「自分の強み」を知って「じぶんをよく使おう」
Everyone! Good Monday!
[2017vol34]
2017年第34週にして、
8月第4週。
第99回夏の甲子園も、
ベスト4が決まって、
今日は休養日。
残ったチームは、
広島の広陵高校、
奈良の天理高校、
西東京の東海大学菅生高校、
そして埼玉の花咲徳栄高校。
東北勢は姿を消した。
そして準決勝は、
広陵vs天理、菅生vs徳栄。
したがって決勝は東西対決となる。
甲子園大会の決勝が近づくと、
毎年のように夏の終わりをイメージする。
しかし準決勝戦・決勝戦を前に、
札幌の小学校は今日が始業式。
さらに釧路市の夏休みは、
お盆休みの16日に終わっている。
確か、軽井沢も同じだった。
夜の蟬首に飛び付く一期かな
〈朝日俳壇より 熊谷市 時田幻椏〉
(大串章選評)
「首に飛び付く」がまさに一期一会。
忘れられない一瞬だ。
さらに一句。
重力と浮力のはざま海月かな
〈同 小平市 桂木遙〉
「海月」は「クラゲ」。
「水母」あるいは「水月」とも書く。
重力と浮力のはざま。
巧いねえ。
茄子漬の鮮度は色に噛む音に
〈同 七尾市 本谷眞治郎〉
一歩一歩、秋に近づく。
今週の結城義晴のスケジュール。
今日は横浜商人舎オフィス。
夕方、(株)メガスポーツのお二人が来社。
二宮大祐さんと髙野久美さん。
二宮さんは常務取締役経営管理本部長、
髙野さんは経営管理本部人事部部長。
メガスポーツは、
イオングループの専門店チェーン。
スポーツオーソリティのバナーを中心に、
もう170店ほどを展開する。
二宮さんは昨年、
月刊商人舎11月号に登場してもらった。
当時はイオンリテール人事・総務本部長。
その特集は、
働き方改革×人材マネジメント
明日は午前中、商人舎Web会議。
午後、週刊女性セブンのインタビュー。
夕方、滋賀県彦根入り。
明後日は一日中、
平和堂で講演と講評など。
木曜日は夕方、軽井沢へ。
そして金曜日はゴルフ。
相変わらず、
出張や旅行が多いが、
絶好調です。
さて「今日の名言」。
日経ビジネスONLINE。
人は何か
自信を持って
誇れるものを
持っているはずです。
(為末 大 元プロ陸上選手)
「それは全く別の人生に踏み出しても
通用する普遍性があると思います。
不安を感じたら、自分の来し方を
棚卸ししてみてください」
ピーター・ドラッカーの指摘する、
「自らの強み」である。
「ほぼ日」の巻頭言。
糸井重里のつぶやき。
「この人は生き生きしてるなぁ、
と思える人と、
まぁ、そうでもない人がいます」
どこが違うのか。
糸井重里さんの観察。
「じぶんを、
よく使うんです」
あるいは、
「空いてるじぶんを働かせる、という感じ」
そんな人は、
「目の前に
『じぶんができそうなこと』があると、
ひょいっとそれを
はじめちゃうんですよね」
「得か損かだとかも、
あんまり考えてないことが多い」
「やってほしい人がいて、
『じぶんができそうなこと』なら
考えはじめちゃう、
やりはじめちゃう、
連絡しちゃう、
スタッフを呼んじゃう」
「すぐに一歩進めちゃうんですよね」
もちろん何かをしてもらう側もうれしい。
しかしそれ以上に、
「じぶんを、よく使う人自身の
活性も上がってる」
これは、顧客と商人の関係そのもの。
糸井の好きな野球選手のたとえ。
「じぶんの出番をいつでも探していて、
すぐにバット持って立つものだから、
打席が増える。
だから、それで経験も増えていくし、
解決上手にもなる」
こういう選手がいるチームは強い。
そこで大事なこと。
「じぶんでなんでもかんでもやらないこと」
そして「休むということ」
「生まれたときからずっと
心臓が動いているように、
リズムを刻みながら
『じぶんを、よく使う』こと」
「生き生きしている人は、
つまり、よく生きているんです」
生き生きした商人。
「この『生き生きしてる人』のように、
会社とかチームも、
『じぶんを、よく使う』ことが、
気張らずにできたら、
いい会社になるんだろうな」
いい店にもなるし、
いい部門にもなる。
いい売場もつくれるし、
いい商品も生まれる。
「そういえば、モテる人って
『とにかくマメ』だっていうし」
糸井さんもモテる。
とにかくマメなんだろう。
マメな商人。
それが好きな商人。
自分をよく使う人は、
自分の強みを知る人でもある。
では、みなさん、
今週も、自分をよく使って、
Good Monday!
〈結城義晴〉