独立記念日のアメリカに向けて4泊6日の弾丸ツアー出発
明日はアメリカ合衆国の独立記念日。
インディペンデンスデイ。
1776年、アメリカ独立宣言が公布された。
それを記念して、毎年7月4日が、
“Fourth of July”の祝日。
各地でパレードが行われ、
恒例の打ち上げ花火があげられる。
バーベキューとピクニックは、
もうアメリカ人の大定番。
星条旗は、
高々と掲げられる。
堂々と掲揚される。
どんな小売業も、
高々と陳列し、
堂々と売り切る。
日の丸は、
ちょっとそういう感じではない。
私にとっては、
それがとてもうらやましい。
自分の国の国旗に関しては、
高々、堂々でありたい。
しかし私自身の心の中にも、
ないわけではないが、
ちょっと抵抗がある。
それは私たちにとって、
悲しいことではあるし、
日の丸に対するこの小さな抵抗感は、
戦前の私たちの国に対する、
現代日本人の思いの一つだと考える。
今日から6日間、そのアメリカに行く。。
イオンリテール米国視察研修。
ダラスとニューヨークの4泊6日、
いつもの弾丸ツアー。
はじめに吉田元さんの音頭で。
「イオン行動規範宣言」の唱和。
吉田さんは人材育成グループマネージャー。
「イオン行動規範 宣言」
2001年に制定された。
一、イオンピープルは、
常に多くの人から支えられていることに感謝し、
ひとときも謙虚な気持ちを忘れません。
一、イオンピープルは、
人々の信頼を何よりも重んじ、
いかなる時も
正直で誠実な行動を貫きます。
一、イオンピープルは、
お客さまの期待を感動に高めるため、
常に自ら磨きます。
一、イオンピープルは、
イオンの理想を実現するため、
ためらうことなく変革への挑戦を続けます。
一、イオンピープルは、
地域の発展を願い、
よき企業市民として
社会への奉仕につとめます。
私も目を閉じて聞き入る。
感謝、謙虚、
信頼、正直、誠実。
期待、感動、研鑽。
理想、変革、挑戦。
地域、発展、社会、奉仕。
今回はイオンリテールの
ユニットリーダーや、
各地域会社の部長や店長がそろった。
新店開設委員長も2人。
総勢40名のツアー。
団長は沢田泉さん。
住居余暇商品企画・ユニット開発本部の
ホームファニシング事業部長。
そして細田昌幸さんがあいさつ。
同行してくれる人事部長。
右は添乗員の土生さん。
土生さんはいつも
私のツアーに帯同してくれる。
アメリカの小売業は
インディペンデンスデーから、
レイバーデー(労働者の日)のまで
バックトゥスクール商戦。
レイバーデイは9月第1月曜日。
それが終わると
ハロウィン、サンクスギビングデイ、
そしてクリスマスの
3大プロモーションが続く。
われわれはその真っただ中に向かう。
そのことを強調しつつ、
米国チェーンストアランキングをベースに、
小売業競争構造の全体像を解説。
寡占化の進むアメリカ小売業。
イオンリテールが、
モデルとすべき企業はどこか。
業態別の動向をなぞりながら、
視察のポイントをガイダンス。
講義が終わると、
出発前の記念写真。
では、行ってきます。
あとはよろしく。
感謝、謙虚、
信頼、正直、誠実。
期待、感動、研鑽。
理想、変革、挑戦。
地域、発展、社会、奉仕。
この心構えを忘れず、
アメリカでこの心持ちを、
さらに強くして、
帰ってきます。
〈結城義晴〉