伊藤園大陳コンテスト審査会と「最期に伝える五つの言葉」
Everybody! Good Monday!
[2016vol47]
2016年11月第4週。
アメリカでは今週は、
サンクスギビング週間。
日本でいえば、
年末年始休暇のようなもの。
木曜日がサンクスギビングデーで、
金曜日はブラックフライデー。
日本では水曜日の23日が、
勤労感謝の日。
そして25日(金)、26日(土)、27日(日)が、
年末商戦の前哨戦となる。
このあたりの詳細は、
Weekly商人舎日替り連載に掲載。
月曜朝一・2週間販促企画。
いずれにしても、
これからの年末年始商戦まで、
充実した日々を送りたいものだ。
〈朝日俳壇より 奈良市・石川宣子〉
未来への希望のようなもの。
それこそこれからの日々だ。
孤にあらず我秋晴に涙すも
〈同 船橋市・斉木直哉〉
選評は、
「そう、あなたは独りではない。
すぐ近くにあなたを
見守ってくれる人がいる」
そのとおり。
仕事は孤独ではない。
チームワークだ。
〈同 名古屋市・山口耕太郎〉
「変わらぬこと」の重要さを教えてくれる。11月も終わりのころ、
そんな心持ちで、12月を迎えたい。
さて昨日一日休養して、
今日は朝から東京・清水橋。
㈱伊藤園本社。
恒例の伊藤園大陳コンテスト審査会。
月刊食品商業誌上で、
毎年、4回ほど、開催される。
私はずっと、審査委員長。
予備選を通った作品群がすでに並べられ、
その最終審査をする。
審査員6人で、
それぞれのコースごとに、
付箋を貼って優秀作品を選び、
それを集計して、
大賞・優秀賞など決めていく。
そして決まりました。
コースごとの店舗大賞・優秀賞、
そして企業賞大賞・優秀賞。
最後に裏方の皆さんも加わって、
全員で写真。
その後、江島祥仁副会長の部屋で、
抹茶をいただいて、懇談。
私の右が本庄大介社長、
左が江島副会長、
後ろは右から本庄周介副社長、
松井康彦商人舎エグゼクティブプロデューサー、
小林義雄専務。
今回は私の渡米のエピソードを語り、
企業内大学についてレクチャーした。
伊藤園のお茶は、
やはりうまかった。
清水橋を辞して、
すぐに品川へ。
それから東海道新幹線こだまで、
熱海まで行き、
さらに伊豆急踊り子号に乗り換えて、
伊豆高原駅まで。
曇り空だが、
初島が見えた。
そして研修所「天麗301」
紅葉の向こうに、
相模湾が見える。
コンクリートと木を使った研修施設。
デッキも木製。
その研修棟。
ここでプロジェクトチームの合宿。
夜中まで議論し、
その後、懇親。
成果を上げたい。
ピーター・ドラッカー。
「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」
さて、毎日新聞『身じまい練習帳』
「最期に伝える五つの言葉」
10月の札幌。
「日本死の臨床研究会」が開催。
医療・ケア関係者が研究発表し交流する会。
もう40回も行われている。
脚本家の倉本聰さん、
作家の池澤夏樹さん、
ノンフィクション作家の柳田邦男さん、
そして詩人の谷川俊太郎さんが、
特別ゲストとして登壇。
共通する主張は、
「死を避けないで、受け入れよう」
在宅ホスピス医の徳永進さん。
「人が死ぬときに言う言葉は五つ」
「ありがとう」
「ゆるしてね」
「ゆるします」
「あいしてます」
「さようなら」
徳永さんが谷川さんに聞いた。
「谷川さんはどれ?」
「平均的にそうだということはわかるけど、
本当に大事なときって一人ひとり違う。
覚悟もみんな違う……
なんか死ぬっていうのが、
最近、すごく大げさになっていない?
死ぬって照れくさいから、
できれば死なないでおきたい……」
ははは。
しかし谷川さん、最後に言った。
「一人で死にたい、
誰もいてほしくない」
これは、いい。
いつでもそんな覚悟をもっていたい。
伊豆の海を見ながら、
私もそんなことを思った。
夜の向こうに
海が見える
胸いっぱいの愛を
両腕のなかに満たして
何も見えなくなったこの眼で
僕は海を抱きしめていたい
〈山﨑眞幹作詩・作曲〉
では、今週も、
Good Monday!
〈結城義晴〉