「知識商人」とトランプ一座・小池劇場の「敵役&二つのFirst」
昨日のこのブログのQuiz。
以下の写真の変なところ探し。
伊藤園大陳コンテストの後のスナップ。
ちょっと難しかったか。
というか、写真がぼけていて、
細かい所が見にくかった。
ここです。
正しい写真は、これ。
寄ってみると、これ。
間違い写真に寄ってみると、
これです。
そう、結城義晴さんが、
商品の天地を逆に持っています。
正式の写真は正しく持っています。
これはちょっとしたユーモア。
商品を逆さまに持つなんて、
不謹慎。
お許しください。
クイズ、回答者は、
フェイスブックを含めて、ゼロ。
ん~、お騒がせしました。
すみませんでした。
さて今日は、一日中、
横浜商人舎オフィス。
来客多数。
まず、朝から、万代人事部のお二人。
万代知識商人大学。
企業内大学。
第二期が3月から始まります。
その打ち合わせ。
第一期の反省を踏まえ、
さらにさらに充実した内容にします。
右が人事部マネジャー津田睦さん。
知識商人大学1期生でもある。
真ん中が東尾里江さん。
人事部教育チームマネジャー。
頑張りましょう。
第二期生はもう32人が選出されていて、
2月21日に開講式が行われる。
つづいてワンワールドシンクの面々。
右から久恒整さん、
朴水石(パク スーツク)さん、
高久沙織さん。
朴さんが1World Sync Japan合同会社代表取締役社長、
久恒さんはビジネスデベロップメントマネジャー、
高久さんはアカウント・エグゼクティブ。
1World Syncは、
世界最大の商品情報プラットフォーム。
「欧米最大のデータプール」と自称するが、
世界54カ国に1万5000以上の顧客で、
1100万品目の商品情報を持つ。
その商品情報管理とともに、
グローバルデータの同期化をし、
それをネットワークする。
そこには、多数の問題や、
テーマ資源がある。
解明していくと面白い。
朴さんは優秀な人です。
その次にやってきたのは、
染谷剛史さん。
染谷さんは、
㈱リンクアンドモチベーションの
MEカンパニー執行役だった。
リンク&モチベーションは、
人材採用・育成コンサルティング企業。
東証ナスダック上場。
その小売りサービス事業に特化した、
新規事業がMEカンパニーだが、
このたび、円満に退社して、
会社を立ち上げた。
ナレッジ・マーチャントワークス㈱。
略称KMW。
そう、知識商人を養成する会社。
商人舎と全く同じ趣旨で、
それを具体的に推進する。
まあ、商人舎にとって、
本当の同志ともいうべき会社。
これからどんどん、
コラボレーションが進む。
私は全面的に応援するし、
参画していく。
染谷さんとは、
魚盛で祝杯。
よろしくお願いします。
さて毎日新聞巻頭コラム『余禄』
「みるとそのまま
にくらしく、
無理な事のみいい、
いかつがましき顔つきする。
悪人方ともいう」
元禄時代に職業図説が編集された。
その中の歌舞伎の「敵役」の説明。
敵役は「かたきやく」
(『新版・歌舞伎事典』平凡社より)
「実悪(じつあく)」「立(たて)敵(がたき)」は、
いかにもという敵役中の敵役で、
主家乗っ取りを図るような役柄。
コラムは、昨今の劇場政治を取りあげる。
「既得権益をむさぼる守旧勢力を敵役とし、
徹底対決の姿勢をとって世の喝采を浴びる」
海の向こうでは、
「トランプ一座」が大当たり。
日本では「小池劇場」
もちろ座元は小池百合子東京都知事。
「都民ファースト」を合言葉に大人気。
千代田区長選では小池劇団の現職が、
都議会自民党候補に大差で勝利。
ここで絶好の敵役とされたのは
同区地盤都議会自民党実力者・内田茂氏。
この惨敗で引退に追い込まれた。
しかし「小池劇場」は、
次の大物敵役を見つけた。
豊洲市場問題の石原慎太郎元都知事、
五輪準備の森喜朗大会組織委員会会長。
しかしドナルド・トランプ大統領も、
スティーブ・バノン首席戦略官も、
どう見ても「敵役」面をしているが、
もしかしたら現在は、
「敵役の時代」なのかもしれない。
プロレスでいう「ヒールの時代」
「アメリカファースト」
「都民ファースト」
ファーストばやり。
ドラッカーの言葉でファーストといえば、
Practice comes First.
実践第一。
ドラッカーはこうも、言い換える。
“As a rule, theory does not precede practice.”
(『The new realities』より)
「原則として、理論が実践に先行することはない」
ただし、その裏には、
理論もとても大事だという意味が、
込められている。
それでも理論だけを振り回すのは、
いけない。
つまり実践と理論。
二つのファースト。
これこそ真理だし、
ここを間違えてはならない。
コラムは最後に言う。
「そろそろ知りたい
『ファースト』の内実である」
ナレッジ・マーチャントワークスは、
顧客満足と従業員満足が、
二つのファーストである。
実はファーストが二つある状態。
それが「内実」の正体であると思う。
そして、これが真理である。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
結城先生、亀谷さん。
昨日はお食事も一緒にさせていただき、本当に勉強になりました。
大きく業界を動かしていくには、影響力の発揮には、教育という力の必要性、政治の力など様々な視点をもらうことができました。
まだまだ影響力は小さいですが、志は大きくいきます。
よろしくお願い致します!
染谷さん、志を高くもって、
この産業に貢献してください。
応援しますよ。