日本人人口1億2589万人・0.22%減の人口問題と移民問題
月刊商人舎を発刊したら、
ちょっとだけ気分がゆったりとする。
このインターバルが、
月刊雑誌編集の良さ。
今日は朝から、
横浜鶴ヶ峰病院。
昨年、大腸内視鏡検査をしてもらって、
もうこの病院に決めている。
今日は、人間ドックの結果をもとに、
医師から指導を受ける。
検査数値を診断してもらった結果、
いくつかの問題が出た。
しかし結論はシンプル。
酒の飲みすぎ。
だから医師はアドバイスしてくれた。
「お酒の量を半分にしましょう」
実にシンプル。
「シンプルだからむつかしい。」
今月の商人舎標語。
シンプルだからむつかしい。
むつかしいけどシンプルだ。
ともに頑張ろう。
病院から帰って、
横浜商人舎オフィス。
午後、常盤勝美さん来社。
ウェザーマーチャンダイジングの若手第一人者。
もちろん気象予報士。
筑波
そして商人舎magazineの連載執筆者。
Monthly商人舎では、
「実践」ウェザーデータマイニング、
Weekly商人舎の日替わり連載は、
火曜日の2週間天気予報。
どちらも大好評連載だ。
次の月刊商人舎の打ち合わせ。
頑張ろう。
そのあと、
㈱USEIのお二人が来社。
朝川康誠さんと嶋内仁さん。
USEIは埼玉県に本拠を置く、
パチンコホール企業。
このゴールデンウィークには、
「稼働率」日本一を記録。
朝川さんは42歳の若い社長。
そして立教大学大学院では、
結城ゼミに属して、修士課程を修了した。
嶋内さんはそのUSEIの取締役管理本部長。
福島大学大学院で修士課程を修了して、
現在、慶應義塾大学大学院博士課程。
そしてお二人はMonthly商人舎の執筆者。
朝川さんのテーマは、
「経済心理学の世界へようこそ」
連載は第37回を迎える。
嶋内さんは、
「〈ポストモダン〉チェーンストア組織論」
こちらは連載40回。
どちらもすごい記事内容です。
会員限定ですが、
会員の皆さんは、
ぜひ、読んでみてください。
今日は三人とも、
商人舎magazine執筆者。
うれしい懇談だった。
さて、総務省から重要な発表。
住民基本台帳に基づく日本人人口。
今年1月1日現在、1億2589万人。
前回比マイナス27万1834人。
0.22%の減少。
日本人の出生数は6492人増の101万46人、
死亡者数は2万5833人増の129万6144人。
その差の自然増減数はマイナス28万6098人。
ああ。
ドメスティックビジネスにとって、
一番大きな、人口問題。
7年連続の減少。
その減少幅は過去最大。
全市区町村の約83%で人口減。
反対に人口増はわずか6都県。
〈読売新聞より〉
伸び率1位は東京都の0.67%、
8万6164人増。
総人口は1296万6307人。
この東京の都知事は、誰になるのか。
2位は沖縄の0.38%増、
総人口144万8656人、
以下、3位は愛知県の0.15%増、
730万7924人、
4位は神奈川県0.124%増、896万1724人、
5位は埼玉県0.121%増、718万6890人、
そして6位は千葉県0.05%増、614万5670人。
こう考えると、
首都圏は大きくて、
伸び続けている、
すごいマーケットだ。
三大都市圏にも明暗。
東京圏は連続増、
名古屋圏は増減を繰り返し、
関西圏は連続減少。
逆に人口減少は、
1位・北海道、2位・兵庫県、3位・新潟県。
特に北海道はマイナス3万2545人。
アークスの横山清さんは、
今回も悲しむだろうな。
ユナイテッドSMHの小濵裕正さんは、
喜んでいるだろうか。
平和堂の夏原平和さんは、
近年、名古屋圏に進出していて、
してやったりだろうか。
ところで、日本に住む外国人は、
増えている。
その人口数は217万4469人、
前年比11万1562人増。
統計を取り始めた2013年以降、最多。
外国人数が増えたのは、
秋田を除く46都道府県。
東京は外国人数4万9042人で、
増加数も3.1万人の最多。
ああ、この東京の都知事は、
誰になるのか。
外国人数の伸び率最多は、
長崎県の31.7%増。
「造船の実習などをする外国人が増えている」
外国人の移民問題も、
根本的に考える時が来ている。
永住してもらうのか、
短期的な労働者として住んでもらうのか。
それとも経済や経営、サービスの面で、
我慢するのか。
われわれ全体の考え方が問われている。
イギリスやヨーロッパの問題と、
他人ごとのように考えてはいられない。
人口問題や移民問題も、
複雑そうに見えて、
すべて自分たちの考え方一つに帰する。
シンプルだからむつかしい。
〈結城義晴〉