務の安友健雄さん。
コーネル・ジャパン2期生。
右はエバラ食品工業社長の宮崎遵さんと、
家庭用営業本部副本部長の小林元昭さん。
マツモト社長の松本隆文さんと
日本アクセス社長の田中茂治さんとは、
大いに会話が弾んだ。
さらに次期社長の佐々木淳一さんと、
松井康彦さんも加わってポーズ。
松井さんは、
商人舎エグゼクティブプロデューサー。
久しぶりにお会いした小磯恵司さん。
現在はデリシア会長。
前アップルランド社長。
小磯さんとは30年も前の、
西友課長研修の同期生。
私は『販売革新』編集記者だったが、
特別招待で研修に参加した。
ヤマナカ社長の中野義久さんと
伊藤園副社長の本庄周介さん(右)、
専務の小林義雄さん。
紀文食品の高市泰明さんと高橋明さん。
高市さんは相談役、高橋さんは営業本部長。
あづま食品の黒崎英機さんと北村雅宣さん。
黒崎さんは社長、北村さんは営業部長。
三井物産㈱流通事業本部西日本食料部の二人。
和田幸成次長と小林将人部長補佐。
和田さんには、先日のシカゴとアトランタで、
たいへんお世話になった。
サミット常務の竹野浩樹さん。
今月、田尻社長からバトンを受ける。
湯河原から東京ドームまで。
あわただしい一日。
ただただ、お疲れさま。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
夜に感謝。
〈結城義晴〉